見出し画像

HSPによる音楽のススメ

こんにちは!

今日はHSPと音楽の関係性についてお話したいと思います。

最近、Netflixでジブリ作品が観れるようになりました。その中でも、私の一番のお気に入りは「耳をすませば」。

初めて見たのは、多分私が小学生の頃だったと思います。金曜ロードショーで放映されていたものをたまたま見て、この映画の虜になり、DVDを買ってもらい何度となく観ました。

中学生の甘酸っぱい恋を描いた物語で、その繊細な世界観は圧倒的ですが、私が一番惹かれたポイントは、作中の音楽性です。

この作品は「カントリーロード」が主題歌となっており、物語の中で、小説家を目指す主人公と、バイオリン作りを目指す男の子、そして彼らを支える周りの人たちが一緒になってこの曲を演奏する場面が描かれています。

そのシーンで、演奏する彼らの楽しそうな表情、そして弦楽器や打楽器の綺麗で愉快な音。聴いている私自身も楽しくて、ドキドキしたことを覚えています。

HSPの特徴の一つに「美術や音楽等、芸術的なものに深く心を動かされる。」というものがあります。

私も恵まれたことに、学生時代、習い事や部活動で音楽に関わる機会が多くありました。

そこで今日は私が思う、音楽がHSPに与える良い影響をお伝えしたいと思います。

1.心がときめく。癒される!

これはもう単純なことなのですが、好きな音楽を聴いたり、楽器を演奏しているときって、心がときめいたり、癒されたりしませんか?

特に私は、バイオリンやチェロ、アコースティックギターなどの弦楽器の音色に心動かされます。耳にスーッと音が入ってくる感じや、その優しい音色がとても心地よく感じるのです。癒し効果、抜群です!

一度だけ、知り合いの方にギターを弾いてもらい、それに合わせて歌を唄わせてもらったことがあるのですが、その時のワクワク感といったら今でも忘れられません!

また私は聴覚への刺激にも弱いので、人混みに行く際など、イヤホンをつけて常に音楽に助けられています。

2.音楽を通して、人とのつながりができる!

私は中高大と弦楽部に所属していました。入部した頃は、弦楽器など触れたことのない全くの初心者。顧問の勧めでチェロに挑戦しました。

私が所属していた当時、部員が常に60~70名ほどいた大所帯の部活でした。HSPの私は学校という場があまり得意ではありませんでしたが、それでも卒業まで割と楽しく過ごせていたのは、この部活に所属していたことが大きいです。

放課後、たまの週末、春夏冬の各休み、部室に行っては部員のみんなと練習する日々。私はここで先輩後輩、同期、顧問やレッスン指導をして下さる先生方等、音楽を通して人との関わり方を学びました。

演奏会が近づくと、昼休みに同期で自主的に部室に集まって練習したり、部活動のちょっと空いた時間に、気分転換でディズニーの曲を合わせてみたり。今思い出すと、そんな時間がとても楽しく、有意義だったように思います。

60~70名という大きなチームで、年齢も担当する楽器も違う人たちと一緒に一つの音楽を作り上げていく作業、そしてその経験を何度となく学生時代にできたことは、私にとってとても大きな自信になりました。


これらに加え、私の場合は保育士という職業柄、日本ではピアノを弾いたり、カナダでは子どもたちと歌を唄ったりと、仕事にも生かされているので、本当に「音楽をやっていて、よかったなぁ。」と思います。

今回久しぶりに「耳をすませば」視聴したことによって、改めて音楽の素晴らしさ、そしてその影響力を再認識しました。

さて今日はHSPと音楽の関係性についてお話しました。

次回もお楽しみに!



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?