見出し画像

不可抗力の嘘なき声が聞こえるー2021年、アイドル&お笑いライブに参加して。

規制が緩和され、徐々に活気を取り戻し始めたライブ会場。

本当に本当にこの日を待ち望んでた!と、何度も思えるようになってきたことが嬉しくて幸せで、
改めて私は生ものが好きで生きがいだと感じる今日この頃。



とはいえ、まだ規制は残る。

もちろんマスクは必須だし、ジャニーズの現場ではフェイスシールドも配られる。

何より大きいのが、「歓声禁止」だ。


アイドルのライブに歓声はつきものだったので、
以前よりもかなり静かになってしまった。


ちなみに乃木坂46の東京ドーム公演では、
座席に置かれたスティックバルーン2本を叩くことでアイドルとのコミュニケーションを図った。

他のアイドルの現場では、拍手やペンライトの動きでコミュニケーションした。



アンコールの演出もそれぞれ。

会場を暗くしたまま(終わった感を出さずに)、観客に委ねたV6や乃木坂46。

映像を使って手拍子を促したSnow Man。

事前にアンコールの声をファンから集めて会場に響かせた関ジャニ∞


など。



一方お笑いライブでは、大きな変化を実感しなかった。

それは「笑い」が基本的に客の意図しない不可抗力の声だからではないか。


「笑い」が人にとってアウトオブコントロールな声だから、規制の対象にできかねるのかもしれない。



そう思うと、アイドルの現場では、以前は聞こえなかった声が聞こえるようになったような気がする。


意外な楽曲がセットリストに組み込まれていたときの「おおー」という低い感嘆。

文字に起こし難い、粋な演出やパフォーマンスに対する「ヒャアヒャア」みたいな声とか、驚きのざわざわも。



以前は意図的に客が「歓声」に代えていたであろう声が、本来あるべき姿で現れた。




逆に考えると、アイドルの観客はこれまで、
「思わず漏れる不可抗力の声」を、
「歓声」に代えるという演出を行なっていたとも言える。


アイドルの客はアイドルの前で、どこまでもちゃんと客していたのだなぁと。

Tシャツなどのグッズで身に纏い最新のペンライトを振るように、
「声」でもオタクの装備を行なっていたのだと気付かされた。

それがとても愛おしいし、早く完璧な装備でアイドルのパフォーマンスに応えたい。



ちなみにもちろん、アイドルの現場でも「笑い声」は健在だったが、
一部のファンに「なるべく声に出して笑わないように」とSNS上で喚起する人も見られた。



なお、2021年の私の参加歴は以下の通り。
スケジュールの読めない仕事1年目にしては、予想していたよりも多くの現場に足を運ぶことができたかな!

漏れてるものもあるかもしれませんが。
来年はもっと行けますように!


●アイドルライブ(6)
・5/22 ジャニーズ銀座2021 シアタークリエC(Lilかんさい)
・10/23 V6 groove
・11/20 乃木坂46 真夏の全国ツアー2021 FINAL!
・12/19 Snow Mania
・12/23 関ジャニ∞ Road to Re:LIVE
・12/30 ジャニーズフェス

●お笑いライブ(5)
・3/24 なんばグランド花月 3月本公演
・7/3 大宮セブンツアー凱旋公演~スリーアイランズドリーム(三島の夢)~やっぱり最後は地元大宮でしょ!
・7/4 全日本コントファンクラブ東日本支部
・7/24 シソンヌライブ[dix]
・9/23 芸人クロニクル~もう中、おいでやす、野田クリの直近10年史~

●観劇ほか(11)
・2/11 マシーン日記
・2/16 二月大歌舞伎 3部
・3/25 ANOTHER
・3/27 月影花之丞大逆転
・4/21 坂本裕二 朗読劇
・5/8 五月大歌舞伎 2部
・5/29 堀未央奈FCイベント
・6/19 夜への長い旅路
・7/24 七月大歌舞伎 1部
・8/4 八月花形歌舞伎 3部
・10/8 ハロルドとモード

●配信(15)
・1/1 マヂラブno寄席
・3/13 みんなのかが屋 加賀復帰SP
・3/28 乃木坂46 9th YEAR BIRTHDAY LIVE ~2期生ライブ~
・4/10 Hey!Say!JUMP Fab!-Live speaks.- Style.S
・4/21 渋谷すばる ONLINE LIVE 2021 「NEED」
・4/24 Creepy NutsのANN0 presents日本語ラップ紹介ライブin日比谷野音
・5/9 滝沢歌舞伎ZERO
・5/26 乃木坂46アンダーライブ2021
・5/30 かが屋の!コント16本!2
・5/31 たりないふたり
・8/11 大宮セブンファンミーティング2021
・8/21 月刊コント ルミネde大宮セブン号
・9/12 マヂカルクリエイターズ オズワルドにこれ以上売れてほしくないよ~!
・11/11 「有吉の壁」 Break Artist Live’21 BUDOKAN
・11/21 乃木坂46 真夏の全国ツアー2021 FINAL!


〜おまけ 反省点〜
・偏りがある
・アーティストライブを見なさすぎ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?