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社会課題別ソーシャルビジネス事例まとめ

近畿大学にて非常勤講師として「ソーシャルビジネス実践」(社会課題解決ビジネスを考案するワークショップ型講座)を担当している西井香織です。

SDGsの採択もあり、近年注目されている「ソーシャルビジネス」。
社会課題を、寄付やボランティアで支援するのではなく、持続可能なビジネスとして解決しているサービスのことを指します。

まだまだ少ないソーシャルビジネスですが、本記事では社会課題を画期的な方法で解決しているサービスや、ソーシャルビジネスとして有名な(特に日本の)企業をまとめてご紹介致します。


世の中の社会課題リスト

そもそも、世の中にはどのような社会課題があるのか?
下記の記事に分かりやすくまとまっているのでご参考にして下さい。

世界版 社会課題

日本版 社会課題

社会課題解決中MAP

社会課題に取り組んでいる人や企業が、どのようなソリューションで取り組んでいるのか、課題ごとにまとまっているサイト

SDGsとサーキュラーエコノミー

ソーシャルビジネスを創っていくうえで、「SDGs」「サーキュラーエコノミー」の理解も重要となってきます。

SDGsとは「持続可能な開発目標」というもので、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指すための国際目標として国連サミットにて採択されました。SDGsについてはこちらの2分の動画でとても分かりやすく解説されていますのでご覧ください。


サーキュラーエコノミーとは、これまで廃棄されていたものを資源と捉え、活用することで循環型経済を実現する考え方です。サーキュラーエコノミーについての解説や、事例についてはメディア「IDEAS FOR GOOD」が分かりやすくまとめているので参考にして下さい。(色んな事例が載っていて、見ているだけでもワクワクしてきます!)


社会課題別ソーシャルビジネス事例

それでは下記から、社会課題別にソーシャルビジネスをご紹介してゆきます。(個人的観点で解説しておりますので、万が一、修正点などあればコメントにてご指摘頂けますと幸いです。)
※★マークは授業でも紹介したもの

【貧困問題】

発展途上国の貧困・労働問題をフェアトレードで解決しているサービスまとめ。

※フェアトレードとは
公正取引のこと。発展途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することを通じ、立場の弱い途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す運動のことをいう。(Wikipediaより)

★マザーハウス

発展途上国に眠る資源を活用して、レザーバックやジュエリーなどのアパレル製品や雑貨を製造&販売するメーカー。
社長は日本におけるソーシャルビジネスの先駆者としても名が高く、「同情ではなく、共感でモノを売る」といったブランディングが秀逸。

★AMOMA

妊娠中や授乳中の女性のために、ブレンドハーブティーを開発。自社ブランドで直接ネット販売することで値崩れを防ぎ、ファーマーズプライスによる買取保障で発展途上国の農家の生活の安定を図る。

☆バナナペーパー

バナナの樹から布繊維を生成し、その素材でポーチや鞄を製造し物販することで、カンボジアの雇用を創出。ゴミ山ツアーなども提供している。


以下は、フェアトレードではなく、貧困層向けの金融ビジネスをご紹介。

★グラミン銀行(グラミン日本)

貧困や生活困窮の状態にある人々に低利・無担保で少額の融資を行い、その人達が起業や就労によって貧困や生活困窮から脱却し自立するのを支援するマイクロファイナンス機関


【労働問題】

農業やファッション業界をはじめとした、生産・製造現場では労働者に適切な賃金が支払われなかったり、安全な環境で働けないという社会課題があります。そんなリアルを映画化した「ザ・トゥルー・コスト」が一世を風靡しました。

そんな課題を解決するサービスを運営し、インド初のユニコーンとなった企業がこちら。

★Zilingo

東南アジアの中小・零細、個人規模の「ブランド」「小売業者」「工場」をマッチングするB2Bマーケットプレイス。同時にB2CのファッションECマーケットプレイスも展開している。これにより、利用者が「Zilingo」のB2Bマーケットプレイスで商品を仕入れ、B2Cのマーケットプレイスで一般消費者向けに販売できる仕組みとなっている。

▼誕生経緯はこちら▼
ファッション業界において、製造業者は生産しても十分な利益をあげられず、働き手も基本的な賃金や福利厚生、安全に働く環境が保証されていないといった社会課題の解決を目指している。


【農業問題】

農家に入る収入が減っている問題や、農家が減ってしまい増えている耕作放棄地問題などにアプローチしているサービスをご紹介。

★ポケットマルシェ

生産者と食べる人を繋ぐオンラインマルシェ。
全国の農家さん・漁師さんから直接やりとりしながら食材が買えます。

★食べチョク

こちらも、オンラインで生産者から直接食材が購入できるサービス。
「厳選生産者が集うオンライン直売所」と打ち出しており、農薬や化学肥料不使用などのこだわり食材に特化している。

★Ragri

農業×ゲーム
アプリ上で、野菜を育てることができるRPG風の農業体験ゲーム
ゲーム上で育てた野菜は実際に家に届く。
育てる過程に消費者を巻き込むことで、前払いの契約栽培てとして農家の収入を安定化させることが狙い。

★マイファーム

自分で野菜を作り、収穫し、自分で食べる「自産自消」ができる社会を実現するため、下記のようなサービスを展開。
・誰でも畑でオーガニックの野菜づくりが出来る「体験農園マイファーム」
空き地と野菜づくりしたいヒトをマッチングする「ハタムスビ」

☆農How

農家の繁忙期に、農業をしてみたい人をバイトで雇えるプラットフォーム

☆農mers

農業をやりたい人と、農場を繋ぐアプリ


【食糧問題】

世界各地で飢饉、紛争、災害が起きている中、生命活動に必要な栄養素を手軽に摂れる食料として、完全食の開発が進んでいます。現在実用化されている完全食をご紹介。

☆完全食「Soylent」

日本初の完全食としてはCOMPBASE FOODなどが挙げられます。

☆COMP

ソイレントの日本版。グミタイプもあり、「食べる時間も惜しい」といった現代の働く人向けにマーケティングされている。

☆BASE FOOD

パスタやパンという形で摂食可能な完全食


また、環境汚染の観点や、食糧難によるタンパク質供給不足問題を解決するために、コオロギなどの昆虫食や、プラントベースフードなども増えてきております。その一例も下記にご紹介。

☆シルクフード

「蚕」を原料に使用した、高タンパク質なサステナブルフード。

☆Earth Milk

オーツミルクを家で手軽に作れる、サスティナブルなミルク。
好きな時に好きな量だけ、ヘルシーなミルクが自宅で飲めます。

サスティナブルフードがどんどん増えていっていますね!


【食品ロス問題】

日本だけでも年間600万トン以上出ている食品のロス。
いわゆる「フードロス」が生まれる背景はこちらの「食品ロスの原因」に分かりやすく解説されているのでご覧ください。
これらのフードロス問題を解決するため様々なサービスが生まれています。
食品ロス削減サービスカオスマップ

食品ロスカオスマップ

それぞれのサービスの詳細はこちらにまとめられています。

筆者が個人的に面白いと感じたサービスを下記にまとめます。

★TABETE

小売店や飲食店で余ってしまったパンや惣菜等を、近くの方に購入してもらえるフードシェアアプリ。小売店・飲食店向けの食品ロス削減サービス。購入者は安く食品が手に入り、店側は初期費用と販売手数料のみで利用可能。


★らでぃっしゅぼーや

従来であれば捨てられるような規格外野菜を美味しくお得に購入できるECサイト
規格外野菜の美味しさを手軽に体験できる、ふぞろい食材お試しセットも。


★フードパスポート

飲食店の余剰食材をおまかせメニューとして提供することで、店舗の集客にも繋げるサブスクリプションサービス。ユーザーは月額料金を支払うだけで複数の店舗で食事が楽しめる


★スイーツポケット

賞味期限が近いお菓子だけを詰め合わせることで、半額での提供を実現したお菓子BOX。パーティでのお菓子購入コスト削減に。


★rebake

全国のパンがお取り寄せできる、パンの食ロス削減サービス。パン屋が店頭で売れ残ったパンを冷凍して保存し、ECで販売できるプラットフォームを運営。


★スナックル

社内設置型ヘルシースナックスタンド
食品ロスになる前の、賞味期限が短いヘルシー菓子を格安で買取り、毎月会社に定価より安く届ける。ヘルシー菓子に特化することで健康経営したい会社の福利厚生としての導入を促し、社員へ提供。


★Otameshi

食品として問題なく食べられるにも関わらず、訳あって処分対象になってしまう商品をメーカーから買い取り、会員に対して販売。会員は食品をお得にまとめ買い出来て、社会貢献(寄付)もできる。メーカーとしては、ここに販売することで寄付に繋がるので、企業ブランディングにも繋がる


★KURADASHI

Otameshiと同じく、売上の数%を社会貢献活動団体へと寄付する日本初・最大級の社会貢献型ショッピングサイト。「もったいないを価値へ」をキャッチコピーに、コロナ渦における給食の食ロス解消キャンペーンなども実施している。仕組みは下図

kuradashiビジネスモデル


★CLEAN FOOD スムージー

規格外の野菜・果物を使用したスムージーサービス。カットされた規格外の野菜や果物が冷凍されて届き、自宅のミキサーでスムージーにして飲むことで、美味しく食ロス防止に貢献できます。


☆Community Shop

低所得者のみが入れる格安スーパーマーケット。販売しているものは、通常の流通ルートには乗らなくなった食料品(賞味期限が短いものや、パッケージに不備があるもの等)で、通常価格の3割程度で購入できる。低所得者限定とすることで、元の品の価格暴落を起こさないようになっている。


☆ecobuy

賞味期限が早いものを購入すると、その期限に合わせてポイントが付くというドコモが提供するアプリ。期限が短いものほど高いポイントが付与される。賞味期限が早いものを買いたくなるサービスですね。


【地方創生】

地方を活性化するべく、関係人口を増やすことが重要視されている。そんな関係人口増加に貢献しているサービスをご紹介。

★おてつたび

若者がバイトしながら地方を旅行できる旅×お手伝いマッチングサービス。
地域のお仕事(農業・旅館など)をお手伝いしに行くことで、利用者はバイト代をもらいながら地方を旅でき、地域の事業者は人手不足を解消することができる。


★さといこ

体験特化型ふるさと納税ポータルサイト
体験型ふるさと納税の仕組みは元々存在していたが、体験特化型でサイトを運営することでUIを高め、従来のふるさと納税関心層以外の「おでかけ関心層」といった新しい客層へアプローチが可能に!


★skill shift

副業したい優秀な都市部人材と、地方企業をマッチングする求人プラットフォーム。都心からでもオンラインで業務可能な副業案件が掲載されており、自分の業務スキルを地方企業で副業として活かせる。


★旅する薬剤師

都心薬剤師と、地方の薬剤師不足の薬局をマッチングするプラットフォーム。地方薬局の方が都心よりも薬剤師の給料が高いという、医療人材ならではの報酬体系に着目した人材マッチングサービス。


★ADDress

月額4.4万円~で日本各地に住める、定額制の多拠点Co-Livingサービス
住居は別荘や空き家をリノベーションして提供しているので、空き家問題も同時に解決している画期的なサービス。


【空き家問題】

空き家問題の現状は下記記事で分かりやすく解説されていますのでご覧ください。


★クラウドリアリティ

空き家×不動産投資×クラウドファンディング
空き家をリノベーションして事業などを始めるオーナーが、その資金をクラウドファンディング的に集め、支援者に対して不動産の配当として還元していく画期的なサービス。サービスの誕生経緯はこちら


★さかさま不動産

物件を借りて、新しいことに挑戦したい人の想いを見える化し、その想いに対して共感した不動産オーナーが空き家物件等を紹介してくれる不動産マッチングサービス。物件を探してる人はプロフィールとやりたいことを記事にして発信し、物件を貸し出したい人は探している人に直接連絡することができる。

さかさま不動産画像


★空き家バンク(by LIFULL)

LIFULLは、空き家バンクというサービスを運営しており、「店舗付きの空き家」や「農地つきの空き家」などの条件からも探して購入できる全国の空き家プラットフォームを形成してる。

外国籍・LGBT・シングルマザーなどの住宅困窮者でも家を借りれる不動産マッチングfriendlydoorも運営中。

★LAC(by LIFULL)

月額3万円以下で、全国の拠点に泊まり放題のコワーキングスペース兼ゲストハウス。現地の人との交流もできるので、関係人口創出拠点として活用されています。

※LIFULLでは、その他にも、ブロックチェーンを活用し、空き家の権利を分散させるサービスを実証実験中。支援者には、そのリノベーションされた施設の宿泊券や利用券が発行される仕組み。↓


★Rennovater

生活保護受給者や、単身高齢者などの住宅困窮者に空き家をリノベーションした住宅を提供している。


【教育問題】

★Teach For Japan

全ての子どもたちが素晴らしい教育を受けることのできる社会を実現を目指し、教育への情熱のある方を独自に選考し、研修を行った上で、教師として2年間、学校に配置するフェローシップ・プログラムを運営する認定NPO法人。教員免許がなくてもエントリーが可能で、臨時免許状や特別免許状などの制度を活用することで教壇に立つことが出来る。

★SENSEIノート

全国の先生同士が、教材など役立つ情報を互いに交換できるSNSサービス。
場所による教育格差を是正する。


【待機児童問題】

★キッズライン

ベビーシッターをスマホで簡単に自宅へ呼べるオンラインマッチングサービス。同社は家事代行マッチングも提供中。


【権利問題】

★iCash

権利をお金に変えるアプリサービス
養育費の未払い問題や、残業代、著作権問題などの権利にまつわるお金の権利をデータ化し、スマホ完結型でお金に換金することができる。


【政治問題】

★PoliPoli

国民(特に若者)の投票率の低さを解決するSNSサービス。政治家と市民(有権者)がスマホアプリを通じて政策提言や意見交換をスムーズに行い、ブロックチェーンを駆使することで政治コミュニティを形成を促している。ビジネスモデルについてはこちら


【大気汚染&貧困問題】

★グローバルモビリティサービス

金融機関・車両販売店・契約者をつなぎ、従来ローンの与信審査に通過しない人でもローンが組める仕組みを創出し、貧困層でも車をもって仕事に行き経済活動を促すことができるFinTechサービス。
貧困層が古い車両を利用することで発生する排気ガス問題も改善している。


【地球温暖化問題】

★ハチドリ電力

地球にも家計にも優しい電力として、「社会貢献したい」という欲求に訴えかけることで、地球温暖化の原因となるCO2を出さない自然エネルギーへの切り替え率を向上させる電力サービス。


【ゴミ問題】

☆Loop

「捨てるという概念を捨てよう!」というミッションのもと、お気に入りの商品を再利用可能な容器で購入することができる、循環型ショッピングプラットフォーム。「ごみを出さないショッピング体験」がコンセプト。仕組みはこちら

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【防災問題】

★activo

ボランティア募集プラットフォーム。災害時などに迅速にボランティアを募集できるプラットフォーム。ボランティア情報をまとめることで、「ボランティア活動に関する十分な情報がない」というボランティア人材側の課題を解決をしている。

★LIFEGIFT

日常生活に調和する、厳選したオシャレな防災グッズだけを集めたカタログギフトです。"想いを贈る"がコンセプトで、「あなたの無事が、いちばん大事」というメッセージをカタログに込めてプレゼントを贈ることができます。贈られた相手が商品を購入するまでのワクワク感の演出も、コト消費な現代にマッチしそう。


☆EONEF

災害発生後のエネルギー供給に利用できる風船型のソーラーパネル

★段ボール家具

防災時にも使えるベッドやタンスなどを段ボールで製造しているマツダ紙工業。


【後継ぎ問題】

国からも問題視され、予算がついている後継者不足問題。後継者を増やすために、#アトツギベンチャー や #アトツギソン といった取り組みが行われている。

アトツギ問題を解決する画期的なサービスはまだ少なく、下記のようなM&Aサービスが主流である。
ビジネスモデルは、買収額から仲介手数料としてマネタイズする仕組みで、業界特化型も存在している。

後継ぎ問題を解決する画期的なサービスはまだまだ少ない。が、行政の取り組みとして高崎市が、飲食店に特化した後継者を募るための「絶メシリスト」という面白い企画をしており、これは何かのヒントになるかもしれない。

★relay

"事業主"と"継業してくれる人"を想いでつなぐ継業マッチングプラットフォーム。事業を引き継ぎたい事業主の記事を掲載し、それを見た継業候補者とでマッチングします。「誰がどんな想いでやってきた事業か」をオープンにすることで、「儲かるか儲からないか」だけではない、想いを引き継ぐ新しい継業文化を創出。詳細はこちら


【障がい者雇用&教育問題】

★LITALICO

☆ゼネラルパートナーズ

★manaby

外出が困難な障がい者に向けて、在宅での就労支援に特化したIT学習ツールを提供。在宅就労が可能なスキルとして、WEBサイト制作に必要なHTMLやCSSデザインに必要なPhotoshopなどのソフトを学習可能。

★へラルボニー

知的障がいなどの障害を持った人々が描いたアート作品など企画販売。
建設現場の仮囲いにアートを飾り、ソーシャル美術館も実施。


【シニア活用】

☆いろどり

シニアでも集められる葉っぱを「つまもの(日本料理を美しく彩る季節の葉や花、山菜など)」を、栽培・出荷・販売するビジネスで、年商2.5億を超えている。「SDGs未来都市」としても選定。


【精神問題】

自殺・うつ病問題の解決に向けたメンタルヘルスケアサービスをご紹介。

☆Kibun Log

認知療法を活用した、メンタル管理アプリ

★cotree

オンラインカウンセリングサービス。個人向けの他に、企業向けに福利厚生サービスとして提供している。

★lafool

社員の生産性向上・離職防止につなげる組織分析ツールとセルフケアモバイルアプリを開発&提供。これにより業務ストレスによる体調不良を感知して、改善策の提案やカウンセリングなどを通して精神病や離職を未然に防ぐ。

★ABABA

就活失敗によるうつ病・自殺問題を解決するための、就活マッチングサービス。不採用通知を他社企業からの推薦メールに変えるという仕組み。
利用企業側は、競合企業に最終面接まで進んだというマッチ率の高い学生を効率よくスカウトできるという点がメリット。


【交通事故問題】

★スマートくん

スマホがドライブレコーダーになるアプリ


【その他】

特定の社会課題に絞っていないが、面白いアプローチで社会課題解決に取り組んでいるサービス事例をご紹介。

★エンタメで募金率UP

あこがれの有名人からビデオレターが届くサービス。
そのビデオレターの購入金額の一部が、NPOなどに募金される仕組み。
芸能活動に社会性を持たせることで、自己承認欲求を刺激し、募金率を向上させるという画期的なエンタメサービス。

☆エシカルなスマホ

自分で修理可能で長持ちなスマホ「フェアフォン」
それだけでなく、紛争の資金源となる鉱物を使用せず、従業員の健康面にも配慮した工場で正当に賃金を支給している労働環境で製造されているエシカルなスマートフォン。
これからの消費には、長持ちする商品を購入することで社会貢献するというエシカルマインドが定着してくるのかも。

☆EaaS事業のWASSHA

IoTテクノロジーを活用し、未電化地域の人々へランタンとして電力を貸し出す、Energy As a Services (EaaS) 事業。


以下からはソーシャルビジネスに取り組むうえで参考になるメディアや機関をご紹介いたします。

SDGsを理解するメディア

SDGsやサスティナブルを理解するのに役立つメディアをご紹介します。

Green Note

「Green Note(グリーンノート)」はSDGsやサステナビリティについて分かりやすく、そしてアクションにつなげていくをコンセプトにしているメディア。企業のSDGs/サステナビリティの取り組み事例や取材記事、エシカルな暮らしの役に立つような情報を紹介しています。


ソーシャルビジネス認証機関

B-Corp認証

and BLUE


ソーシャルビジネス支援機関

ソーシャルビジネスをしていくには通常のビジネスよりも資金や支援者を必要とします。そんなソーシャルビジネスに特化した支援機関やプログラムをご紹介します。

ソーシャルアントレプレナー支援組織「SEA」

下リンクの支援先一覧から、本記事でも紹介していない国内のソーシャルビジネスを見ることが出来ます。


社会起業家輩出企業「ボーダレスジャパン」

ソーシャルビジネスを30以上展開中。

新卒からソーシャルビジネスをつくれる社会起業家育成プログラムも⇓


社会起業家マッチングサービス「ソーシャルマッチ」


【経産省選定】ソーシャルビジネス事業55選


ソーシャルビジネス情報募集中!

本記事に掲載されてないソーシャルビジネスで、画期的なものをご存知でしたら、是非コメント欄にて、
「①サービス名②URL③解決している社会課題」
をコメントして教えてください!

以上、社会課題別ソーシャルビジネス事例紹介でした!




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