見出し画像

写真を撮りに、富山へ。

緑が増え、田んぼに水が入り、立山連峰の残雪とのコントラストが綺麗な5月初めの富山に、私は行くことにした。5日間の富山での旅である。

旅の後半は、テイストが変わるので別の記事で取り上げている。
次回【 https://note.com/2231000/n/ndb2ce3f168f0 】

また、私は文を書く人間ではないので、駄文を見るのが耐えられなかったら、写真だけ流し見るということでも歓迎する。

1日目 / いざ、富山へ


富山駅までは、大阪より特急サンダーバードと新幹線を乗り継ぎ3時間の道のりだ。かつては富山まで走っていたサンダーバードも、今は金沢まで。そしてまもなく、その終着駅は、敦賀駅へと変わる予定だ。今回は、そんな衰退続くサンダーバードの乗り納めという目的もあった。



富山駅はとってもきれいだった。路面電車の駅は近未来的だし。なんだか富山の中心部は現代的でいいなぁと思う。

路面電車で岩瀬浜へ行く。もともと曇りの予報だったが、なぜか少し晴れてきた。今日はどうやら立山も少し見えそうだ。

おお、綺麗だ! 肉眼で見るとやっぱりすごい。春先にはもっと雪が残っており、さらに絶景という感じだそうだ。次に来るときは3月とかに来てみようか。

岩瀬浜は、立山の山並みと海を一度に見られるという場所。白砂青松100選なんてものに選ばれているらしい。

曇っているが、立山は見えている。
4月から5月にかけては、富山の風物詩「ホタルイカの身投げ」なんてものも見られるそうだ。

路面電車から見える立山で、すでにテンションがブチアゲである。




ー地震に襲われる

岩瀬浜にある展望台に上っていたころ、スマホがけたたましく鳴り響いた。まもなく地が揺れ始めた。地震である。

揺れが収まり、周りの観光客も観光を中断という感じ。石川で最大深度6強だそうだ。少しして津波の心配はないと通知があった。よかった。こんなところで津波に遭っていたら大変だった。早速先行き不安だ。ゴールデンウィークを襲う大地震….。とりあえず富山に戻って観光を再開しようか。




ー常願寺川で鉄道を撮ろう。


少し体制を立て直し、観光に復帰する。しばらく路面電車が地震で止まっていたので、少しだけ予定が崩れた。

次は少し趣向が変わり、鉄道の写真を撮りに行く。立山と鉄道を一緒に撮れる素晴らしいロケーションがあるらしく、この旅の目的の一つにしていた場所。道中はあきらめていた立山もそれなりに見えている。行こう!


”撮り鉄”と思わしきおじさんも、同じように電車を撮っていた。 散歩をしていたおじさんに「背景がいいでしょう?」と話しかけられ、少しだけ会話をしたりもした。

一番上の電車から順に、京阪電車、東急電鉄、西武鉄道からのお下がりの電車らしい。どれも古い電車だ。鉄道マニアは古いものが好きであるから、ここは人気の鉄道路線である。次は晴れているときにも来たいなあ。

富山に着いたのが12時ごろだったが、いつの間にか日が暮れそうになっていた。なんだか疲れたし、早めに宿に戻って明日に備えようと思う。


2日目 / 黒部峡谷鉄道

おいおい、また鉄道かい?と思った方。その通りだ。
しかし黒部峡谷鉄道は景色が実に良い、すばらしい観光地である。


富山から新幹線と富山地方鉄道を乗り継いで1時間半。宇奈月温泉に着いた。宿もここにとってある。今日は宇奈月と黒部峡谷鉄道の観光だ。



黒部峡谷鉄道は、宇奈月~欅平駅間 20.1 kmを、黒部川に沿いながら1時間20分をかけて走る鉄道路線。その景色から多くの観光客でにぎわう。トロッコ列車が走っている。

全線を通してこんな感じだ。時間は11時くらいである。午後から大雨予報だったので、不安になりながら乗っている。

案内放送では、見所やその解説、地名の由来などが流れていた。大きな崖とか、滝とか。積雪した山なんかも見ることができた。

途中には駅がいくつかあるが、そのほとんどで乗り降りはできない。関係者用の駅だそうだ。

もともとこの路線は、黒部川電源開発のための資材運搬用鉄道であり、旅客輸送は「おまけ」だった。開発に携わる人のための駅が沢山あって、旅客列車は通過するか、対向列車の待ち合わせをするだけだ。



ー欅平駅に到着

1時間20分。ゆっくり走って欅平に着いた。駅にはレストランと土産屋があった。黒部川を見下ろせるような場所があるので、そこに行こう。


ピンクのお花が沢山咲いていた。

しっとりとした緑の様子は心地が良い。

午後からの雨予報により、通行止めになっているエリアが多かったので、本来の予定より少し帰りの便を早めることにした。

ヨーロッパみたいだ。



ーサルとの遭遇

本来の予定より早く宇奈月に戻ってきたので、少し歩いてトロッコ列車を見れる場所に行ってみることにした。ここで雨が降り出したので、レインコートを着た。

暗いトンネルを少し歩いて、出た先にはサルがいた。

おとなしかったのでゆっくり撮らせてもらえた。子サルを抱えてるようだ。

サルは一匹だけでない。沢山いた。
道を歩いていたり、木に登っていたり、崖ギリギリのところに座ってゆっくりしている。タグみたいなのがついているので、完全な野生ということではないみたい。

野生じゃないなら安心だな!と根拠のないことを思った刹那、急に威嚇されてびっくりした。なんとか攻撃はされなかったが、心臓に悪い。


サルから逃げるように宇奈月のほうに戻る。ちょうど鉄橋を渡るところで列車が来たので撮っておいた。宇奈月発の列車はすでに終電を迎えており、あとはこっちへ戻ってくる列車だけだった。

この後、本格的な大雨になったので、宇奈月の街中にあるお店でアップルパイを買って、旅館にチェックインすることにした。あとはゆっくりしよう。温泉もあるし…。


3日目 / ガラス美術館と…


朝起きてバイキングの朝食を食べ、富山に戻った。

この日も、引き続き雨であった。しばらく続きそうというか、夕方から大雨警報が出るような豪雨になるようだった。それなら今のうちに楽しんでおこう。

「次、とまります。」

路面電車に乗り、ガラス美術館の最寄停留所で降りた。

ガラス美術館のある建物には、一緒に図書館も入っていた。建物は非常にきれいで、現代的だった。

館内には、とても大きくてカラフルなガラス作品とか、炭酸カルシウムを混ぜて、一見ガラスでないようなものにした作品があったりした。ガラス棒を編んで作ったものとか、

ガラス作品だけではなくて、絵画とか、そんなのもあった。企画展みたいな感じだったかな。 かなり良かった。


お昼にしよう。

ここまでご飯の画像がなかったが、それは私が全然ご飯を撮らないからである。出されたら食べてしまう。いつも食べ終わってから気づくのだ。これはカニ丼。とてもおいしかった。


午後からは、本格的に旅のテイストが変わる。具体的に言うと、鉄道風景写真を撮る。
鉄道風景写真に全く興味がないという人は、ここまででも大丈夫だが、私としては写真だけでも見ていただけないかと思う。

この旅の続きはこちらから:【 https://note.com/2231000/n/ndb2ce3f168f0 】


━━━━━━━━━━━━━━━━━━
各種SNS

Twitter (メイン) https://twitter.com/SlowlyRamune 
Twitter (鉄道写真) https://twitter.com/RailwayRamune 
Instagram https://www.instagram.com/nakayanakayan/
niconico (旅行の動画) https://www.nicovideo.jp/user/118411594/video?ref=pc_userpage_menu

━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ご一読いただき、ありがとうございました。







この記事が参加している募集

#旅のフォトアルバム

38,547件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?