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これからスポーツの評価が「価値化」されることで価値が倍増する理由。(追記あり)

こんにちは。佐藤奨(さとうつとむ)です。

これからスポーツの評価が「価値化」されることで価値が倍増する、その理由について書いてみます。

今回は、その「評価」にフォーカスを当てて、「スポーツ」と「評価経済」をテーマに記事を書いてみます。(最下部に追記しました)

評価経済というフレーズは、ここ数年でよく使われるようになっています。

そして今「評価」を流通する仕組みが整ってきています。

つまり「評価」が価値化され、モノ、サービス、お金、が交換できるようになる社会。今までは価値になりにくかった「評価」が価値化され、その評価が流通できるようになる時代ということです。

つまりなんのこっちゃ、となりますが、SNSなどのフォロワー数などで、その人、コミュニティがどのくらい評価されているの?注目・関心があるの?ってのが対外的に数値化され、見えやすくなってきました。

以前に書いた記事をリライトしようと思ったきっかけがあります。その理由は、私の仮説ですが、こうした「評価」を流通する仕組みが整うことで、スポーツの評価が価値化され、価値が倍増する。という仮説があり・・・

つまり、今の現状を図に表すとこんな感じではないかという仮説があります。(図の縦グラフはちょうど2倍くらいになってますが、これはあくまで便宜上です。それくらいまだ「価値化」されていないはずというニュアンスで捉えてもらえたらと思います)

図について解説すると・・・
スポーツの本来の価値は、今よりも倍近くの価値があるのでは。
今は、その「本来の価値」のうちの半分くらいしかお金になっていない。
スポーツには、まだ「価値化」できていない価値がある。

こんな仮説がありました。

そして、その仮説が確信に変わった出来事があり、前回の記事のアップデート版としてリライトしようと思った理由です。

きっかけとなったのは、2つのニュース。

1つめはこれ。

スポーツと「投げ銭」のこのニュース。

スポーツの本来の価値に近づける第一歩になる。つまりスポーツの持つ「情緒的な価値」を、「価値化」できる時代がやってくる。

例えば、羽生結弦選手が、あの仙台のパレードの時に、または、だいぶ前の話ですが、イチロー選手がWBC決勝で逆転弾打った時、もしも「投げ銭」を受け入れしていたら、とんでもないお金が集まったと思いませんか?という話です。スポーツには、本来もっと価値がある。

もう1つは「奈良クラブ」の社長に中川政七氏が就任のニュース

今日はその辺りを掘り下げてみようと思います。

「評価」を流通する仕組みが整ってきているとは?

繰り返しの説明になりますが、評価経済とは、「評価」が価値化されて、モノ、サービス、お金、が交換できるようになることです。

今までは価値になりにくかった「評価」が価値化され、その評価が流通するようになった時代ということです。

こうした評価経済というフレーズ、また評価軸はあっても、それらの評価、価値を流通する仕組みがなかったと思います。(SNSでの評価をスコアリングするサービスはありましたが..)

ただ、昨年夏にスタートした「VALU」を代表するように流れが変わってきました。(まだ特に使っていませんが、私もVALUに登録してます)

VALUや、時間の販売を行う「Timebank」だったり、今年スタートしたチームやコミュニティ向けの「fever」が示すように、評価の仕組みを数値にして価値を流通させるサービスがスタートしました。

さらに、私が把握している範囲でいけばアーティストを応援できる「CHIP」「whooop!」という電子トレカでスポーツチームを支援できるサービスがスタートしたり、スポーツチームや選手に「投げ銭」して応援する「Engate」なども話題です。

すみません、ちょっとマニアックですね。

この他にも「評価経済」の流れの中で誕生したサービスがあるのは把握していますが、今回は、スポーツ軸で使えそうなものだけピックアップしています。つまり、それだけたくさんのサービスが誕生しているということです。

これらの仕組みがカタチになる上で大事な出来事として、暗号通貨 & ブロックチェーン技術の進化。(ざっくり一括りにするとFintechの進化)この辺の技術進化が重なったことが大きいと思います。

いわゆる、これらの新たな技術進化で、これまで評価があるのに数値化できなかったことを、しっかりと価値化して、それを流通する仕組みが整ってきているのです。つまり、評価経済のマーケットが出来てきたカタチです。

これら、概念的な話が多いので、非常に良質な記事があるのでここではその辺りを詳しく論じるよりも、以下の参考記事をご参考いただくとして
http://cococoin.jp/book_fintech2-0/

こちらは、feverの創設者である今田孝哉氏が書いた記事

2018年以降は、経済圏作りの民主化が始まる?
https://note.mu/kouya3557/n/n9c3ca11e6bc2

詳しくは上記の記事を参考にしてほしいです。

そして我々YBP PROJECTも、feverを利用しています。

スポーツでも、評価経済の流れを掴むことが可能か?

ここで私が触れたいのは、我々のようなスポーツのビジネスでも、こうした評価経済の流れを掴むことが可能なのか。

この時代の変化において、この変化は、適切な成長をしていく上での後押しとなるのかどうか、という視点です。

そして、こうした仕組みの変化によって、評価の価値を手に入れることが可能であると捉えています。

だいぶ概念的な話になっちゃいましたが、つまりは、スポーツの価値とは情緒的な部分にあります。そして、情緒的な部分は、これまではロジカルな数字や貨幣などで数値化しにくかった部分に大きな価値が潜んでいると私は考えています。

つまりはこういうことで、スポーツの持つ「情緒価値」が価値化できるだろう。

そして冒頭の、こういうケース。

いわゆる情緒的なところに価値がついたらスポーツは従来の価値が倍増すると考えています。

ホームラン!とか逆転弾!とか、そういう感情が揺れた時に投げ銭してさらにスポーツを楽しむことができるのです。

それによって、スポーツの価値がこれに近くと感じています。

赤色の部分が今後、評価経済によって「価値化」され、評価が倍増する。つまり本来の価値になって行くと思います。(こちらの図の縦グラフも、ちょうど2倍くらいになってますが、これはあくまで便宜上です。それくらいまだ「価値化」されていないはずというニュアンスで捉えてもらえたらと思います)

ここで取り上げたことは表層であり無限の可能性がある

今回取り上げたことは、まだ目に見えている表層的な部分で、「投げ銭」もその一部だと思っています。つまり上記の図が示す赤色の部分を占めるほどの「価値化」は行えていないと考えています。

ただ、記事中に記載した通り、現段階は「評価」を流通する仕組みが整ってきている段階にあります。つまり、まだ始まったばかり。

こうした流れに合わせたように、様々なサービスも誕生してきています。お金の面でマーケットの成長が急務であるスポーツ業界としては、この流れをいち早く掴み、少しでもスムーズに本来の価値にたどり着くことが求められると考えています。

「奈良クラブ」の社長に中川政七氏が就く理由

上述の通り、ここで取り上げたことは表層であり無限の可能性があると書きました。

そんな中・・・

本日、JFLのカテゴリに所属するサッカークラブである「奈良クラブ」の社長に、中川政七商店元社長である中川政七氏が就くというニュースが出ました。

この中川氏が「奈良クラブ」の社長就任のニュース対して、ピンと来る人は、中川氏がどういう功績を持った人なのか、(伝統工芸品など)小売をしていく上での課題はどんなことがあり、サッカークラブがどう貢献できる可能性があるのか、この2つとも想像できる人だと思います。

つまり、上述した通り、スポーツを適切な価値に近づけるための「評価」を「価値化」するという話の中で、サッカークラブの持つ本質的な価値は何なのか、の問いの答えを中川氏はお持ちなのだと思います。

「奈良クラブ」にJFLという立ち位置の段階から関与することで、J1クラブに比べればステイクホルダーもまだ少なく、ほぼゼロベースからブランディングや事業モデルを構築することが可能となるでしょう。

スポーツの評価を「価値化」する、その中で、中川氏が評価経済の軸とは違った軸で形にしていくことが想像できます。

これから「奈良クラブ」は、「サッカークラブ」を強くすること、「サッカーの価値を固めること」「サッカークラブを介して地場産業の価値を高めること」「サッカークラブを介して地場ごとブランディングする」これらの取り組みを行われていくのだろうと思います。

「奈良クラブ」の今後の動きから目が離せませんね。

こうしたスポーツを適切な価値に近づけるための「評価」を「価値化」する部分については、引き続き高い関心を持っていきたいと考えています。

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http://thebridge.jp/2018/05/baystars-coin
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https://www.jetro.go.jp/biznews/2018/10/3971d223c50061c8.html
【独占】中川政七商店元社長が、サッカークラブ代表になる理由
https://newspicks.com/news/3484802


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