【ただの日記】トイレのドアノックすんな!
これはちょっとした愚痴である。
たまにはいいだろう。
今日、学校の研究室に行き、その帰りに一人でカフェに行った。
席に着き、カフェラテを頼んで飲む。
YouTubeで、最近マイブームの藤森慎吾のチャンネルを見ながら、カフェラテを堪能する。
至福である。
あぁ、よきかな。
少し経って、トイレに立つ。
トイレは二つあった。
女性用と男女用がそれぞれ一つずつ。
たまに居酒屋とかで女性用から男性が出てくる光景を目にするが、あれは真似できない。
この時、女性用が空いていたのだが、男女用が空いていなかったため待った。
僕が立って待っていると、僕の後ろに女性が並んだのだが、女性用は空いていたため、入れますよーとの旨を伝えて、女性が入っていった。
少し経ち、男女用から男が出てきて、僕が入る。
すると、数秒後、「コンコン」っとドアが鳴った。
ドアをノックされたようだ。
初めに言っておきたいのだが、僕にはドアをノックする理由がわからない。
入っているかどうかの確認なのだろうか。いや、鍵がかかっているのだから、入っているに決まってるだろう。
中で気絶していないかの確認なのだろうか。いや、入ってまだ15秒くらいだぞ。
ただの催促なのだろうか。ノックしたひとは漏れそうなのだろうか。この可能性しかないのか。
僕が返答しないため、ノックは延々と「コンコンコンコン」と続いた。
僕は用を中断して出た。
すると、そこにはパーマがかったオバサンが立っていた。マダム!!って感じ。
すると、「あら、入ってたの」と通り過ぎ際に一言。面白いことを言うオバサンなこと、と思いながら僕は何も言わず通りすぎる。
僕は仕方なく、そのオバサンが出てくるまで再び順番を待つことにした。
すると、なんと、そのオバサンはドアを開けたまま、手を洗いはじめた。そして、手を洗っただけでトイレを出てきた。
手を洗いたかっただけのようだ。
全然急いでねーじゃん!!心の中で、オバサンに向かって一直線に爆弾を投げた。
しかし、現実には、爆弾が命中することもなく、オバサンは、叶姉妹の下着張りに鮮やかなハンカチを出して優雅に手を拭きながら通り過ぎて行った。
なんかモワモワした感情のまま家に帰る。
自分の部屋に行き、部屋着に着替えて、少しYouTubeを見て、トイレに行く。
僕の家は一軒家で、僕の部屋は2階なので、普段は2階のトイレを使う。しかし、この時誰かが入っていた。同じく2階に部屋がある弟か妹だろう。
僕は一階のトイレに行き、お花を積んでいた。
すると、ドアから「コンコン」と音がした。
「!?!?」
おい、うちの中にも、コンコンしてきやがる人がいるのかよ。
コンコンされると、なぜか出るものも出なくなる。腹立たしい。
まずは、黙ってみた。
すると、「コンコン」は続く。
次に「入ってますよ?」と言ってみる。
すると、母親の声がした。
「あーTAKAか、入ってるのねー」
いや、「入ってるのね?」ですって?
鍵が勝手にかかるわけねーだろうが!!
僕は神速で用を済ませ、トイレを出て、「コンコン人」の元へ急ぐ。
「コンコンすんな」派の僕と、「コンコンしないと入ってるか分からないじゃないの」派の母親で謎の議論が始まるゴングが鳴った。
僕としても、コンコンする派の言い分が気になったのだが、聴くに、筋は全く通っていない。
結局、僕は「コンコンすんじゃねーよ!」派のまま、母親が「もうコンコンしません」と言うことで決着が着いた。
とりあえず、言いたいことはこの一つ。
トイレをコンコンするのはもはや大罪です。
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