THINK BOOK/intermission 01
2020年の3月に,アーカイブから掘り起こしてタイムカプセルを開けるように記事を起こし始めて気がつけば1年と2ヶ月が過ぎました.読者の方にどれくらい当時の臨場感や空気感が伝わっているか半信半疑なところはあるけれど,ゲストの話す内容がいつも素晴らしいので,何とか「読むTHINK」として続けてこられたかなと思います.
記事を起こしながらいつも感じるのは,もう10年以上続けられているTHINKですが,その基本姿勢がブレずに続いていること,そして,ゲストのバックグラウンドは本当に多種多様ながら,どこか皆さん共通した「何か」がある,ということです.それはホストである谷尻誠の中にある問題意識やゲストへの眼差しがそうさせるのか,あるいは,ゲストとして招かれる人のほとんどは独立して仕事をしている人であり,広い眼で見れば起業した人,ということになりますから,似たようなマインドセットを持っているということからなのか.でも,単純にそれだけではない気もします.その共通した「何か」から,さらに解像度を高めて見えてくる,その人なりのオリジナルな「想い」みたいなものが伺え知れることが,このトークを体験する醍醐味でもあるような気がします.
これからも,できるだけその醍醐味を味わってもらえるような記事を続けていきたいと思います.これまでの1年と2ヶ月で27本の記事にまとめることができました.これからもできるだけ多くの人に届けられたらと思いますので,引き続きお付き合いいただければ幸いです.THINKは広島で開催されるため,その他の地域に住む方々にはなかなか現場に来られないかもしれませんが,現在の新型コロナウィルスの状況が改善したら,Suppose design office にある,名前のない部屋,で繰り広げられるアットホームで刺激的な生のTHINKを体験してみてください,と願いつつ.
5月になりましたが,近日中に4月予定だった2本目の記事をアップ予定です,お楽しみに.
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「THINK BOOK」は、サポーズデザインオフィスが企画する、THINKをテーマにしたプロジェクトを文字と写真でとどけるメディアです。 …
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