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上り坂の途中で〜復職トライアル覚書〜

心が落ち着かない。
その落ち着かなさの覚書をごく簡単に残しておこうと思う。

先月から「残業という選択肢がある生活」が始まった。
折しも期末、私の復職先の経理部は繁忙期。初めての棚卸結末業務を体験し、遅くまで働く事が増えた。
その流れのままに今、初めての半期決算業務になだれ込んでいる。
この合間に事務所のフリーアドレス化工事が強行され、働き方の各種条件やルール、入用なツールが変動し、仕事以前の雑務とプチストレスが増えた。

10月1日付けで、定年を迎えた前任の先輩が3ヵ月のお休みを終え、シニアスタッフとなって帰ってきた。
復帰初日から、報告を求める部長のような雰囲気で質問責めにされる。3ヵ月で組み立てた、自分なりの仕事の進め方を凄い風圧で乱されて、日々の疲労感が増している。

この慌ただしい最中、産業医との最後の面談に呼ばれた。
正味3分、「お勤めご苦労様」くらいの内容だったが、私にとってはやはり大きな節目。
2月に復職が決まってから、長かった。

その報告をしに、土曜に有休をとって、3ヵ月ぶりのリワーク・セミナーへ。最も親しみを感じているメンバーの入院を知らされ、ショックを受ける。
ともあれ、産業医のフォロー期間(という名のバトル)が終了したことを実感。一応、「復職トライアルの坂道を登りきった」のだなぁ、と。
コロナ余波で、その傾斜はキツく見通しも悪くなっていたけれど、なんとか乗り切ったわけだ。
まだ、道は、上へ上へと続いているけれど。。。

昨年の今頃は、週5でリワーク・プログラムを受けていた。復職できるのか、毎日ほのかに不安だった。
あの頃の私に伝えたい。1年後の自分は、復職してなんとかやっているよ、と。
と同時に、あの頃教わった事で身についていないもの、実践できていないものもあるなぁ、と。

あの頃受講した内容をきちんと振り返りたい気持ち半分、当時の資料や日報をすべて処分してしまいたい気持ち半分。
以前ほど、大量の仕事資料を持ち帰ったりはしなくなったが、やはりこの半年で家内にジリジリと紙が増え、ここでリセットしておかなければ、という気持ちが日に日に強くなった。
また、復職前には「また役に立つかも…」と、処分を躊躇った、前部署、前々部署での仕事の資料も、今なら見極めがつきそうな気がする。

紙だけではない。復職明け、見極めがつかなかったのは服も同じだ。
緊急事態宣言を機にアナウンスされた、職場のカジュアル・ドレスコードは秋冬も続行の見込みだ。しかし営業部門への業務応援ノルマも発表されている。
2つのドレスコードとコロナ太りした体(そもそも、4年前の骨折から体型は膨らむ一方だ)と相談しながら、クローゼットも整理しなければならない。

年末までの3ヵ月、心を落ち着けながら物と向き合い、また物を整理することで心も整えたい。
その余力を生むために、仕事や職場の人間関係を、うまくやり過ごして行けたら、と思う。

こんな状況だからこそ、心をロックダウンしない★ サポート(創作系の勉強に使います!)も嬉しいですが「スキ」やシェアが励ましエネルギーになります♡ 応援よろしくお願いしますっm(_ _)m❤︎