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読書記録「すぐ動けない人のための時間割仕事術/藤井孝一」

無職です。

平日の昼間、太陽の高さに驚きながら
ダラダラしてしまうことに罪悪感が芽生える。

でも、後から思い出せないようなことばかり
SNSをみてしまう!

現代のありがたさ、そして増幅する罪悪感。

どうにかパキパキ動けんものかと
悩んでいたところ、気になる背表紙を発見。


時間割?

理想の1日を時間割として作成する。
学生の頃のような、時間割を作って
生活してみるというもの。

確かに、これなら動けるようになりそうと
単純な私は思ったが、単純だからこそ
すぐサボりそう。

そんな人は、サボる時間もスケジュールに組み込むのだそう。なるほど。

スケジュールを決めている人は多いかもしれないが、時間割という枠組みに当てはめて計画することで、動きやすくなる。

例えば、朝や夜は時間を決めてルーティン化するなど。

タイトルの通り"仕事術"に寄っているが、
資格取得や創作趣味を持っている人にも
向いていそう。

私はnoteを書く時間も確保したい。
時間割なら無理なく習慣付けができそう。

さっそく実践してみる

使っていなかったタイムスケジュール付の
2024年手帳があったので、
これを利用して時間割を作ってみた。

その前に、自分の生活を見直す。
まずは最近のスケジュールを書いてみた。

あれ? 何してたっけ。

恥ずかしいので画像は載せないが空白が多い。
思い出せない「ボケ~時間」の多かった。

やりたいことと、やらなきゃいけない予定を
組み込んで、なんとかスケジュールを作成。

意識が変わったこと

時間割を意識し始めて2週間ほど。
朝と夕方の時間感覚が変わった。

7時起床。

同居人がいるので、
朝は決まった時間に起きられる。
今までは同居人の出発を見送った後、
ダラダラ〜してしまう。
会社員だった頃は6時に起きていました。
今では考えられない早起き。

8時までに皿洗いと洗濯の家事パート。
そのあとはコーヒーを用意して、
自分時間のスイッチオン。

ただ、仕事とは違うので「まあいっか〜」と寝転んでしまうこともしばしばあります。
仕事とは違い、生活には「締切」がないので……。

18時から夕食作り。

自分時間のスイッチオフ。
今までは、残業同居人が何時に帰ってくるかわからないので、この夕方も自堕落時間になりがちだった。

大体何時にお風呂へ入ろうと決めておくと
この時間までに夕食を、朝食の準備を、済ましておこうと切り替えられる。

「同居人から帰宅連絡があるまで、お風呂にも入らずダラダラしていた時間」がうまく使えるようになった。
最近は、お風呂後にコピー講座の課題に取り組む時間が確保できている。

寝る前に「今日は〇〇ができたな〜」と思いながら眠れるのが嬉しい。
気になった時にだけやっていた掃除機かけなども、時間割に組み込むことで「今日は掃除機かけができたな〜」と達成感が得られる。

アレクサでチャイムと時報を設定してみた

リビングと寝室にひとつずつ
アレクサが置いてある。
ほぼ時計かキッチンタイマーとなっている。

時間割ごとに集中する方法として、
チャイムを設定してみた。
アレクサで検索すると出てくる「学校チャイム」。

これが助かる。
ボケ〜となっていようが集中していようが
チャイムが鳴るので切り替えになるのだ。

今は、5回チャイムが鳴る設定にしている。
9時:スイッチオン
10時半:休憩
12時:お昼ご飯
15時:おやつ休憩
18時:スイッチオフ

これに加えて、同居人が出発する時間やお風呂に入る時間なども設定したいところ。

また、学校チャイムとは別に「ドラえもん時報」も設定。
23時に学校のチャイムが鳴るのも興醒めかな、と思い23時はドラえもんがお知らせしてくれる。

「今は、午後、11時!」

ってドラえもんボイスでお知らせしてくれます。
かわいい。

ドラえもんが教えてくれたしそろそろ寝るか〜となり、1日が終わる。
ついつい夜更かししがちだったので、時間割生活において、ドラえもんの功績がだいぶデカい。

時間割を作らなくなってもドラえもん時報は残しておくと思う。


本書の“仕事術”において、時間割以外で良いかもと思ったのが「出社したらまずは『帰る時間を決めよう』というところ。
会社形態や上司ガチャにもよるし、新入社員には難しいところだけれど、これは重要だと思う。

気持ちの切り替えって大事。
時間を決めず残業をして23時退社、帰ったらすぐ寝る、
だと仕事との境目が薄くなっていく。
まあ、繁忙期だとそうは言ってられんのですが、気持ち的には大事だと思う。

前職の頃「この時間に帰りたいな〜帰れないな〜だるいな〜」で落ち込んでいたので「よし、23時の終電で帰ろう!」とラストを決めてしまえば気合いが入ったかも。
ちょっと暴論だけど。
それより早く帰ることができればラッキー!と思えるし。

好きじゃない仕事とプライベートの境目がなくなっていくと休まるものも休まらんのだ。精神的に。

会社員の頃を思い出すと、
仕事というより「作業」にあたるようなことも多かった。
いらないメールの仕分けとかね。
その辺りを時間割に組み込んでしまえば、効率化が図れたかも。

初めて「時間管理」の本を読んだけど、時間についての捉え方が変わって、面白い。
「時間管理」についての書籍はこれからも読んでいきたいところ。


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