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【音楽】ここ1年くらいのお気に入りアルバム紹介②【レビュー】

今回は「ここ1年くらいのお気に入りアルバム紹介」の2回目を書いていきたいと思います。

前回の記事はこちら↓

では早速ご紹介していきます。

FEEL GOOD - SIRUP

巷で話題の日本人シンガーのSIRUPのアルバム。ジャンルで言うとR&Bにあたる曲が多いかと思います。近年の日本のメジャーシーンってバンドやアイドルが多くて、「甘めでゆるい聴かせる楽曲」ってなかなか表立ってフューチャーされない印象なので、こういったアーティストが出てくると凄く嬉しい。アルバム通して耳障りがとても良く、のんびりした休日などには持ってこいな一枚だと思います。洋楽が苦手で日本語の曲じゃないと…という方にもオススメです。柔らかくてBGMとしても聞けてしまう日本のシンガーって結構貴重だと思うので、今後もどういった作品を出すのか楽しみです。


Baker's Dozen - Dibia$E

ここ1年くらい結構ハマっている「ローファイなヒップホップ」。ローファイというのは、ハイファイと逆で、分かりやすく言うと「高音質ではなく雑音や不明瞭な音を取り入れた楽曲」で、昔は録音環境から仕方なかったのですが、近年では敢えてこの「低音質」な質感を表現手法として取り入れているジャンルがあります。僕自身あまり詳しくはないですが、ローファイな質感がこのところとても気分にマッチしていて、色々探していた際にこのアルバムに辿り着きました。全体的に渋く低音がしっかり効いた楽曲が多いですが、全然煩くなく、随所に気持ちよさを感じられるお気に入りのアルバムです。ビター&スウィートな大人な一枚を求めている方は是非チェックを。


Inflorescent - FRIENDLY FIRES

もう何年も前に「ダンスロック」といった踊れるバンドサウンドが流行っていた記憶があるのですが、そこで知ったオルタナティブバンドがかなり久々に出したアルバムです。彼らを知った当時は、ロックからダンスミュージックへ僕の興味が移りかけていた時期で、そのロックとダンスの橋渡し的な存在のバンドだったんですが、今回は、そのイメージを保ちつつ正統進化したアルバムだなと感じました。彼らの楽曲は全体的に「夏感」がするものが多く、思わず楽しくなってしまうアルバムです。あまり外出ができないご時世ですが、だいぶ暖かくなってきたので、家でこのアルバムを聴いて気分を盛り上げちゃってください。


Superorganism - Superorganism

たしか、昨年のサマソニきっかけで知ったバンドのデビューアルバムです。すごくポップでゆるい曲調が特徴で、個人的にはおもちゃ箱のようなアルバムという印象を持っています。電子音からノイズに近い音、大量のサンプリング音を絶妙に使った独特な楽曲に、ヴォーカル(日本人)の少し気だるそうな声がすごくマッチしていて、浮遊感のある世界観にハマってしまいました。素材はすごい幅広いものばかりなのに、仕上がりはめちゃくちゃポップで誰でも楽しめそうな魅力溢れるアルバム。勝手な印象ですが、女性の方が耳に馴染みやすいような気がします笑


こんな暗闇の中で - YOSHIKA

m-floのlet goで知っている方も多いと思う、YOSHIKAのミニアルバム。曲数は少なめですが、全曲アンビエントな雰囲気で、静かに過ごしたい日などには非常に合う素敵な作品です。思わずウトウトしてしまいそうな音と歌声がとても綺麗で、夜寝る前に頻繁に聴いていました。必ず頭から通して聴きたくなるほど魅力が詰まったかなりオススメな一枚。もし外出できなくてイライラしてる方がいたら、これ聴いてしまえば心休まるんじゃないかなぁ。


前回も5枚紹介していたので、今回も5枚で終了します。なんとなくこれくらいがちょうど良いんじゃないでしょうか。

傾向としては「緩さ」や「落ち着き」のある曲がここ数年の気分ですが、それなりに幅広く紹介はしているつもりなので、どれか一枚でも気に入ってもらえたらと思います。

自分にとって気持ちの良い音楽を見つけて、気分を上げてもらえるきっかけになれたら幸いです。

何かあればコメントなどもお気軽にどうぞ。

それでは今回はこの辺で。

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