考える力

時間の経過と共に科学技術やAIが発達するにあたって、今まで人間が行ってきた多くの仕事とか作業がAIやロボットに置き換わっていく。

そんな急激な変化の中で、最終的に人間に残された力とは何か。

それは考えることだったり想像する力なんじゃないかなと思う。

AIの多くのことを学習する量は人間の脳と比べると桁違いな量です。でもいくらAIが発展したとしても、AIは自分で物事を考えることは出来ない。(もし脳の神経細胞がロボットと同じように再現できようものなら話は別ですが。。)

例えば、AIに「最高の人生って何?」って聞くとそれに関連する映画を紹介され、そして「〔あなたにとっての〕最高の人生って何?」と尋ねると、AIは答えることができない。ビックデータの中に集められた、色んな人の人生の中からピックアップしてくることはできるかもしれないけど、AI自身がその問いを考えることは出来ないよね。

さらに人間以外の多くの動物は、自分の生存本能に従うことしかできないので、人間がするような他者を思いやるといったことが出来ない。(追記:動物も思いやることはできなくはないらしいですが、その範囲は人間と比べ明らかに狭いらしい。)

人間みんな、ある程度自分の答えのようなもの(価値観・信念)は自分の中で持っているものであるし、他の動物と同じく生存本能は持っているとはいえ、誰かが困っている時には他人事とせず、他者を助ける事だってできる。

それは人間が考える力・想像する力を大いに持っているからなんじゃないかな。

だから人間として生まれた以上、自分自身で考え、想像するってことはずっとやっていくべきなのかもしれない。

逆に考える・想像するってことが、私たちを人間たらしめているとも言えるかもね。

芸術や文化

芸術や文化も、その考える・想像する力の応用みたいなものであって、これも人間だからこそできる事と言える。

そう考えると人間が持つ、「古くはアテネ・ギリシャであったり古代中国、もしくはもっともっと前から今まで脈々と受け継がれてきている芸術や文化」ってすごい尊いものなんだなと感じる。

今の自分には芸術の「げ」の字も分かっていないけれど、そんなことを考えると芸術や文化に少しずつでもいいから触れていきたいなぁと思った。

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