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アーセナルとアントラーズのレビューを中心に書きます。

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  • EURO2024

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最近の記事

イングランド × スロベニア Euro2024

メンバーゲームレビューともに負けなければ決勝T進出が決まるチーム同士の試合。 イングランドが押し込む時間が長いが決定機は作れず。 スロベニアは重心を落とした442のブロックで、カウンターはシェシュコとスポラルを走らせたいが、大きなチャンスは作れず。 結果はスコアレスドローに。 イングランドの保持は基本442に見えたが、ベリンガムとフォーデンの位置取りがフリーで、明確なものはつかめなかった。 おそらくフォーデンが絞りたがるので、ベリンガムが人数調整のため左サイドに張る時間が

    • アーセナル24/25夏 獲得候補選手評

      DFカラフィオーリ 7/21追記 ・プロフィール ・噂 ・スタイル 非保持では空中戦・地上戦ともに試行回数がかなり多いタイプ。前で潰せるモビリティと判断力があり、その対応から自信の表れが見て取れる。 空中戦もかなり強く、勝率7割超えは欧州トップリーグでもトップクラス。 保持では持ち上がり、列上げによる人数調整を積極的に行い、チームの前進に寄与。決してやりたがりというわけではなく、状況を見極める判断力も有している。 足元の技術、感度も水準以上で、特に両足遜色ない点は素晴

      • フランス × オランダ Euro2024

        スタメンゲームレビュー基本はフランスが保持で押し込み、オランダはカウンターを狙いたい試合展開。 フランスに2度の決定機があるも決めきれず、スコアレスドローの結果に。 フランスの保持は433。 チュアメニ、カンテ、ラビオが代わる代わる最終ラインに落ちてきて、エルナンデスとクンデが調整するも、最終ラインに4枚かけることが多く、重め。 右はデンベレとクンデがレーン交換していたが、左はエルナンデスが幅取りの固定。ラビオが持ち場を離れることが多かった。 オランダは433で守備をセ

        • イタリア×アルバニア Euro2024

          スタメンゲームレビュー開始早々にディマルコの不用意なスローインから、アルバニアが得点するも、イタリアもCKにミドルシュートと比較的期待値が低い攻撃ながら、立て続けに得点に成功。 その後イタリアが優勢に進めるもスコアは動かず2-1のまま終了。 イタリアの保持は左肩上がりの3CB化。 ディマルコとキエーザが2列目で幅取りして、ペジェグリーニとフラッテージが2列目インサイド。 非保持は4141で機を見てIHのどちらかが前線にプレスをかける。フラッテージのほうが頻繁ではあったもの

        イングランド × スロベニア Euro2024

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          ドイツ×スコットランド Euro2024

          スタメンゲームレビュー基本ドイツが保持して押し込む展開。 ドイツの保持はクロースが列落ちして、3CB化。 両SBが高い位置をとれるようなり、ムシアラ・ヴィルツが得意なハーフスペースに。 ハヴァーツとギュンドアンが1列目と2列目を行き来することで最終ラインを貼り付け、プレスに行きづらい環境を作る。 スコットランドは541の形にセット。1TOPのため、中盤の4人のうち誰かがプレスに出ていく必要があるが、定まらず。 2失点した後、532の形に変更して3CBへのプレスを明確化するが

          ドイツ×スコットランド Euro2024

          アーセナル23/24シーズンレビュー

          シーズンレビューリーグ優勝に2ポイント届かず、2年連続の2位となったが、大きな進化が感じられたシーズン。 昨季は早々にチームを完成させ、メンバーと戦術を固定して戦ったが、相手の対策や主力の怪我、勤続疲労により最終盤息切れしてしまった。 その経験も活かし、今季はアルテタも少しずつメンバーや配置を入れ替え、さらにあえてペースを落とす試合もみせるなど対策を施し、89という過去最高の勝点で走り切った。 どこまでいっても仕方ないことはないのだが、それでも、これでだめなら仕方ない

          アーセナル23/24シーズンレビュー