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メンタルの弱さはいつか強みに。

朝から息子が不安定な感じで、その不穏なバイブスに思わず引っ張られそうになる。
ああわかるよう、とその不安に共感しつつ、この場から不安を打ち消すよりも、この性質とどう共存するか、今はそちらのほうに舵をきる。



ずっと、もっと強くならなければと思っていた。私も息子も。
けれど最近は、この繊細な不安定さは、成長のために打ち消すものではなく、大切にすべき息子の長所だと思うようになった。
確かにこの性質が、不登校とかひきこもりとか、実生活に支障をきたしている一因ではあると思う。
思春期の今は、ただでさえ不安定なので、見ているだけで辛くなる。でもその繊細さは、きっといつか誰かを救う彼の大切な感性なのだと思うようになった。

成長とともに繊細さを消すのではなく、他の何かを付け足していけばいい。

そう思うと、少し気持ちを落ちつけて息子の不安定さに寄り添えるような気がした。

大丈夫、大丈夫、そのままでいい、
消さなくていい、と。


学校ではお手上げだったかもしれない彼の性質も、彼にしか出来ないことに必ずいつか繋がる、と思ってみる。学校でお手上げだった、だからこそ、それが個の力としてオリジナルな人生を歩んでいる。そう信じてみる。


弱さはいつか強みになると。









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