続々々・ミスターX

「日本・高松市」の表記について。
賢明な読者諸君どくしゃしょくんは既にお気づきのことだろう。そう。固定電話からの着信は、その表記が現あらわるのだ。

敵も然さるもの。一度目の不在着信という名の着信スルーを鑑かんがみ、二度目の挑戦は信頼度が高いとされる（かどうか知らんケドな）固定電話で切り込んで来たのだ…！

ぬぬぬ、、腕をあげたな…

駄菓子菓子、この一度目の着信である金曜日からの空白。土、日、月、火、の4日間は何なんだ。信頼度を重視したいのであれば、携帯から掛けたその日にすぐさま、固定電話で掛け直すものではないのか？　

わたしやったらそうするわ。

けど、髙松の市外局番が087の三桁で始まる番号やから080の携帯電話とソックリでややこしいだけやけどな。え？　だから日にちを開けたんですか？（知らんがな）

どっちゃにしても、連続二回の不在着信に耐えられる程の心臓ではないのかもしれない。どんだけ繊細やねん。だから付き合っていないから。修理の依頼主と修理屋の関係やからさ。けど、時計職人だからこその繊細さなのかもしれない。

ぬぬぬぬ。

だとすれば、これ以上焦じらすのは得策とくさくではない。
と、iPhoneの応答マークの緑をタップする。

「もしもし」

受話口から男の声がした。

ついに…
ついにミスターXの謎が解き明かされる時が来た…！