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【時世とモラル】冷戦による「反米」、経済成長による「反日」、そして今は

「アメリカ」とはどういう国か、説明できるだろうか。

従来のリーダーであるヨーロッパ・ラテン地域の「カトリック」を継がず、

「プロテスタント」の自由民主主義で国家を切り開いたのがアメリカだ。

アメリカは広大な土地、膨大な国民によって

華々しい存在感を放ち続けてきた。

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「冷戦」が起きた。世界の東西を分け、「どちらの倫理が正しい」か

注目を集めた「力比べ」であった。

この時のアメリカは、これまでの「民主主義」をいたく非難された。

文脈はこうだ。

「アメリカは本当に、《世界を代表するような倫理観》をもった、民主主義国家なのか?」

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日本においても、戦後復興の経済成長の際に、

世界から注目を集めた、と同時に非難を受けた。

「日本はアジアを裏切ったことで、経済成長したのではないか?」

――しかしながら、現代の日本はもうアジアをリードする立場ではない。

現代に残る「反米」「反日」感情は、もはや《形骸化》した。

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では、形骸化されていない「国家間感情」とは存在するのか?

それこそが、「ウクライナ・ロシア戦争」における各国家の動きでわかる。

――国家の動きを見るときに注目すべきポイントがある。

それは国が選択した「倫理」と「経済」だ。

これらは決して別個ではない、「倫理」は「経済」であり、逆もしかりだ。

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【 国家が選択した倫理(政治)は、
  経済の形を変え、未来をむしばむ。】

国家はさまざまな選択で、今を生み出した。

ナショナリズムの進行。宗教回帰。経済至上主義による貧困と病気。

共産主義。・・・・・

我々の目の前には、年金構造の崩壊と、高齢者の国がたたずんでいる。

【国家が選択した倫理(政治)が、経済の形を変えていること】

忘れないでいただきたい。

今一度、皆が国に目を向けて。

政治 - 産経ニュース (sankei.com)