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大学生活を振り返って

明日は卒業式。
思い入れのあるこのキャンパスとのお別れもあと2日に迫ってきた。

大学生活あっという間という感じがしていたけど、
4年間の写真を見返していて、本当に充実してて後悔のない大学生活を送ることができたな、4年間でこんなにたくさんのことができるんだ、と改めて実感することができた。

日本一周一人旅、富士登山、ボランティア活動、ファームステイ、アメリカ・メキシコ一人旅、海外旅行、インターン、バイト8つ、部活、サークル、教育実習2回、コロナの蔓延、文化祭、飲み会、恋愛に喧嘩に仲直り。
本当に色々な波に乗ったり、のまれたり。

いろんなイベントがあったけど、何より、人間として特に成長できた4年間だった気がする。
自分の生き方として、少しでも後悔がないように、日々一つ一つ全力で生きること、というのがあって
すごく感じたことがある。

全力でチャレンジしたいものに向かっていけることって幸せだなって。
やりたいことを応援してくれる人がいるって最高だなって。
何か思ったことがあったら素直に伝えてくれる人がいて恵まれているなって。

そして卒業を明日に控えて、一番に思うことは、
「やりきったな。大学きてよかったな。」
ということ。

学費も生活費とかも自分で工面したり、バイトを頑張って遊ぶためのお金を捻出して
札束を持って銀行に行って学費を毎学期払う度に、こんなに分厚いのか…って手が震えたり
なんでこんなに学費が高いとこ選んだんだろうとか、
施設費ってなんだよって思ったりしたけど

それぞれの意味を考えたり
だったら存分に使ってやろうじゃないかって一時期ジムを使ってみたり
図書館に入り浸ってみたり

この4年間はとても、自分の頭で自分のとる行動に対して「考える」という行動をとってきたように感じる。

考えるのを止めたら、人間じゃなくなる

ハンナ・アーレント

この言葉は本当なんじゃないかなってすごい思う。
考えることをやめて、目の前の楽しさとか楽を求めてだらける。
そんな生活、たまにはいいかもしれない。
それに理由があるなら。

でもそんなのつまらないじゃない、
それじゃあ気づけないことがたくさんあるの。
だから私はこれからもずっと人間でいるために考え続けたい。


もう一個、私はとても好きな言葉がある。

「与えられるものこそ、与えられたもの」

藤井風 「帰ろう」

この一節が好きすぎて。
なんだかすごく、心に突き刺さるような。
自分の奥底に眠っている使命感を刺激されるような。
言葉にできていない感謝の言葉が一気にブワッとこみ出てくるような。

自分が今幸せだなって思えるのは、たくさんの人が幸せを分けてくれたから。
後悔ないなって思えるのは、周りの人が自分がチャレンジするを機会をくれたから。
すぐに受け入れられなかったら、話し合ってくれて、考えるきっかけをたくさんくれたから。

本当にたくさん救われてきた。

だから次は私が、もっともっと与えていけるようになりたい。
与えていく立場になりたいんだ。

一人の教員という職業を通して。
一人の社会人として。
一人の女性として。
一つの生命体として。

考えるきっかけを与えていきたい
学びたいという気持ちを刺激していきたい
たっぷりの愛情を与えていきたい

毎日、毎日、少しでも多く。


もう一つ言いたいことがあるので、お付き合いしていただけると嬉しいな。

私の大好きな藤井風の「燃えよ」という曲の歌詞の一部を紹介します。

燃えよ
あの空に燃えよ
明日なんか来ると思わずに燃えよ

クールなフリ もうええよ
強がりも もうええよ
汗かいてもええよ
恥かいてもええよ

藤井風 「燃えよ」

いいんです、カッコつかなくたって。
泥臭く、目の前に没頭して。
いいんです、転んだって。
その経験が自分をもっともっと強くしてくれる。
いいんです、泣いたって。
その涙で潤う大地に明日花が咲くかもしれないから。


まっさらな場所で、微風のようにさらさらと。
さらに上を目指し続けて謙虚に、誠実に。
そして何より、自分らしく。

明日からはまた新しい自分へ。
大学生活ありがとう。最高でした。

NOTEを今まで読んでくださった先輩、恩師、同期、後輩、そして初めましてのたくさんの方々
ありがとうございました!

第二章の「にこにこらいふ。」もどうぞよろしくお願いします!!

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