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ただのドラえもん好き
2023年12月19日 21:23
晴れた日の午後、河川敷で見上げた空は、一面青かった。「飛べちゃいそうな空だね」本気でもない、でも冗談でもなさそうに君は言った。「青いから?」「うん。ほら、晴れた日の海とか見てても思うじゃん。泳ぎたいって」そりゃあ、海は泳ごうと思えば泳げるけど。そんな事を思っている僕の横で、君はあの歌を歌う。「空を自由に飛びたいな〜」そんな、願ったら本当に飛べちゃうような顔で歌う君の横で。