最高の睡眠を得る
今回取り上げる本は、30万部ベストセラー、テレビでも大反響を呼んだ「スタンフォード式 最高の睡眠」です。
睡眠の悩みが尽きないビジネスパーソンに向け、快適な睡眠を得るための方法を解説します。
著者の西野精治さんは、睡眠研究の世界最高峰とも称される、スタンフォード大学医学部、現役の日本人教授です。世界的に権威のある睡眠研究機関の所長として、第一線で活躍している人物です。
1.寝始めの90分が重要
突然ですが、仕事のパフォーマンス生産性について考えていますか?
「今日はなんだか集中力がない。」「頭が回らない。」そんな経験が一度はあるのではないでしょうか。
睡眠によって翌日のパフォーマンスは確実にあげることができます。
ここで睡眠によって得られるメリットについて触れます。
頭が冴え、アイデアが生まれやすくなったり
集中力が途切れないので思考の精度が上がったり
コンディションが整い、体調も良いので粘り強く仕事に取り組める等、かなりのメリットが得られます。
結論からいうと、寝始め最初の90分が非常に重要です
この一番深い眠りの質を高めることで脳や体を効果的に回復させることができます。
人間の眠りは最初の90分が一番深いんです。
では、この一番深いとされる寝始めの90分の質を高めるにはどうすれば良いのでしょうか?
2.寝る90分前に入浴
結論、寝る90分前に入浴してください。
なぜ寝る90分前に入浴することが重要なのかというと
人間には、皮膚体温と深部体温があります。
深部体温というのは筋肉や臓器といった体の内側のことで皮膚温度は皮膚の温度です。
この深部体温が下がった時深い眠りにつくことができます。
この深部体温を下げるために有効なのが入浴です。
鋭い方は疑問を感じたのではないでしょうか。
「入浴したら深部体温が上がっちゃうんじゃないの?」と。
実は深部体温は上った分だけ大きく下がろうとする性質があります。
つまり、入浴することで意図的に深部体温体温を上げ、それ以上に大きく落とすことで熟眠につながるというわけです。
入浴して深部体温が下がるのに90分かかります。
だから90分前に入浴するのです。
「待て待て、忙がしくて寝る前に90分前に入浴をすませるなんて無理だ!」というあなた
大丈夫です。
90分前に入浴ができない場合はぬるい入浴やシャワーで済ませてOKです。
というのも、40度未満のぬるいお風呂に入った場合は元に戻るまで90分もかからないと本書では書かれています。
3.まとめ
ということで、今回は西野誠司さんが書かれたスタンフォード式最高の睡眠について解説しました。
⒈寝始めの90分が重要
⒉寝る90分前に入浴
睡眠を見直すことで健康の基盤をつくり、コロナウイルスも乗り切りましょう!
参照→
タイトル:スタンフォード式 最高の睡眠
著者:西野精治
出版社:サンマーク出版
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