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【ただの日記】ここ三日間の生活と誕生日プレゼント。

これの続きである。

僕は、4/26生まれの双子の兄弟に誕プレをあげようと考えていた。

が、放置していた。

今回はこの双子の誕生日に至るまでの3日間を書いていこうと思う。

4月24日(土)

僕は、18:00から習い事のボイトレという予定があったため、13時くらいからボイトレ教室近くの通いつけのカフェに行って、授業の発表に必要なレジュメを作ることにした。

この日は、12ozで390円のアイスコーヒーを頼んで、カウンター式のイスに座った。

周りを見ると、ほとんど学生で、多くの人がパソコンいじったり、本を読んだりしていた。

その光景を見ることで、謎のやる気スイッチが入り、僕はパソコンと向き合える。
結果、この日の集中力は抜群に発揮され、時間を忘れて作業に没頭できた。

広いカフェだからこそ、長く居座って迷惑じゃないかなと心配にならないので居心地が良かった。これからも利用しようと思う。
まぁしかし、これからは緊急事態宣言が発令されたのもあり、しばらくは行かなくなるのだろうと思う。

その後、ボイトレ教室に行って、歌の指導が行われた。先生とは完全隔離な状態の個室で行われる。

個室の中にはマイクと先生の顔が映ったモニターと「譜面を置くやつ」がある。

僕はipadで歌詞の書かれたノートを表示して、先生の指摘をメモしながら授業を受けている。
授業の内容は、最初に声の調子の確認と、高音のトレーニング。後半に課題曲を実際に歌うといった内容だ。

課題曲はミセスの「青と夏」と髭男の「HELLO」を選んだ。

練習の結果、「青と夏」は結構歌えるようにはなったのだが「HELLO」は歌えたもんじゃない。サビの後半が無理無理無理。

歌えるようになる未来が見えないのだが、地道に頑張ろう。
そういう感想で、ボイトレを後にした。

この日、駅のホームを見ると、やけに人が多かったのに気づいた。
緊急事態宣言前だからなのかやけに混んでるな〜とは思いつつも、深く疑問には思わなかった。

その時、そろそろ双子のプレゼント買っとこうかな。という気持ちが脳裏をよぎったのだが、「当日買えばいいや」と思って、電車に乗り、帰った。
この時、この行動の愚かさには全く気づかなかった。

帰って、晩御飯を食べ、筋トレと柔軟をして、風呂に入り、スキンケアと歯磨きをして、YouTubeを見て、ニュースを見ていると23時になった。

その時、ニュースである記事を見つけた。
「緊急事態宣言に伴い、大手百貨店閉館」

ふーん、閉まるんだ。

僕は他人事に思いながら記事を読んでいた。
ある言葉を見つけるまでは。

4/25(日)〜当面の間、閉館


おいおい、まて、まさか明日からお店が全部閉まるわけじゃーないだろうな。と思いながら、調べていくと、予想は的中した。

明日から伊勢丹もパルコもルミネもぜーんぶ閉まるのだという。あ、だからあんなに人いたのね!というヒラメキが起こったが、一瞬で絶望へと変わった。

え、明後日のプレゼント買えねーじゃん。

プレゼント第一候補のイルビゾンテのミニ財布は、手の届かぬものへと変わってしまったのだった。それを悟った時、一瞬時が止まった。

「やっちまったぁぁ」という気持ちと共に、数時間前に「当日買えばいーや」と後回しにした自分に手榴弾を投げつけてやりたくなった。

僕は考えた。

考えた結果、不本意だが、ネット通販に頼ることにした。

ネットでも公式で買えば偽物の心配もないし、最近の通販は翌日には届くし、これならいけると思った。

しかし、イルビゾンテの公式サイトにいくと、目当てのものはほぼ売り切れだった。

僕はキリスト教信者ではないが
「Oh my God…」と真夜中の部屋で一人、
ボソッと呟いた。

どの店舗にも置いてあるのに、なんで公式サイトで売り切れなんだよ!💢

と半心キレながら、調べ続けた。

次に、楽天で探した。
楽天さんは品揃えが素晴らしい。

イルビゾンテ公式と書かれた楽天のショップで、目当ての商品の在庫があった。

この公式が公式なのか、怖かったため、念のため、サイトで調べてみると、安全なショップなのが分かったため、ここで注文した。
ちなみに、楽天さんは配達も早い。
本当に、I love you である。

翌日には届けるよと言ってくれる。
その時点で12時を回っていたため、届くのは月曜日なのだが、誕生日当日に届くのだから問題ない。

とても救世主だった。

僕はその日、絶望から一転。
安心して眠りについた。

4月25日(日)

9:00   起床。ベッドでニュースとYouTube
11:00 歯磨きとスキンケアとストレッチ
12:00 カルボナーラ作る
13:00 アニメ「東京リベンジャーズ」
14:00 アマゾンプライム「竹内涼真の撮休」
15:00 小説・伊坂幸太郎「終末のフール」
18:00 風呂掃除
18:30 夜ご飯
19:00 YouTube
20:00 腹筋ローラーで筋トレ
20:20 ストレッチ
20:30 風呂とスキンケア
21:00 アベマ「橋下徹×小泉進次郎」
22:00 ニュースとYouTube
23:00 おすすめ欄に出てきた怪盗キッドをYouTubeでひたすら見ている最中に寝落ち。

うん。書くことないんだわ。

4月26日(月)

兄弟の誕生日だ。

ネットで注文したプレゼント届かなかったらどうしようと思いながら、家で待っていると、午前中にちゃんと届いた。
I’m so happyである。

昼ごはんに適当にチャーハンを作り、
部屋に掃除機をかけながら、今日の予定を考えた。

今日は17:00から髭脱毛の予定が入っていた。

髭脱毛は不要不急に含まれるのだろうか。と考えながら、僕は外出した。

母親には、誕生日用のケーキ買ってきてと頼まれたため、久しぶりにケーキが食えるとウキウキしていた。

ブックオフで本を買い、一杯だけコーヒーを飲みに行き、髭脱毛を済ませて、ケーキを探す。

自分の好みでケーキを買えるんだから良いものである。母親と父親はケーキは要らないらしいので、三人分だけを買う。

弟は100%ショートケーキを選ぶ。
僕はチョコレートケーキを食べたい気分。
妹はモンブランが好きだけど、チョコレートケーキも好き。

さぁ、なにを買おう。

ケーキ屋さんにいくと、チョコレートケーキが一個しかなかった。よって、妹にはモンブランを食べてもらおう。と思い、チョコレートとモンブランとショートケーキを一つずつ買って帰った。

全員揃って、夜ご飯を食べる。
やけに豪華だった。

その途中で、隠しておいたプレゼントを出し、「良いものあげるよ」と言って二人に渡した。

反応は二人揃って「えー!やるやん!ありがとう!」とテンションを上げていた。

喜んでくれた反応が見れたので僕としても満足だった。

次に「ケーキどれにするー?」と言いながら、ケーキを出す。

僕はどーしてもチョコレートケーキを食べたかった。もうチョコレートを食べたくて死にそうなくらい食べたかった。
弟はショートケーキを選ぶのが常なため、心配はないが、妹は気分屋だから計画通りモンブランを選ぶかどうか分からない。

とは言っても、プレゼントあげたし、チョコレートケーキ譲ってくれるような気もしていた。
しかし、僕は人智を尽くすため、大人気ないことを言った。

「ケーキどれにするー?俺はチョコレートケーキ食べたいけど!!!」
主役が何かを言う前に瞬で牽制した。
チョコレートケーキを選ばせないために。

妹が口を開いた。
「そっかー」

「まぁ、(私がチョコレート)貰うけどね」

今まで感じたことのない敗北感を感じた。
鬼のような心の持ち主である。

しかし、主役には勝てないので、しぶしぶ引き下がった。

まぁ、モンブランも好きだし、と無理矢理思いこむことにした。
実際、僕の中でのケーキランキングは、
チョコレートケーキ>モンブラン>>>チーズケーキ>>>>プリン>>>>ショートケーキという序列なのだ。

腹を括ってモンブランを取ろうとしたその時。
弟がモンブランを奪った。

バットで殴られたような衝撃だった。
「え、お前いつもショートケーキじゃん!?」と口が勝手に喋った。

弟は「最近、俺モンブラン好きなんだよね〜」
と言ってきやがった。

え、俺、ショートケーキ?
と思いつつ、最後の抵抗で言った。

「じゃんけんしませんか?」

そう兄が言う頃には、双子の兄弟は二人ともフォークをケーキに刺していた。
とっても美味しそうにもぐもぐしながら。

僕はショートケーキを食べながら思った。
次回はチョコレートケーキを三つ買お。

いずれにしても、誰か「忖度(そんたく)」という行動について集中講義を開講してくれたら幸いである。

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