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失敗することの真髄

教員になってから1ヶ月が経った。

初日からカバンの紐が切れ、
二日目に入れた紅茶を職員室でブッ散らかし、
三日目に乗っていた実家の車を花壇にぶつけ、
散々な一週間を過ごしたと思ったら次の週から授業が始まるわ、
謎の手首の痛みに悩まされ、
三周目にはバスケの練習で指の第一関節にヒビが入る意外と大きめな怪我をする。

なんて教員生活だ笑

しかし、私は自分に言い聞かせていることがある
教員だからこそたくさんチャレンジと失敗を繰り返していたいと。

生徒にもよく伝える「チャレンジ」という言葉は日々の一つ一つの行動についてくるものだと思う。

新しい鞄で登校するというチャレンジ
(結局紐が切れてしまったけど)
車で狭い道に入り込むためのチャレンジングなハンドルさばき
(結局花壇にぶつけたけど)

みたいな、結局失敗したな、って思うときには必ず自分が何かに対して「チャレンジ」したなぁと思えることがあったりする。
だから、結構人間って「失敗」することによって自分の日常に潜んでいる細かな「チャレンジ」に気づくことができるんじゃないかと思う。

失敗してもいいんだよ、という言葉には
まだ若いんだから、という言葉がよく続く。
でもこれは若さの問題じゃない。
これから日常になっていくかもしれない事柄に対して、それは自分がチャレンジした結果、得られたパワーなんだって思えるように、「失敗」をすることが大事な時もある。

自分の強さとか、マヌケなところとか。
それは自分の弱さなんじゃなくて、もっと最強になるための気づきのトリガー

失敗だなと思うことから学ばないということはもったいない、それは当たり前。
でも、マヌケな人こそ、失敗だと思うことがたくさんあったり、それを支えてくれる人がいて。
誰よりも安心して失敗できるから人生丸儲けなんだ。


だから私はこんなに色々あった1ヶ月だけど、それを誇りに思ってこれからもたくさんヘマをしていきたい。
生徒から見ても、マヌケでドジだけど、それでもチャレンジし続ける教員でありたい。

そんな私は今日も「大豆田とわ子と3人の元夫」を観てヒビの入った指を労わろうと思います。

勧めてくれた友人たちに感謝!
やっぱりドラマ好きに聞くオススメドラマはいつも面白い。

みなさんが来週はGW満喫してたくさん学んでいける一週間になりますように!
ニコニコライフを過ごせることを祈ってます😊

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