伝えるということ①
【更新内容】
2022年12月30日：投稿を公開しました。
2023年01月04日：一部レイアウトを変更しました。
０歩目：はじめに
始まりは 炎や 棒切れではなく 音楽だった
言葉や音、絵や物や写真、ゲノム…。
人類は様々な情報を伝えてきました。それらがなければ、1000年前の出来事や偉人の名を知ることはできなかったでしょう。
人類に限らず、多くの生命体は遺伝というものを通して後世に何かを伝えているようです。（詳しいコトはよく知りませんが…。）
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勝った勝った勝った、勝った勝った。勝った。前畑勝った、勝った勝った、勝った。勝った勝った。前畑勝った、前畑勝った。前畑勝った。前畑勝ちました。前畑勝ちました。前畑勝ちました。前畑勝ちました。前畑勝ちました。前畑の優勝です。前畑優勝です。
「伝える」は、時に人々を幸せにしました。
信用金庫は危ないよ。
「伝える」は、時に人々を困惑させました。
わが敵は本能寺にあり
「伝える」は、時に人々の方針を変えました。
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あすは北陸から北の日本海側の広い範囲で雨や雪が降り、雪の降り方が強まるところが出てきそうです。太平洋側は引き続き広い範囲で晴れて、大掃除日和のところが多くなっていきそうです。
私たちは、テレビやＳＮＳ、新聞やインターネットを通して、様々な情報を獲得し、必要に応じて行動を変えています。
例えば、明日の天候や気温については、気象庁や気象予報士などから伝えられた情報を様々な媒体から受け取っています。私たちはその情報を基に、明日の服装とか、通学手段とかを決めています。
寒いから着込んで寝なさいよ
そして、時には受け取った情報を身近な誰かに伝えています。
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「伝える」について、近年で変わったこと、変わらないことがあります。
１人から多くの人への「伝える」には、大きな影響力が必要です。しかし、近年の高度かつ急速なテクノロジーの進歩によって、私たちは影響力を持ちやすくなったように感じます。「炎上」や「バズる」のように思いもよらない形で影響力を持つことも。
ただ、私たちの生活は「伝える」に支えられていて、おそらく私たちも「伝える」で誰かを支えているのだということについては、今も昔も変わっていないと思います。
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大学生活の終わりが近づくにつれて、「伝える」という視点について感じたり考えたりしたことを、文字や言葉、声に変換したいな～と思うようになりました。そこで、このマガジンを投稿することに。
細かい内容を文字に起こすと長くなるので、詳しいことはオーディオコメンタリーを聴いてください（ちゃっかり宣伝）。
生活の中で、誰かに何かを「伝える」場面は頻繁に訪れます。このマガジンでは、「伝える」を見つめてみると、世の中が魅力的に見えたり、ちょっとハッピーになるのではないか、という仮説のもと、進めていきます。
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ここまでの内容を通して感じられた方もいるかもしれませんが、『伝えるということ』というマガジンの内容の多くは、論理性ではなく直観性に基づいて構成されています。
なので、日記やメモの延長線上のものだと思ってください。要するに「つれづれなるままに」書いてみた note ということ。
また、このマガジンでは各回にオーディオコメンタリーを用意しています。内容の読み上げ、投稿制作の裏側、エピソードトークみたいな内容になる予定です。そこも含めて、ご自由にお楽しみください。
感想の投稿も、シェアも、ご自由にどうぞ。
では、はじめます。
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１歩目：「届ける」と「伝える」
突然ですが、「伝える」とは何か、という視点を持ってみたいと思います。「表現を通して何かを届ける行為」と説明できる気がするのですが、私は少し惜しいな…、と思いました。
どうして惜しいのか、その違いを考えた時、「目的地の違い」を最初に思いつきました。「届ける」の目的地は五感だけど、「伝える」の目的地は心というか脳というか…、そんな感じです。
また、そして同時に、これらは全くの別物ではなく、「届ける ⇒ 伝える」という流れがあることにも気づきました。
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では、「届ける」を「伝える」にするにはどうすれば良いのか。私自身が考える現時点の唯一の答えは「伝えたいという気持ちを持つこと」です。
もう少し詳細に言うなら、「届ける ⇒ 伝える」の流れを把握したうえで「伝えたい」という気持ちを持って考えること、でしょうか。
『気持ちの問題なのか！？』という声が聞こえてきそうです。そうです。気持ちです。もちろん、これが唯一無二の答えだとは思いません。これしか思いつきませんでした笑。
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届く ⇒（ 伝わる ）⇒（ 考える ）
これは、私（伝える側）が想像する【受け取る側の思考の流れ】です。
このイメージを通して最初に示したいことは、「飛び越すことはできない」ということ。何かを示した上で相手に考えてほしいなら、それよりも前に「届く」と「伝わる」があることを意識することです。
もう１つ重要なのは、これは伝える側の「想像」ということ。「伝わる」「考える」は、相手の主観に委ねられます。伝える側は相手に期待することしかできないということです。
ちなみに後者は、私が「気持ち」しか思いつかなかった理由でもあります。
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もう少しイメージしてもらえるように、具体的に説明してみます。ちょっと屁理屈な内容かもしれませんが。。。
「伝える」と似ている点があるな、と思う言葉に「贈る」があります。贈る側は、相手に対して「何が良いかな」とか「こういうリアクションが欲しいな」みたいなことを考えます。その気持ちはとても素敵です。
ただ、実際に贈った時に、相手が「自分の期待通りの想いや行動」を所持してくれたか、についてリアルタイムで確認するのは難しい。だからといって「自分の期待通りの想いや行動にさせる」のもちょっと違います。
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この具体例で示したいことは「期待通りにはならない」という絶望的なことではありません。相手は私じゃないし、私も相手ではない。想いを丸々コピーすることは不可能だし、工作することも好ましくないでしょ、ということです。
余談ですが、「贈る」については、贈られた側の『気持ちだけでも嬉しいよ！』がセットな気がします。実は気持ちが１番嬉しいんじゃないの～、とか想ったり…。笑
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高３の夏、私はこんなメッセージに出会いました。
何かを伝えようと表現するならば、それが客体に認識されるようにしなければならない。すなわち客観性が必要である。
「伝える」とは意志である。意志を持って客体に届けなければ伝わることはない。
４年が経過した今でも、何かを伝える場面で思い出します。今回の内容の原点は、このメッセージにあります。それくらい私の中で強く響き続けているわけです。
具体的なエピソードについては、オーディオコメンタリーで話します。気になる方は聴いてみてください。
（※１）リアス・アーク美術館、東日本大震災の記録と津波の災害史（１F常設展示）より
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次の１歩に向けて･･･
じゃあ、「伝える」ために気持ち以外にできること、つまり伝える側が「ただ思う」ことに加えて「工夫できること」は何でしょうか。
私にとっての答えは「届ける」に対して工夫することです。つまり表現した相手に情報が届くために工夫するということ。マガジン２本目は、「届ける」という点に注目します。
読んでいただきありがとうございました！
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オーディオコメンタリー
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