渋川の春近し　花咲き始めの散歩道

3月上旬、風は冷たいながらも、陽気はだんだん暖かさを増してきています。山口県周南市鹿野・渋川地区を歩いてみると、あちこちに「色」が。気が付けば、春の花たちが咲き始めていたようです。

足元に感じる春

最初に気が付いたのは、取材帰りの車の中でした。

なんだか、道端に黄色いものが見える……？
少しスピードを落としてみると、それがアブラナだったことに気付きました。まだ開花はじめといったところでしたが、確かに黄色い花が開いているのを見て、車を停めて歩いてみることにしました。

歩きながらだと、あちこちでアブラナの花が咲き始めているのが見えました。一面黄色！　となるのはこれからでしょうが、それでも春の訪れを感じずにはいられません。

他にも、オオイヌノフグリも花を付けていました。
冬の間、茶色っぽい草木ばかりだった景色に、青や黄色という鮮やかな色が混じってきているのを見ると、思わずカメラを向けずにはいられませんでした。

見上げても、春の訪れ

地面から顔を上げてみると、ある木が真っ白になっていました。
これはもしかして、と近づいてみると、それはウメの花。

4月になればサクラが咲きますが、3月といえばウメの花ですね。
写真の木だけでなく、あちこちに白い花が見られました。

これから春を迎え、鹿野のあちこちで、色とりどりの花が開いてくると思うと、長かった冬が春に移り変わっていくことを、目で見て感じることができますね。