オフタイムは戦略的に
当たり前のことについて考えている日記です
しんどさの底から
最近、忙しくしすぎている。
生活を占める出来事が、自分のキャパシティを超えている。
薄々そう感じていたけれど、さっきはっきりと自覚した。
自分がなんだかダメダメになっているな、と言葉になる前のサインは、仕事に向かう平日に現れた。
その日は元々在宅で働く予定で、一人パソコンを開き、
困ったな。仕事したくなさすぎる。
そんな気分に襲われた。
働くことが苦痛で、憂鬱に感じられる。
面倒な取引先や同僚がいるわけではない。特段、トラブルが起きたわけでもない。
とても恵まれた環境で働いていると思うし、状況も悪くない。
それでも、どうしようもなく仕事に向かうのが嫌で、苦しい時期は、定期的にやってくる。
「仕事 行きたくない」で無駄にネット検索して仲間を探してみたり、
こんなふうに感じるのはおかしいんじゃないかと精神科を調べてみたり、
悪あがきをしてみても、一人……
…………
…………
…………
エーーーーーーン 苦しいよ~~~~
これはメンタルがちょっとよろしくない状態だな、という気持ちがじわじわ立ち上がってきた。
理由もなくやたら働きたくないもん。普段は何とも思わないことでもつらく感じる。
仕事をほっぽって、だらだらスマホしたり散歩したり昼寝したり、したい。おやつを食べたりポップな曲を聴いたり、どんなになだめてもすかしても、まったく聞き入れてくれそうにない本能の自分。
あー、これはきっと。
私にはきっと休みが必要だ!
抜け出そうとしてみる
ということで、直近立て込んだ予定がないことを確認し、フレックス制度を活用して、「明日はいつもより、3時間早く退勤するぞ」と決めてみた。
間違ってもこんな私の憂鬱さのための制度ではないだろうけど、自由を利かせてくれる柔軟さに感謝。
さも手慣れてみえるかもしれないが、実はこんなふうにメンタルを理由に仕事を調整するのは、初めてだ。
これまで、純粋な体調不良や、役所や通院の用事で調整することはあった。
けれど、「気分が乗らないから」なんて、まるでサボりみたいな甘えた理由で、いいのかな……とちょっとドキドキした。
けど、いつものように働ける状態ではないのは確かだし、心の不調も体調不良、という理屈で利口ぶる自分を納得させた。
いざやってみて
思っていた以上に効果があって、驚いた。
気持ちがだいぶ楽になったのだ。
勝因はきっといくつかある。
仕事に手を付けるのが億劫でも「でも今日は早めに上がるし!ちょっとだけ頑張ろ」とモチベーションを上げられた。
半分休日みたいな意識で働いているので、変に思いつめずに気楽に仕事に取り組めた(良くも悪くも)
いざ作業を始めると自然と勢いが出てきて「もう少しだけやりきろう」という気持ちになり、結果的に1時間早めの退勤まで働けた。
浮いた1時間で、溜まっていた雑務を片付けがてら散歩した。後回しにしてたタスクを済ませられた達成感、本来働いている、まだ明るい時間に散歩できている特別感。
なんかこう、最終的に決めた通りの休み方にならなかったとしても、自分にかける暗示としてとても効いている気がした。
事実以上の効果がある気がして、かなりコスパがいい対策かもしれないぞ。
この後さらに浮上するために
気持ちが少し上向くところまでは持ってこれた。
上々の成果だ。
さらに自分を立て直すためには、何が必要か。
たぶん、アウトプットの営みだ。
モヤモヤ浮かぶ感情をすべて書き出す。
心が躍るようなイラストを描く。
そうして、心にたまった澱を吐き出すこと。
今、こうしてnoteに書き表していることもとてもデトックスになっているけど、もっと出そう。
特にイラストは久しく描けていないし、久しぶりに作品作りするのもいいなあ。
https://note.com/293_gumi/n/n3ba0b14e7ae8
↑こんな記事も書いてみたりしました
改めて、なんでしんどくなったか
私の心の声に耳を傾けると、「自分ひとりでのんびり過ごす時間」を渇望していた。
どうやら、自堕落に怠惰に過ごしたいらしい。
その時間が十分とれていなくて、自分の心に栄養が行き渡っていないまま、義務付けられた仕事に戻ってしまったから、強烈なイヤイヤが起きたんだな、と分析してみる。
思い返すと、思う存分のんびり過ごせた休日は、ずいぶん昔に感じる。
人との約束やら長時間の買出しやらを詰め込んだスケジュールにしてしまっていた。
と思ったけど、カレンダーを遡ってみたら、最後にそんな過ごし方をしたのは2週間前。
なるほど。どうやら2週間以内に気ままにのんびりタイムをとらないと、しんどくなってしまうらしい。
実はこの数字、以前にも発見していて定期的にカレンダーに「自分用の時間」を入れていた。
が、見慣れるうちに無視して別の予定を詰め込むようになり、すっかり形骸化していた。
やっぱり自分の取説は守らないとダメね~
そういうとこ、あるよね
私は実際のキャパシティのなさに反して、理想を追いすぎるところがあり、実力以上のことに挑んで自滅する鉄板パターンがある。
朝からバリバリ予定詰め込んで、充実した休日を過ごす人。
自己研鑽の勉強や人脈作りに勤しむ人。
かっこいいじゃない。憧れる。
自分もそうできる、そうあらねばって錯覚する。
でも、できないんだよね。
いやもちろん、できるようになろう!と努力することも大変美しいことだと思うけれど。
憧れは憧れのままに、自分に合った自分の歩みを。
私がかっこいいと思う人が真っ青になりそうな自堕落で怠惰な一日を、定期的に取り入れるのが、今の私が健やかに過ごすための戦略。
これもありのままの自分を受け入れる営みの1つですね。
───
徐々に浮上しつつある今、こうして経緯を振り返ってみてもしょうもないしんどさの中にいるな~平和ボケしてるなあという気持ちにもなりつつ。
この後なんの絵を描こうかしらとワクつきながら、今日はここで締めくくります。
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