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日本が認めた“漆黒” 鹿野ファームの黒いウィンナー

山口県周南市鹿野地域で生まれた、「黒い」ウィンナーがある……。
初めてその話を聞いた時、まさかそんな、と思ったことを思い出します。
今回は、そんな驚きのウィンナーについてご紹介します。

ダブル・スモーク・ウィンナー“漆黒”

パッケージも真っ黒。

このウィンナーの製造元は、鹿野ファームさん。周南市の地産地消産品を集めた「しゅうなんブランド」の中でも、トップブランドである「きわみ」の称号を得た鹿野高原豚かのこうげんとんを生産する会社です。

その名の示すとおり、スモークしたウィンナーをもう一度スモークにかけ、竹炭を練り込んだことで、通常のウィンナーとは比較にならないような香りと、そして特徴的な真っ黒い色を備えた特徴的な商品です。

しかしながら、それは奇をてらったものではありません。

その特徴の1つである香りは大きく評価され、農林水産省が後援する、ふるさと食品の品質向上などを目的として開かれる「優良ふるさと食品中央コンクール」の新製品開発部門で、最高賞である農林水産大臣賞を受賞したんですよ。

優良ふるさと食品中央コンクール
https://www.shokusan.or.jp/furusato/

このコンクールは、全国各地の商品が対象となっていました。
その中で、最高賞を受賞した商品が鹿野産のものだった……驚きと同時に、とても誇らしい気分になってきます。

購入、そして実食

外も、中も、真っ黒です。

ダブル・スモーク・ウィンナー”漆黒”を購入し、さっそく食べてみることにしました。

袋を開けると、珍しいカシの木でスモークされたというウィンナーからいい香りが漂います。通常のウィンナーであれば袋の中に鼻を入れて香る程度……というものでしたが、この漆黒はより強い香りを放っています。

お勧めの食べ方はボイル、ということで、それに従ってボイルしてみることにしました。

外も中も、見事に竹炭の効果で真っ黒。
一瞬、これはおいしいのだろうか……と思える外見をしています。

意を決して口に運んでみると、さすがは鹿野ファームさんのウィンナー。竹炭が入っているからといっても何か特殊な味がするわけでもなく、通常のウィンナーと変わらないおいしさを誇っています。

通常のウィンナーと比べてみました。

ただ通常のウィンナーと違うのは、やはり「香り」です。食べる際、当然口に近づければ、香りを感じる鼻にも近づきますから、その特徴であるダブルスモークが生み出す香りを楽しみながら食べることができます。

やはり「香り」が、このウィンナー一番の売りになるのではないかと感じまました。

お勧めは「お酒とともに」

このウィンナーのイメージされる食べ方を鹿野ファームの方から聞く機会がありました。

実はこのウィンナー、85g(5~6本ぐらい)で300円程度と、なかなか高価なものになっています。
この値段からわかる通り、これは普段の食卓で食べるような状況をイメージしていないのです。

日曜の朝に何本もまとめて出てきたり、弁当に詰められていたり……というような普段使いするものではありません。

例えば夜、お酒を傾けながらちょっとウィンナーをつまむ、というような、大人の時間に添えられるようなものをイメージされているのだとか。

お酒と一緒に楽しむ燻製食品といえば、スモークチーズなどもありますね。
同じように、燻製の香りを楽しみながら少しずつつまむ、そういう食べ方が似合っているものなのだそうです。

自分もあまりお酒に詳しいわけではないので、どんなお酒が一番合うかは想像できませんが、洋酒系なのかな? と考えています。
今度は実際にお酒と合わせてみながらのレポートができればいいかなと思います。

お買い求めはオンラインでも可能です。

今回、ダブル・スモーク・ウィンナー“漆黒”を購入した「ふる里マルシェかの」。

このウィンナーを購入する方法ですが、実はまだしっかりリサーチできていない状況です。自分は鹿野地域の「ふる里マルシェかの」で1人1袋という限定で購入することができましたので、鹿野地域では直接購入することが可能です。

他の手段として考えられるのは、やはりオンラインショップでしょう。
このウィンナーの他にもさまざまな製品を購入することができますので、これまで鹿野ファームの製品を口にしたことがない方は、ぜひこの機会に購入してみていただけると嬉しいです。

深く、香ばしく、濃厚だけどもクセがない……そう紹介されているこの「大人のウィンナー」を、ちょっとだけ楽しんでみませんか?


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