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お墓参りをするためだけの場所ではないドイツ墓地

ドイツ人旦那につられて、こっちに来てからよく散歩するようになった。ドイツ人は散歩が好き。行き先は近所の川辺だったり公園だったり森の中だったり、驚いたのは墓地でも散歩をするという事。

最初知った時は〝それ大丈夫なの?〟と思ったけど、実際に訪れてみてその考えはなくなった。こっちの墓地は日本のと雰囲気が随分違う。自然と寄り添っている閑静な場所だ。

一般的に散歩okなんだけど、場所が場所なだけに、勿論ある程度のルールは存在する。〝大声禁止〟〝犬の散歩禁止〟〝アルコール禁止〟など⋯。

死者への尊厳を損なうような行為はアウト。でも常識人なら弁えてるしね。

その墓地の静謐さと落ち着いた雰囲気を味わう為に訪れるという人が多い。散歩だけじゃなくて、そこで読書したり絵を描いたり。

ベルリンには墓地の一画に構えるカフェなんてのもある。

実際に行った事があるけど、緑が溢れる穏やかな場所だった。

確かに散歩するなら静かな自然ある場所の方が良いけどそれが墓地とは。散歩先候補の一つにその場所があるのが凄い。それはドイツ人と墓地との距離が近いって事を指してるんだろうな。

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