ひとときの復活 かくれがマルシェでたぬきのランチ
冬季を除き毎月1回開催されている、山口県周南市鹿野の各所を会場に行われる周遊型マルシェである「KANOかくれがマルシェ」。
会場を分散させ、移動することで、同時に鹿野の景色も体験してもらおう、というこのイベント。3月は、17日に開催されました。
自分もときおり来場し、会場をあちこち回っているのですが、今回「農家レストランたぬき」が、イベントの中で臨時営業されるのだとか。
2年前に閉店した味が、もう一度体験できる! と、せっかくなのでお昼をいただこうと思い、久しぶりに足を運んでみることにしました。
懐かしの店内
2006年、農作業小屋を改装してオープンした農家レストランたぬき。閉店した今でも、山野草の庭が広がり、ジャムや釜炒り茶などを製造されていらっしゃいます。
しかし、閉店して久しく、時折とはいえレストランに通わせてもらった身としては、あの味が堪能できなくなったのはちょっと寂しく思っていました。
なので、久しぶりの営業にワクワクです。
せっかくならいろいろなものを食べたい、ということで、たぬきランチを注文。2種類しかメニューがないため、セッティングも簡単なのでしょう。店内は非常に込み合っていながら、すばやく料理が提供されました。
揚げ物などはなく、ごはんに豚汁、メインのお肉に、小鉢が少々。定食って、いろいろなものが少しずつ食べられるので、とても満足できます。
普段はあまり豆を食べない自分ですが、いい具合に炊き上げられた豆は絶品。豚汁も野菜たっぷりで、普段なかなか外食で食べられない、たくさんの野菜を味わうことができました。
ご飯の上には、苦みのある付け合わせが乗っていましたが、この苦みが美味しい。春が近付くと、苦みのある食材も多々でてきますが、体がスッキリするような、さっぱりした味わいに、ご飯も進みます。
お水代わりに提供された釜炒り茶も、久しぶりに味わいました。苦みのある味が、いかにもお茶といった感じで、食事にもぴったりでしたよ。
次回の営業予定は未定ですが、今度はいつの営業になるか、楽しみになってきます!
臨時営業を知ったときは、また訪れてみたいな、と思います。
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