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思春期子育ての初動でミスる。

子供の思春期に、私は初動でミスったんだろうな多分、と洗濯物を干しながら考えていた。でもどこで間違えたのか、あれが悪かったのか、これが悪かったのか、と正解のわからぬままぐるぐるしている。
この正解、不正解でしかものごとを判断できない自分にも嫌気がさしていて、今日もまた気は晴れぬまま、スーパーのカートをシャーシャーいわせにいく。そうやって、悩みながら市井のおばさんとして世の中に溶け込んで、一日一日を淡々とやっているうちに、色んなことが何とかなっているような気もする。

今が、息子たちにとってなくてはならない人生での貴重な経験だと、そこに正解も不正解もないことを、本当はどこかではわかっていて、私は一体何をコントロールしようとしていたのか、つい自分の生きやすさの優先に子供を置いていた気がして、だとしたら本当に申し訳ないことをしたと思う。
自分の人生と、彼らの人生は、他人くらい違う尊重すべき道なのに、つべこべ口出して本当にごめんね、と口にせずともいつも思っている。反省がクセになった。

そして、反省ばかりしても前に進めないから、どう生きるかの試行錯誤の矛先を自分に向けていて、それを多分子離れというのだろうな。


もう少しだな。




などとつらつら考えながら
よし午後も頑張ろうと。





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