転職、決まるときはスッと決まる
どこも人手が足りていないのか、落ち着いた場所がニッチすぎてライバルがいないのか、本当にスッと次の職場は決まった。結論から言うと自分の場合は、完全に人からの紹介(お前にはここ合うんじゃない?)である。
退職から約1年間、半年のフラフラ期間を経て転職、そこから半年経った今、後悔は全く無い。
給料は減ったが、自由な時間が作れるようになったお陰もあり、行動力が増えた(戻った?)。
わたしなりの転職軸の決め方
建設コンサルタントを退職し、今は地域のまちづくり協議会と市民団体のダブルワークで生活している。
今でも建設コンサルタントの仕事の重要性は理解しているつもりである。聞きなじみの無い仕事かもしれないが、行政と共にトンネルや橋や港の計画や設計、交通計画や都市計画など土木の広い分野を手がける業界だ。
元々安定路線(大学→大学院→建設コンサルタント)歩んできたが、仕事の必要性、重要性をわかりつつも行政と共に仕事をする上で、価値を提供する相手(一般市民)が遠すぎて仕事の実感がわかないという課題に悩み、誰のための仕事かわからなくやっていた。
これが、転職を考える起点となり、次の職を探すうえで「人とダイレクトに関わる」という軸が生まれた。
もう一つ転職の軸として、「どんな人になりたいか」という視点があった。言ってみれば職場に「こんな人になりたい」で先輩に出会えなかったのだ。仕事を(給料をもらって生きていくための)ただ仕事として進めるのではなく、何かしらのモチベーションをもって働かれている人がいるように見えなかった。
と言うわけで
①生み出した価値がダイレクトに伝わる仕事(BtoB)にする、
②尊敬できる面白い人のもとで働く
という大きな軸を、もって転職活動を始めたのだった。
今思えば、最初の就活前から考えていたことの実現に向けて、ようやく舵をきったのも転職活動がきっかけかもしれない。
過去に考えてたnote
人からの紹介であること
自分に合う会社は、案外他人目線のほうがわかるのかもしれない。
会社を辞めてから、色々な場所に顔を出すように意識していた(というよりは前職の間はその余裕がなかっただけかもしれない)。
普段から自分が考えている事を他人に話して、次の仕事何にしたらいいかな、を聞いて回っていた気がする。
人からのフィードバックを自分なりに捉え、それをまた人に相談しつつ、新しい出会いにアンテナを張る。仕事を辞める前には思いもしなかった転職先。面白い知人友人によって運ばれてきたおかげで、今の充実した自分がいるのである。
1度はモヤモヤをもったらその疑念は後を引く。失うもののあまりない段階で一旦環境を変えてみる、そして違ったらまた変えてもいいという流動的な考え方が自分にはあっていたのかなと思う。
繰り返し言うが後悔は全く無い。