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ひさびさに大学に行った話

今日,3月以来,3~4カ月ぶりに大学に行ってきた.
もはや,観光みたいな気分ではあったが,授業である.
正確には,授業のTAで行ってきたのだが,あまりに久々すぎて,すごく不思議な感じがした.

わたしの指導教官は,なぜか土曜・日曜・祝日,すなわち休日に授業をすることが多い.集中講義という名目だからかもしれないが,去年はそのおかげで,3週間無休とかがざらにあった.
今日もそんな感じで,日曜なのに授業だったというわけ.


今期,多くの大学がオンライン授業を行っていることはニュースでも取り上げられた通りで,わたしも例外ではない.
多くの学生が厳しい状況に置かれて,いろいろ言われているわけであるが,リモートでの研究は,わたし個人的には嫌いじゃない.

進捗報告はZoomを使えばできるし,研究も今は去年やったことを分析・まとめたり,論文を書いたり,先行研究を探して思案したりしていればなんとかなる(予定)


ただ,ときに人と直で話して『円滑に』議論したいと思うことはある.

Zoomはじめオンライン会議ツールを使うと,相手の間が読めないことが多々あり,妙な沈黙や被りがある.
その度に,「あっ」ってなるあの感じはどうも馴染めない.
雰囲気が掴み切れないのが悩ましいところだ.

ちょっと話がずれたので,今日の授業に戻ろう.

今日の授業は,簡単な「実験」を行うものだった.
流石に,学生の各自宅に実験キットを送るわけには行かないので,対面での授業を再開した.

そこで強く感じたのが,
実験というのは,実際にやってなんぼのもの
ということである.
やってみないと,仮説もたてられなければ,結果も得られない.

誰かがやった実験データをもらって考察したってそれは自分にとっては机上の空論的なものだし,そのデータに対する思いもなくなってしまう.

そして何より,
実際にやらないと楽しくない.



そんなことを再確認して,今日のわたしの任務は完了した.


P.S.
指導教官に会うのはZoomを通してばかりだったので,今日会ったとき何か,テレビに出ている人に会った,そんなような気分になってすごく興味深かった.


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