HSPアピールしたくない理由


ずっとずっと、モヤモヤしていること。


わたしは、堂々と「HSPです」ということができない。

わたしは、うつ病からの適応障害という診断名に変化し数年経過した。
(従たる症状に、うつは存在しているまま。)

確かに、大きな音には体調が悪くなるレベルでは敏感だし、言葉にも敏感な方だ。
そういう点では、繊細であるのかもしれない。

けれど、HSPのセルフチェックで診断してみてもわたしの場合は中程度なのだ。

それだと、堂々とHSPを名乗るのは違うと思っている。
HSPというのは、元々は病名ではない。
症状のようなものだとわたしは捉えている。

それこそ、HSPという言葉ではなく、【繊細さん】の本を読んだ時には
「あ、だからわたしは生きづらかったのか…!」
と、腑に落ちた感覚があった。

けれど、段々とHSPという言葉が独り歩きをしている感じがした。
そこに、わたしは違和感を覚えた。

「HSPなんだから!配慮してよ!!」

という感じに主張しだした人が出てきたことも、何か違う気がすると思ったのだ。
そうやって精神疾患を持っていないHSPマウントする人たちのせいで、精神疾患を持っている人が余計に生きづらくなってしまった気がする。

なかなかこのことを言葉にすることは、リスクがあることだと思いモヤモヤし続けていた。

けれど、言葉にしてみようと思ったのはこの動画を見たからだった。


精神科医の益田先生の動画は、よく見るようになった。
ここで、HSPについての動画で先生はわたしが言いたいことをかなり代弁していた。

モヤモヤしていた思いが、スッと晴れた気分だった。

益田先生の動画は分かりやすく解説されているので、かなり勉強になるのでお勧めしたい。
(回し者ではないです。笑)



少しだけ繊細なところはあっても、それをひけらかすことは違う。
その繊細さを理解し、上手く付き合いながら生活することが重要。

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