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介護の記録

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【介護1年目】脳出血の恐ろしさ…

【介護1年目】脳出血の恐ろしさ…

突然の脳出血で母の人生が大きく変わりました。
当たり前に出来ていたことが、次の日には全く出来なくなってしまう。
麻痺で手足が動かない、嚥下障害で食事が出来なくなり、記憶が曖昧になり自分が何歳なのかも分からなくなる。
普通の生活も難しくなり家に帰れない…本当に怖い病気だと思います。

主治医からのお話と母の様子をまとめました。

手術後3日目
「人工呼吸器はまだ自発呼吸が弱いので、様子を見ながら外す

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【介護1年目】一時が万事

【介護1年目】一時が万事

母が脳出血で大手術をした日から、母のスマホに日々の出来事を記録してきました。
母が元気になったら「こんな事があったよ」と読んでもらうために。
そして、母の記録が誰かの役に立てたらと、今回noteを始めるきっかけとなりました。
引き続きお付き合い頂けたら嬉しいです。

一時が万事母の事ではありません。
転院したリハビリ病院の対応を見てきて、この言葉がピッタリと思いました。

主治医(医院長)、看護師

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【介護1年目】手術後に忍び寄る影…

【介護1年目】手術後に忍び寄る影…

母が脳出血で倒れ、大手術の後
集中治療室で意識が戻るのを見守っていた時の話です。

看護師では無い、病院関係者と思われる女性が歩みより、いきなり「退院後は家ですか?施設ですか?」と聞いてきました。

大手術を終えたばかり、命は救われたものの、
意識は戻るのか、話せるのか、歩けるのか、麻痺は残るのか…
先が全く見えない状況で、いきなり家or施設?
こちらの方が聞きたいくらいです。

イラっとしながら

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【介護1年目】母脳出血で手術に…

【介護1年目】母脳出血で手術に…

母 当時69歳
趣味はゴルフ、毎日車でジムへ行き、
パソコンで株式を確認、韓国ドラマにハマり次作が待ちきれない。

そんな生活が一変したのは…
2019年7月

夜家に帰ると、母が意識を失ってベッドの脇に横たわっていた。
声を掛けても、揺っても目を覚さない。
イビキをかいているので、生きている。
脳出血?くも膜下出血?
色んな事が走馬灯の様に頭をよぎる。
慌てて救急車を呼び、緊急手術へ
先生からは

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介護は突然に…

介護は突然に…

「介護」それは前触れも無く突然始まりました。
小説もしくはドラマや映画のように‥
現実で言えば、交通事故や天災のような‥
夢なら覚めてほしい、そう願って止みません。

当時 母69歳、趣味はゴルフ、毎日のように車でジム通い、株式を毎日チェックするような日々
介護は無縁と思っていた‥
そんな母が突然脳出血で倒れ、要介護5となり、特別養護老人ホーム(特養)でお世話になっています。
意思疎通が難しく、聞

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