散歩日和、なのに…

こころは、ずっと荒れ模様。



久々に、仕事以外で日中に少しだけ歩いた。

わたし一人ではなかったけれど、こんな時に利用している医療サービス(と言っておこう)の方と歩きながら話すのはこころの整理にもなる。

わたしの場合は、誰と指名していないので、誰が来るのかが分からない。
(一応、次回が誰かの予定だけは聞いても変更が多い。)

やっぱり、今くらいの暑すぎず寒すぎずな時期での散歩はとても気持ち良いものだと改めて感じた。

けれど、話しながら歩いていると…今日はやっぱり辛くなってしまった。
泣きながら歩くのは、なかなかみっともないものなのでやりたくはなかった。

泣いたって、答えは変わらない。
泣いたって、相手からの返事は拒絶なことだって分かっている。

それでも、辛いものは辛くて。
話しながら、ボロボロになっていった。

一緒に歩いた方は、ほんの少しだけ悲しそうな顔をした。
そして、

「それは辛いよ…我慢しないで泣いていいんだよ?」

と、ポンポンとわたしの背中に触れた。

本心はどう思っているかなんて分からない。
けれど、この瞬間だけわたしの気持ちや思いに寄り添ってくれたことがありがたかった。

当日は絶対泣かないためにも、とりあえず涙を枯らそう。
そして、虚無になればいい。

それが、障害者として生きなければいけない為に必要なことなのだろうから。
自分で分かっているのに、他人から腫れ物扱いされたり、気持ち悪がられたり、色々やられるのってやっぱり辛いや。




散歩日和でも、歩いていて気持ち良くても。
こころが荒れ模様だと、バラバラな気持ちになっていく。
さっさと毒を吐き出そう。


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