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できるビジネスパーソンが使うコーチングとは?キャリアアップにつながる!


自分は、中間管理職とも言えない。
いわゆる中間管理職の
その下の立ち位置である。

しかし、実際のところ
多くの社員の指導は、自分がしている。

最近、自分が面倒を見てきた社員が
新しい役職に就いた。

また、別の面倒を見てきた社員は
こともあろうか
自分より上のポジションに抜擢され
着任した。

複雑な心境である。 
自分のキャリアアップについて
本気で向き合う時が来た。 

このような経験はありませんか?
また、このような時、
あなたならどうしますか? 


□□お客様のビフォー 

まさにお客様は、
先の状況に立たされていました。 

幾度も社員の成長を見守り、 
巣立ちの時を喜んできましたが、
今回は違いました。

新人社員が、わずか数ヶ月で
管理職に抜擢され、
それは自分のポジションを
上回る立場だったのです。

異例なのか特例なのか
推し量りにくい状況ではありましたが、
いずれにせよお客様はこう感じました。

「自分が動かず、 周りが動いていく。
この状況は、
何かしら自分を変えなくてはいけない。
自分を改善する必要がある」 

そこでゼロ時間ライフシフトコーチング
(以下ゼロ時間コーチング)を利用し、
キャリアアップに向けて
アクションプランを立てていきました。


□□2つの問題点
【聞けない】【話す割合が増える】

お客様の問題点は、大きく2つありました。

①部下の話を聞けない
②つい自分が話してしまう

この2つの問題点が明らかになるまでに
コーチがじっくりと傾聴し、
あらゆる角度で質問をしていきます。

すると、 お客様は
何も傍若無人に振る舞ってると
いう訳ではありません。

厳密に言えば部下の話は聞いているが
話を聞く割合よりも、
自分が話す割合の方が
圧倒的に高いようでした。

そこで、コーチングで重要な
『傾聴』について
フォーカスしていきます。 

傾聴の理解を深めていくと
管理者としてのスキル向上、
ひいてはキャリアアップに
繋がると判断し、
コーチングセッションを進めました。


□□『傾聴』とは?

傾聴は、相手の話しに耳を傾ける
コミュニケーション技術です。

と言うと、 多くの人が
相手が発することをくまなく
すべて聞き取らなくてはいけない、
といった方向に考えがちです。
しかし、これは間違いです。

理由は、実は私たちが
すでに経験している中にあります。

例えば、学生の時の授業中を
思い出してみてください。

当時、授業内容を全て網羅していた方は
あまりいないでしょう。

むしろ、どこが必要な情報なのか
取捨選択しながら取り入れていたはずです。
逆に、 取捨選択せず
情報を全て取れと言われたら
集中力はダダ下がりになっていたでしょう。

傾聴にもこれと同じ原理が働きます。
つまり、 相手の話に耳を傾ける傾聴もまた、
やはり取捨選択をしていきます。

ただし、一般的な情報の扱いと
コーチングにおける
情報の取捨選択の基準には
大きな違いがあります。


□□コーチングにおける情報選択

一般的な情報の扱いは、
あくまで【自分主体】で
必要不必要を判断し
取捨選択していきますが

コーチングにおける
情報の取捨選択は、
【お客様主体】で取捨選択していきます。

つまりその情報を拾うことで
お客様の力付け、
進化や成長に繋がるかで判断していきます。

例えば、「これこれこういうことで疲れた」
という話題があった時に

「これこれこういうこと」について
掘り下げることも、
「疲れた」 ことについて
掘り下げることもできます。

絶対的な正解はありませんが
力付け、進化や成長に繋がるかという
観点に立った時、
また違う切り取り方が浮かんできます。

「何か学ぶものはあったのかな?」
「やりがいは何かある?」
「誰かに貢献できたところは?」
などの観点を持って
話を聴いていると

話し手は次第に
別の視点に気が付いていきます。

「実はこんなところに意味があったんだ」
といった価値観の転換が起こり、
視野が広がり、行動パターンが変わります。

目の前の相手には必ず可能性がある、
として話を聴いていく傾聴には
思いもよらぬ様々な発見が起こる。

このことを理解したお客様は、
コーチからは傾聴され、
職場では傾聴する側となり
部下とコミュニケーションを
深めていきました。


□□お客様の実践 

傾聴のコツとしてお客様は
以下のことを意識して
実践していきました。

【目の前のこの人の】
・喜怒哀楽はどこにあるのか
・学びは?
・やり甲斐は?
・強みは?

こうして 
傾聴を実践していくうちに
こんなことに気付きました。

「今まで自分は話しを聴くと、
すぐ相手へアドバイスをしていた」

「喜んでもらえると思っていた」
そうですが、
「なにかもっと相手を
成長させることが出来るんじゃないか?」
と考えました。

そこから考えた結論は、
「相手自身で考えてやる方にもって行く」
ということでした。

確かにお客様のアドバイスは、
掛け値なしの思いやり満載であり、
優秀なものです。

一方で、もし聴き取り→状況の分析…
のあと、アドバイスはせず、
相手への「投げかけ」を
差し込んだら?

もっと自発的行動が
導きだされると確信したお客様は 
傾聴に加え【相手に機能する質問】を
付け加えて行きました。


□□部下の話しに耳を傾ける

傾聴を意識した実践中、
ある部下から相談を持ちかけられます。 
それは部下自身の
今までと現在の変化についてでした。

お客様は聴き取った上で
可能性がありそうな内容に注目して
質問をしていきます。

すると、部下から具体的な
アクションプランが出て来ました。

部下は見る見るうちに生き生きとして
「〇〇さんのおかげで
明日から頑張れそうです。
ありがとうございます!」
と話してくれたそうです。

そうしてお客様は
人は、自分事を持ち出し、
適切な質問を受けると、
次のやりたい事が沸いて来るのだなぁと

コーチングにおける
傾聴と受け取りのパワフルさを
実感していきました。


□□お客様のアフター

お客様は、
相手の話しを聴き取り、
可能が開くポイントで
相手へ投げかけをし、

相手が自ら
言語化できる流れをつくることに
注力していきました。

これにより、
部下だけではたどり着けないが
上司から与えられた感はない、
そして、

確かに自ら口にした
納得感のある言葉が
紡ぎ出されるサイクルを増やしていきます。

結果的に、 
職場の人間関係は向上し
仕事の生産性が倍加していきました。

職場のチームを見事にまとめたお客様は
キャリアアップに成功。 
社内での評価が上がり
数段階飛び越えたポジションを手にしました。

今では管理者として
やり甲斐を感じていらっしゃいます。


□□時間管理から真の目標達成まで

いかがでしたか?
今日は『傾聴』を実践して
キャリアアップした
お客様の事例をご紹介しました。

ゼロ時間コーチングでは、
人がもっとラクに、簡単に、
そして楽しく行動できるように
サポートしています。

詳細確認、お申し込みは
ぜひ「ゼロ時間   福谷聡子」
またはコメント欄にて
お問い合わせくださいませ…!

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