ニネンノハコ

2年ごとにどうなるかわからないハコ。本。ZINE。アトリエ。倉庫以上お店未満。9人が入…

ニネンノハコ

2年ごとにどうなるかわからないハコ。本。ZINE。アトリエ。倉庫以上お店未満。9人が入れ替わりに店番と記事投稿します。不定期連載予定。入場料一回100円(未就学児無料)貸切は3時間1,000円〜。

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  • イベントレポート

    ハコで開催されたイベントのレポートです。

  • ハコとわたし

    中心メンバーやハコ番によるリレーエッセイ。ニネンノハコとの出会いや、ハコとはどんな場所か? というテーマで書いていきます。

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ハコ番日記 9/27

ハコnoteがイベント時しか更新されないのが少し寂しいので、本日はさるハコ番の日記をお送りいたします。 特に何もない日のハコってだいたいこんな感じです。 *** 予定時刻をちょっと回って19時過ぎ、ハコに着く。駅からハコまでの間に図書館があるので、本を返したり借りたりしていたらいつもちょっと開ハコ予定時刻をオーバーしてしまう。今のところそれで怒られることはないのだけれど、いい加減そろそろon timeできる人間になりたい。 鍵を開け、電気をつける。今日は幸い誰かを待たせ

    • ハコのイベントレポ『戯曲を読んでみる会〜ラーメンズ編』!

      ニネンノハコで好評開催中の「戯曲を読んでみる会」。前回は4回にわたって読み続けてきたチェーホフの『かもめ』が終幕しました! そこで参加者の皆さんから挙げられた次に読んでみたい戯曲候補の中から選ばれたのは……『小林賢太郎戯曲集』! すなわちラーメンズのコントです!! 素人がコントを読んでも面白くなるのか!? ラーメンズといえば、インターネット古参兵にとっては馴染み深い「千葉滋賀佐賀」などの言葉遊びネタから「銀河鉄道の夜のような夜」など物語性の高い作品まで、様々なコントを作

      • ある日のハコおやつ3

        こんにちは。ニネンノハコ店番をしトリます委員鳥です。 そう言えば写真撮ったのにnote書いてないわ!と、なりまして書きに来ました。2024.8.1と8.8のハコおやつです。 まずはこちら。雪の宿は馴染みがありますけど、かりんとうでこのお味は見たことないな?と、とても気になったので開封。 じゃーんって昭和感あるわね。ま、しょうがない。 どちらの味もおいしくて食感も軽いので止まりません。2つ一緒に食べるとチーズケーキの味になるって書いてあったけどそれは感じ取れなかったです。感

        • イベントレポ「戯曲を読んでみる会」チェーホフ『かもめ』第四幕

          私は、かもめ——いいえ、私はニネンノハコ……です! 毎度お馴染み「戯曲を読んでみる会」、チェーホフ『かもめ』編もついに最終回。 冒頭のあのセリフもついに飛び出す白熱の第四幕を、みんなでわいわい読んでみました! 前回(第三幕)のレポートはこちら 第四幕は「再集結」 『かもめ』の第四幕は三幕から2年後の設定。一度別れた面々が、再び湖畔の別荘に集います。2年の間にそれぞれに訪れた変化が会話の中で明かされてゆく……と思ったけど、あんまり変わってないところも? 四幕では登場人物

        ハコ番日記 9/27

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        記事

          ハコのイベントレポ「聖書を読んでみる会」

          2022年8月から始まったハコの定例イベント「聖書を読んでみる会」が今年3月をもってついに終了しました。ということで、今回は一年半にわたる聖書会の歴史を振り返ってみたいと思います! そもそも何で聖書?2024年3月までハコの中心メンバーとして運営を担ってきた豆太さん、実は本職・ガチ牧師。お知り合いに牧師さんがいるって、なかなかないですよね…! ということで、ハコに集うメンバーたちがやいのやいの言って、聖書を解説してもらう会がついに実現したのです。 ↑聖書を読んでみる会、記

          ハコのイベントレポ「聖書を読んでみる会」

          イベントレポ「戯曲を読んでみる会」チェーホフ『かもめ』第三幕

          どもども皆さんヤーチャイカ。 三重県津市の愉快なスペース・ニネンノハコです!  「聖書を読んでみる会」に引き続き、今年四月から始まった「戯曲を読んでみる会」(読んでみる会シリーズ第二弾)。 今回はチェーホフの『かもめ』第三幕を読んでみた模様をお伝えします……とまあ、そんな次第です! 第三幕は「お別れの時」 前回第二幕では個々の登場人物たちが深掘りされていきましたが、第三幕では物語が前に進み始めます。作家のトリゴーリンをめぐる白熱したやりとりは必見。今回は一対一の会話(と

          イベントレポ「戯曲を読んでみる会」チェーホフ『かもめ』第三幕

          ハコのイベントレポ『じゃれ本』

          こんにちは、ニネンノハコです! 今回は以前にもハコで遊んでたいへん盛り上がったゲーム「じゃれ本」をやってみたレポートをご紹介します!! じゃれ本とは?じゃれ本は、みんなでショートショートを作るゲームです。一人50文字ずつの文章を書いて、最終的にみんなの文章を合わせて400文字の作品が完成します! ゲームのキモは、タイトルと直前の人が書いた文章以外は参照できないこと。書き出しから内容がどんどん離れていって、抱腹絶倒・波乱万丈の展開が巻き起こります。 今回できた作品のご紹介そ

          ¥100

          ハコのイベントレポ『じゃれ本』

          ¥100

          ある日のハコおやつ 2

          どうも。三重県津市にあるニネンノハコの店番をしトリます委員鳥です。 なぜかハコの机にはお菓子がてんこ盛り。「お客さん来てくれないと、私が全部食べちゃうぞ」と思いながらつまんでいます。 今回は2024.5.30.(木)のハコおやつ紹介です。 今回も無事写真を載せられました。 津市の誇る企業おやつカンパニーさんのお菓子です。美味しすぎて1人で1袋食べそうになりました。あぶない。 お次はこちら。 サクまろ君を食べながら珈琲飲んでたら甘い物が欲しくなったので、飴ちゃんいただ

          ある日のハコおやつ 2

          イベントレポ「戯曲を読んでみる会」チェーホフ『かもめ』編 第二幕

          こんにちは。三重県津市の楽しい空間・ニネンノハコです!  惜しまれつつ終了した「聖書を読んでみる会」に引き続き、先月から始まった「戯曲を読んでみる会」(読んでみる会シリーズ第二弾)。 今回はチェーホフの『かもめ』第二幕を読んでみた模様をお伝えします。 それではさっそくヤーチャイカ! 第二幕は「なんやかんや起きる」 はじめに前回と同じく、主催者さんより場面の簡単な説明がありました。第一幕で次々と登場してきた人物たち。第二幕ではその関係性が深掘りされてゆきます。 仄めかされ

          イベントレポ「戯曲を読んでみる会」チェーホフ『かもめ』編 第二幕

          ある日のハコおやつ 1

          どうも。ニネンノハコの店番をしトリます委員鳥です。 ハコには差しいれというか、袋菓子やお土産が必ずと言っていいぐらいあります。そして、私はそれを楽しみにしていて毎回食べる。 そこで、食べる前に写真に撮りここで「ハコおやつ」として発表、、、発表?掲載?してみます! ところで写真ってどうやってはさみこむのん? 写真はさめました。 2024.4.26(金)のハコおやつ。程よいしょっぱさで美味しい🦐 赤ちゃん用せんべいを思わせる優しい食感と香り。そして安定のサラダ味。 缶が

          ある日のハコおやつ 1

          イベントレポ「戯曲を読んでみる会」チェーホフ『かもめ』編 第一幕

          こんにちは。三重県津市の部室的フリースペース・ニネンノハコです! 先月末に惜しまれつつ最終回を迎えたイベント『聖書を読んでみる会』の後釜として、今月からは『戯曲を読んでみる会』が始まりました。 今回は、先日行われた「チェーホフ かもめ編」の様子をご紹介します! まずは作品の説明から 作品を読み始める前に、まずは主催者さんより登場人物や舞台の説明が。全四幕の劇で、一幕だいたい40分。今回は第一幕に焦点を当てて読んでいきます。 第一幕の流れは「全員集合」。登場人物が一同に

          イベントレポ「戯曲を読んでみる会」チェーホフ『かもめ』編 第一幕

          ハコ番によるリレーエッセイ「ハコとわたし」その2(麦窪)

          「ハコとわたし」というテーマで文章を書くことになったのだが、そもそもお前は誰やねんと思われていそうなので、まずは自己紹介をしておきたい。麦窪です。どうぞよろしく。 ハコとの出会いは突然に さて、かくいう私がハコ番としてニネンノハコに関わることになったのは実は昨年末ぐらいであり、ハコ番歴はメンバー中最短である。そんなヒヨッコならぬヒヨッハコがハコについて何か書けんのか? と思われるかもしれないが、実はハコに入りひたって3年ぐらいにはなる。オープンしたころに初めて行っているは

          ハコ番によるリレーエッセイ「ハコとわたし」その2(麦窪)

          ハコのイベントレポ「エセ芸術会」

          こんにちは。三重県津市の部室的フリースペース・ニネンノハコです! 今回は先日開催されたボードゲーム会「エセ芸術会」のもようをお届けします。 プレイしたゲーム「エセ芸術家ニューヨークへ行く」 そもそもニネンノハコって何? という方はこちら ゲームの説明「エセ芸術家ニューヨークへ行く」は通称「お絵かき人狼」。出題者が出したお題の絵を、みんなが一筆書き縛りでリレーしながら完成させていくという流れなのですが、プレイヤーの中に一人だけお題を知らされていない「エセ芸術家」がいます。

          ハコのイベントレポ「エセ芸術会」

          ハコ番によるリレーエッセイ「ハコとわたし」その1(委員鳥)

          友達が素敵な写真と一緒に、「アトリエできました」とツイートだかFacebookに投稿したので、どんな所か確認しようと見に行ったのが私の初ハコ訪問だった。 「ここの契約更新が2年に一度だから」とか「貸本棚がりんご箱だから」ニネンノハコって名前にしたとかいろいろ説明してもらったんだけど、何するところなのかはよく分かんなかったかな。 それからわりとスグに、よく分からんけど楽しそうだなと思い ハコの店番をするようになった。今も月2回ぐらいしてる。 開店のかわりに“開箱”しました

          ハコ番によるリレーエッセイ「ハコとわたし」その1(委員鳥)

          三重県津市にある「ニネンノハコ」という謎スペースについて

          ニネンノハコ? 二年の函? いったいなんじゃそりゃ。という方のために、この場を借りてハコについての簡単なご紹介をさせていただきたい。 ニネンノハコ縁起帖むかしむかし、本を溜め込みすぎてアパートの床が抜けそうになった男がおった。男は友人(鳩)に「本に溺れて死にそうだ。書庫を借りたい」と持ち出したところ、鳩は「じゃあみんなで場所を借りて書庫兼お店にしましょう」ととんとん拍子で決まり、早速物件内覧に訪れたのじゃ。 男と鳩と仲間たちが、津市の飲み屋街「大門」の片隅に見つけたその大き

          三重県津市にある「ニネンノハコ」という謎スペースについて