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ひとときの復活 かくれがマルシェでたぬきのランチ

2022年11月3日をもって閉店した、山口県周南市鹿野の農家レストラン「たぬき」。常時の営業は終了してしまいましたが、イベントなどで臨時営業を行っています。今回、3月17日に開催された「KANOかくれがマルシェ」に合わせ営業した際に時間があい、久しぶりにかつての味を楽しむことができました。

冬季を除き毎月1回開催されている、山口県周南市鹿野の各所を会場に行われる周遊型マルシェである「KANOかくれがマルシェ」。

会場を分散させ、移動することで、同時に鹿野の景色も体験してもらおう、というこのイベント。3月は、17日に開催されました。

自分もときおり来場し、会場をあちこち回っているのですが、今回「農家レストランたぬき」が、イベントの中で臨時営業されるのだとか。

2年前に閉店した味が、もう一度体験できる! と、せっかくなのでお昼をいただこうと思い、久しぶりに足を運んでみることにしました。

懐かしの店内

2006年、農作業小屋を改装してオープンした農家レストランたぬき。閉店した今でも、山野草の庭が広がり、ジャムや釜炒り茶などを製造されていらっしゃいます。

しかし、閉店して久しく、時折とはいえレストランに通わせてもらった身としては、あの味が堪能できなくなったのはちょっと寂しく思っていました。

なので、久しぶりの営業にワクワクです。

特別メニューは、ランチと肉うどん

せっかくならいろいろなものを食べたい、ということで、たぬきランチを注文。2種類しかメニューがないため、セッティングも簡単なのでしょう。店内は非常に込み合っていながら、すばやく料理が提供されました。

あっさりした料理が小鉢で楽しめます

揚げ物などはなく、ごはんに豚汁、メインのお肉に、小鉢が少々。定食って、いろいろなものが少しずつ食べられるので、とても満足できます。

普段はあまり豆を食べない自分ですが、いい具合に炊き上げられた豆は絶品。豚汁も野菜たっぷりで、普段なかなか外食で食べられない、たくさんの野菜を味わうことができました。

ご飯の上には、苦みのある付け合わせが乗っていましたが、この苦みが美味しい。春が近付くと、苦みのある食材も多々でてきますが、体がスッキリするような、さっぱりした味わいに、ご飯も進みます。

お水代わりに提供された釜炒り茶も、久しぶりに味わいました。苦みのある味が、いかにもお茶といった感じで、食事にもぴったりでしたよ。

次回の営業予定は未定ですが、今度はいつの営業になるか、楽しみになってきます!

臨時営業を知ったときは、また訪れてみたいな、と思います。


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