超超短編小説:恋みくじ
恋みくじには、相性の良い相手の星座や血液型、年齢差まで書かれていた。
星座も、血液型も、年齢差も。
ぜんぶぜんぶ、あの人が当てはまる。
何度も終わらせようと思っていた恋なのに。
ぐだぐだ続けていてもダメだって、わかっているのに。
やっぱりやめられないじゃない。
この恋は終わらないや。
※フィクションです。
旅行先で恋みくじを引きました。恋というものからはもう随分と遠のいており、もしかしたらもうすることはないかも、と思っていますが。一種の遊びのような感覚です。理想の星座や血液型まで書いてあって、面白かったです。
旅行についてのエッセイもどきも、是非。