モロッコおもしろ食文化
モロッコに行った。
私が訪れたのは青の町シャウエン、迷宮都市フェズ、神の国マラケシュ。
3都市を巡り、どこもかなり違った雰囲気で最高に楽しめる素敵な国だった。
そんな中でもずっと共通してわたしを笑わせたのはモロッコの“食”。
モロッコでは、日本人として生きる私の常識を覆すような食に出会った。
今まで13ヶ国訪れて、あんまり驚くことも無くなってきた私を驚かせてくれる、割とクセのある食事の数々だった。
そんなモロッコのおもしろ食文化を紹介したい。
必ずデカパンが出される
何度か食事をするうちに気付いたこと。
それはお通しのような感覚でめちゃくちゃデカいパンが勝手に出てくること。
途中からもうパンが出るのが当たり前になって撮影するのをやめているため、分かりづらいものばかりで申し訳ないのだけど。
私と同行していた旦那は3回目の食事あたりでようやくパンが出てきちゃうことに気付き、
「サラダとお肉と…あとデカパンも出るじゃん?」的な感じでデカパンと勝手に名付けて注文する時にデカパンありきで考えたりした。
モロッコでは当然のように食べられているらしいデカパン。
お店によってさまざまなデカパンが出てきて面白い。
豆のスープにつけて食べたり、ジャムとかオリーブオイルが出てくる親切な店もある。
でも、とにもかくにも、デカいパンが必ず出てくる。
私たちが頼んでいなくとも。
朝ごはんがパンとパンとパンとパン
現地のThe!な朝ごはんを食べたいと思ったら、私はホテルを予約する時に朝食付きプランにすると決めている。
それは私たちの意思を全く気にせずにご飯が出てくるということだから。
ということで今回はフェズとマラケシュのホテル(リヤド)では朝ごはん付きにした。
朝ごはんはバイキングでは無いようだったので、よりワクワクした。
どんなご飯が出てくるんだろう…!♡
え…。
8割パン………!!!
パンのバリエーション………!!
異常に卵がありがたく感じた。
パンにバリエがあるだけマシかもしれない。
でも、こんなにもパンしかないものなの…??
このホテルだけかも!と思ってマラケシュのホテルへ。
卵も無くなった…!!パンまみれ。
昨日市場に行ったらあんなに野菜とかお肉とか売ってたよね…??
しかもそんな高い値段じゃなかったよね…?私たちが払ってる宿泊代のがよっぽど高いよね…??
そんな風に思いながら、市場の様子を思い出す。
食材が豊富な国だと思っていたけど、日々パンばかり出されている。
この辺りからお米が恋しくなってきた。
ファミマのおにぎりとか食べたい…
何らかの形でプライドポテトが登場する
頼んでもないのに出てくるランキング2位は、フライドポテトだった。
モロッコでの初めてのご飯はタンジェという港街の小さなファストフード店だったのだけど、ツナサンドとチキンサンドを頼んだら
デカめのフライドポテトが付いてきた。
そこまでお腹が空いていなかった私たちはサンドイッチ(というかフランスパンに具が挟まってるやつ)の大きさにも絶望したし、ポテトがくっついてくることも「言ってよ!!!」となった。
その後も、グリルチキンを頼んだら
グリルチキンが美味しくて別の店でも頼んだら
ケバブ頼んだら
タジンとサラダだけ頼んだのに、
トルティーヤ頼んでも
そんな感じで結果、朝以外はポテトから逃げられずに食べることとなった。
具、同じじゃん
とあるお店でサラダとケバブチキンを頼んだ時のこと。
いや、ほぼ具同じじゃん。
トマト、レタス、にんじん、米、マカロニ、コーンが被ってる。
ケバブはケバブって名前なのにケバブが2割くらいじゃん。
これはほぼサラダじゃん。
違いはポテトとケバブが乗ってるかツナが乗ってるかだけじゃん。
これ、どっちもサラダじゃん!!!
ちなみにこの店のデカパンは過去1デカかった。
モロッコのご飯、注文難しすぎる。
それでも楽しいモロッコごはん
そんな感じで色々笑えたり文句を言ったり米が恋しくなったりしたけれど、もちろん美味しいものにもたくさん出会えた!
今回のモロッコ旅ではいろんな国に行った中でも驚かされるような笑えるような面白い食文化に触れられた。
ちなみに滞在している間、普段食べないような量の小麦とフライドポテトを摂取したおかげか肌がめちゃくちゃ荒れて💩の調子も悪くなった(笑)
日本に帰って1週間ほど小麦断ち生活をしたらかなり改善されて、やはり米は最強……!!となりました。
素敵な国モロッコ🇲🇦
ぜひ訪れる際は参考までに!
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