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転職のときに勤務地をどのように考えるべきか

 数多くの転職をしている中でも家族のことがあっても転職にブレーキをかける気持ちはあまりなかったが、実態として多くの方が家族の為にも今いる会社で転職をせずに安定して頑張ろうと、思っていらっしゃるとは思う。転職をすると先行きがどうしても先行きが不透明になる為、多少なりとも勝手がわかっている今の会社の方が悪くなるとは言え、見通しが立てやすいのも事実ではある。

 個人的には子供もいて、妻もいて、という立場での転職を何度も経験はしているが、フットワークのことで言うと勿論、独身のときや若いときの方が転職というのは決断しやすい。ただ、家族と言うと自分の作る家族のことではなく、親のことも考えたり、最終的に働くところはどこにするか、というところを意識しながら転職活動をすることは、何度もしない為にも重要であるとは思う。

 自分の働きたい会社や、良い条件の会社はどうしても賃金料率の高い都内に寄ってしまうことが多いが、関東、都内の件は住居などのベースコストもそれなりにかかる。そうすると所得税率なども当然多くなってくるので、実は田舎で生活するものとあまり変わらない部分もあったりする。
 ただ、イベントや活動はお金があるにすれば圧倒的に機会が多いので、多趣味であるや、趣向が深いという方は基本的には都内などに住みたいというライフスタイルの決断も否定はできない。

 転職を考える際には貴方の関わる人達がどこでどういう風に暮らしたいのか、ということを先ずクリアにした方が良いと個人的には思う。これは年齢とともにステージが変わってくるので何ともは言えない。ただ、幸せに人生を送るためにも家族や自分を不幸にする可能性がある場合の遠方への転勤などは控えた方がいいだろう。反対に自分一人しか関わらず、冒険がしたい、違う地域で仕事をしたいという場合は地方で仕事をするというのは推奨する。

 勤務地は若いときで且つ、ギラギラしている時は「全国どこでも行くのが当たり前だろう」と思ってしまうところもあり、あまり重要視しない部分がある。また全国、全世界に展開している大会社であれば、始めの勤務地が自分の望んだところであっても3年後、5年後は分からない。そして転勤になるから転職をする、ということは避けた方が良い。

 上記の辺りが、勤務地に関して非常にどの程度、重要視するか悩ましいところではあるが、個人的には本社や主要な工場、勤務地が自分の最終的に住みたい地、にある会社をお勧めはする。

 また、個人的にこれは私の望みではあるが、リモートワークの行きついた先には、本当に全員が全員、住みたいところに住み、どこからでも仕事をすることができる、というような社会になって欲しいと思う。
 歳を取れば核家族の形態をとっている親御さんは自分の娘、息子に近くにいて欲しいと思うことはあるだろうし、私だけかもしれないが、歳を取ると、故郷への思いというのは強くなる。何か故郷に恩返しをしたいな、と思う反面、距離が遠いとできることも限られてくる。

 色々考えることがあり、悩む部分も多いが転職は自分の人生の軌道を修正することができる大きなチャンスであるので、するのであれば、是非フィジカルのところは家族全員で相談していただきたくことをお勧めする。

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