間にある存在

わたしと、念慮くんの間にいる?


ここ最近、念慮くんの発動は減ってきたような気がする。

それは多分、仕事する時間は変わらないのに業務量が増えているから。
そこで、知らず知らず疲れていることもあるのだろう。

業務以外にも色々とあるし、よく念慮くんが出てこないものだなとある意味驚いている。

けれど、ふと思った。
もしかしたら、わたしと念慮くんだけではなくその間の存在がいるのではないか?と。

存在というのは語弊があるかもしれない。
けれど、わたしから念慮くんモードに切り替わる間のグラデーション部分?というのが第三の存在としているような感覚がある。

念慮くんが責めて、わたし(のインナーチャイルド?)がそれに反論して、泣く。
胸が痛くなり、泣き続けているけれど、グラデーション部分が間を取り持つ感じ。


例えられるかはわからないけれど…こんな感じだ。

念慮くん「お前なんか無能だし、好きな人と幸せになれるわけなんかない。希望も願いも叶わないんだからすぐ死ねばいい。」

わたし(インナーチャイルド)「幸せになることは、できないの?その願いや希望を思っていてもいけないの?叶わなくても叶いたい、叶えたいと思うし…生きていたいよ……」

グラデちゃん「無能なのも、わたしじゃん?好きな人と幸せになりたいと願うことも、人として自然な感情じゃん?願ったって良いじゃん?今がどん底で辛すぎるけど、願うことはタダだよ。それから念慮くんよ、わたしの心はとうに死んでて、トドメ刺されてるんだから、それで満足できないの?ねぇ、わたしの半分は死んでんだよ。それを理解した上で、存在も消すかを考えなよ?」

ああ、きっと、このグラデちゃんは、【表面上のわたし】なのかもしれない。
表面上は、平然としたわたしでいなければならないから仕方ない。
医療従事者しか、わたしを引き留める術はないのだから。

それ以外は、どれだけ辛くても、悲しくても心に蓋をして過ごさなくてはならない。
これまでは我慢できず泣くこともあったけれど、母を喪う前のあの頃と同じく独りきりの空間でだけ泣かないとならない。

結局、我慢し続けないとならないのだ。
どれだけ葛藤しようが、わたしは人間ではないのだから。



誰も信じることもせず、独りで闘う覚悟。
好きな人と幸せになりたい願いだけは持っていても、一切求めずにいつでも死んでいいんだという覚悟。
その覚悟を持って生きなければならない。
グラデちゃん=表面上のわたしが強くなり、真のわたしになるためにはその覚悟が必要なのだ。


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