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私は厨二病

厨二病を定義する

 私なりの「厨二病の定義」を考えてみる。

厨二病;自意識の外に出れず、他者の視座を得られない者

 現時点では、これには2種類あると思われる。

1.(恐らく親から)ある種の抑圧を受け、無意識に抑圧された否定項をいく層にも持つ厨二病

2.(恐らく親がある種放任的で)抑圧を受けず(または受けても徹底的に抵抗し)、自分の欲望に忠実過ぎるほどに忠実で、それが故に他者の視座を得られない厨二病

 前者は内向的だが、後者はある種“サイコパス的性質”があるので外向的でセフレが多いという印象を受ける。しかし、両者ともに自意識から出られないという点において同じである。

「トラウマへの依存」も厨二病だ

「トラウマへの依存」は、単純な因果律に囚われた自己責任逃れだ。

 前回の記事でも書いたことだが、「トラウマによって今の自分が規定されている」というのは盛大な言い訳であり、このような「単純明快な因果律」は自分の責任を曖昧にでき、「言い訳」という名に恥じない大変都合の良いものだ。自己を免責できる。

同じ出来事を体験しても、皆が同じ様にはならない。

 自意識の外に出る様に、今の自分の姿の責任の所在をハッキリさせ、「これからどうするか(如何様に生きるか)」という問題に向き合うことが大切なのだ。
 トラウマに依存することも、自意識に閉じこもり他者の視座を得られないという意味で、ある種の「厨二病」だ。

これからどう生きていくか。
これからこの課題を、探究してきたい。

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