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【Don't be square②】800mとか仕事とか2020年を振り返り。

2020年も色々ありました

note書くのものすごくさぼってました!(笑)

三日坊主な私を許してください、、、

2020年もとっても濃い1年で、伝えたいことや話したいこと、お礼を言いたいこと、本当にたくさんたくさんありまして、Twitterの140字では書ききれないですし、Facebookでの投稿としても長くなりすぎるので、今年はnoteに書かせていただきます。

本当に、個人的備忘録なので、読んでくれた人がいらっしゃいましたらありがとうございます、という感じです。

2019年の振り返りはこちらhttps://www.facebook.com/100011787601082/videos/932966137106298/

◆振り返り 陸上競技編

3月に4年間お世話になってきた立教大学体育会陸上競技部を引退し、4月からは社会人として仕事と両立しながらの競技生活がスタートしました。


結論から申し上げますと、今年の競技成績は散々なものでした。
800mを2試合、1500mを1試合出場したものの学生時代の自己記録からは程遠く、競技歴11年目で初めてPBを出すことができなかった年になりました。


そもそも周りの人からすると社会人になっても競技を続けているのは何故なのか疑問に思うことだと思います。
私の専門にしている800mは学生№1になったととしてもスポンサー企業を見つけることが難しいようなマイナー競技です。多くの選手は大学卒業と同時に競技から離れていきます。
そのような背景がある中で、私は競技を続ける選択肢を取りました。卒業したら、働きながら走るのか、それとも仕事に集中するか、そのいずれかでしたが、陸上を辞める気にはなれませんでした。
やっぱり陸上競技は大好きですし、その中でも800mを走ることが大好きなんです。記録も10年間毎年伸び続けていますし、身体ももっと強くできる。最終的には、自分はもっと強くなれると思って、働きながら走ることにしました。


正直な話、今年は競技との向き合い方が難しい面も多々ありました。コロナで母校で練習することは叶わず、残業が多いときはトレーニングもモチベーションが上がらなかったり、試合に出てみたら、これまでの走りのイメージと違いすぎて戸惑う部分も多くありました。
それでも、全力で走った時の苦しい感覚、そこからの『生きてるなあ』という実感があって、また走りたいと心から思えたのです。走るのが好きだし、勝負が好きで、奥底から湧き上がってくるこの気持ちだけは抑えられないと思いました。


大好きなマンガ「あひるの空」の1シーンで監督が下記のような発言する場面があります。
「人がもうダメだ、っていう限界ギリギリのラインなんてこんもんじゃない。“こんなもんじゃないんだ”。
上達しないのはセンスがないから。退いてしまうのは才能がないから。あの人には、あのチームにはかなわないから。
人は目指していた何かを断念するとき、必ず理由をつける。ナゼか分かるか?
そのほうが楽だからだ。
ダメならダメでいい、ただ自分の努力の足りなさを別のなにかのせいにはするな。」

あひるの空_車谷監督original


今まで通りを変えられない人間は、来年も再来年も、ずっと今まで通り。言い訳をするばかりではなく、今できることを工夫しながら愚直やり抜く必要があると感じます。


400mトラックを2周することから「2Laps」と呼ばれるこの種目の魅力は、正直語りきれません。
800mは陸上の格闘技とも言われています。実際に接触とかもありますし、レースの途中で感じる『あ、いまこの選手は自分を倒しにきてる』という殺気みたいな感覚も自身をワクワクさせてくれます。800mを本気で戦ってきた選手には、きっと分かる感覚だと思います。私としても、『800mは自分の種目』だと言い切りたいし、結果を残したい。
好きで走ることを選んでいて、好きな800mという種目で負けたくないという気持ちが抑えられません。

来年以降も、自分の才能の限界に挑戦し続けて、まだ引きだし切れていない自身の限界の探る旅を続けていきたいと思います。

◆振り返り 仕事編

 4月に今の会社に入社して以降、インテリジェンスの社内ベンチャーとして立ち上がったi-commonにてAccount Exective的立場として日々汗水を流しています。

 配属に関しては、自ら望んでi-commonに飛び込みました。i-common入りを希望した理由としては、成長速度が今の会社の各事業部の中で最も速いのではないか、と考えたことにあります。


i-commonは、ビジネスにおけるプロフェッショナルをシェアする人材のシェアリングエコノミー、いわゆる「プロシェアリング」を通じて企業の課題解決するサービスです。
i-commonでは、提案する相手も企業の役員や本部長であり、こちらから紹介する人材も元上場企業の役員や若くして個人として名を馳せている最先端領域のテクノロジー人材ばかりと、非常にリテラシーの高い方々に囲まれながら働ける環境があります。
新卒にとっては、経営の上流の意思決定に関わることも多く、専門的な知識も多々必要になってくるため、非常に難易度が高い仕事だと感じる一方で、この時期から経営者や決裁者の視点を意識できるという点で学ぶことも多々あります。
もともと3~4年間働いたのち、大学院に進学する計画であったため、短期間でビジネスの上流から下流まで俯瞰的に見ることができるこの事業を選んだ選択肢は間違っていなかったと確信しています。

 現在の個人のミッションとしては、担当している製造業界において、まだi-commonを活用したことがない企業に対しての提案がメインミッションです。正直なところ結果もまだ出せておらず苦しい日々が続いていますが、楽しくやっている部分も多々あります。
 苦しい中でも楽しめているのは、私にとっての仕事の原動力が「心を満たせるかどうか」であるためだと考えています。
やはり自分の好きなことが自分を支えてくれる、という意識は予てから強く持っています。
私の強みは、興味を持って取り組んでいることに関しては、どこまでやってもワクワクして疲れないことです。
担当している製造業は正直今まで関わったことが無かった領域でした。それでも、日本の高度経済成長を支えてきた産業であり、グローバルニッチトップの企業も多々ある屋台骨のような産業です。そういった企業の、競争力の源泉やビジネスモデルを学ぶことは個人的には非常に面白い。
そんなこんなで、大変な仕事ではあるものの、自然に夢中なれて、新しい知識を学ぼうとすることもごく当たり前にできてしまうため、(疲れるけど、)モチベーション高く取り組めているのだと思います。

正直、製造業は伝統的な側面の強い産業であり、外部人材の活用に前向きな企業は少ない状況です。一方でこのサービスがこの業界で普及していくということは、新しい価値の創造に携わっているということでもあります。
もちろん、これまでにない事業を拡大成長させる過程では、困難なことが山ほどあります。でも、それが苦難かというと、そうは思いません。
どうしたらビジネスがうまくいくかを考えて悩むことは、自ら求めてそうしていることです。
悩んで、試行錯誤を重ねて、失敗して、またチャレンジする。それが仕事の喜びだし、新しいものを生み出していく喜びです。だから、
困難なことはあっても、苦難ではない、と感じられるようにはなってきました。

 大手のコンサルティングファームやSIerが提供するソリューションの方が活用のイメージをしやすく、労働集約でできる部分もあり、使い勝手はよいということも理解しています。
一方で、パターンオーダー型のサービスは多くの企業に提供されることになり、クライアント企業にとっての本質的な差別化、競争優位の構築につながりにくいことがデメリットです。
 これからは、自社内の人材でチームを組むことに固執せず、社内外の“尖った個人”からなる、クライアント企業にとってのベストチームを組成するという、i-commonが提供する価値の重要性も高まっていくと確信しています。

来年もi-commonを世の中に一般化させるべく力を尽くしていきたいですね!
また、個人としてもプロシェアリングサービスに関わっている以上、自身のスキルや評価を「可視化」された中で、個人名で仕事をお願いされるような人材になれるよう精進していきます。

◆2021年に向けて


仕事も競技もうまくいかないことが9割の1年でしたが、苦しいでいるというのはチャレンジしていることの表れなのだと思います。
毎日快適でストレスがない生活は、コンフォートゾーンにいるだけで成長には繋がりません。持論ですが「楽する」ことと「楽しい」ことは違います。山登りも道中は厳しいものですが、苦しさを超えた先の頂上の景色を見ることで、辛かった道中も振り返れば意味のあるものだったとして認識できるものです。
大学院進学に向けて足腰を鍛える必要があり、仕事も更にもう一段高いパフォーマンスを求められるようになり、競技との向き会い方も見直す、忙しない一年が始まりますが、やることは今まで通り。


反復・継続・丁寧。

北信介original


自分自身を構築するのは「理想の自分」への毎日の行動です。
毎日「ちゃんとやる」を積み重ねれば「結果」が付いてくる時もあるのかな、と思います。
自身の夢を応援してくれる人や、自分と一緒にこれから夢に向かって走ってくれるパートナーが見つかったりと、日々の孤独な努力もどこかで誰かが見ていたりするのかなあと、実感できる一年でした。
とにかく自分が正しいと思う努力を反復・継続・丁寧に。来年も頑張ってまいります。

今年もありがとうございました!来年もよろしくお願いいたします。

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