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【好き#2】岐阜のいいところ

岐阜に住んでいる人間の実感

地域の良し悪しって、実際住んでみないと分からないですよね。
パンフレットや広告は良い事ばかり言うので「実際はどうなの?」と気になるところなのではないでしょうか。

今回は、岐阜県のいいところを語ります。

筆者は以下のような人間です。

  • 岐阜市周辺に10年以上住んでいる

  • 20代後半

  • 女性

こんな筆者の立場から見た岐阜のいいところとはなにか、3つ挙げたいと思います。

なお、岐阜と言っても、岐阜市周辺、飛騨高山地方、多治見市など東農側で印象が変わってくると思うので、違和感を覚えられる方もいらっしゃると思います。
今回言う岐阜とは岐阜市周辺でご了承ください。

(1)カフェが多い

岐阜は特にカフェの店舗数が多い印象があります。

中部地方は「モーニング文化」で知られています。
モーニングとは、朝にカフェでドリンクを頼むと朝食が付いてくるサービスの事です。
大体は450円前後のコーヒー代でトースト、ゆで卵、3口程度のサラダがついてくるといったイメージです。
愛知県の一宮市が発祥の地と言われており、愛知、岐阜では当たり前になっています。

地元のおじいちゃんおばあちゃん、子どもさん連れのファミリー、若いお兄さんお姉さんもみんなモーニング目的で朝からカフェに行く事が日常の風景です。
また、カフェのランチも人気です。
ランチはレストランよりカジュアルに選べて、おしゃれなところも多くあるのが魅力です。

というわけで、地域柄、カフェがたくさんみられるのも納得ですね。

筆者も友達と会う話になった時には、やはり「どのカフェ行く?」から始まることが多いです。
カフェはお店のこだわりや特徴、特色がはっきりしていて選んでいてとても楽しい!
たくさんあるからこそ、個性で勝負していっているのかな、とカフェファンは感じております。

また、経験上「近くにない」という事があまりありません。車文化だからそう感じるのでしょうか。車で20分の範囲内には気に入るカフェが大体ある、といった印象があります。

実際のところ、店舗数が一番多いのは大阪、次に愛知、東京と続くようです。人口が多い都市部に多いのは納得ですね。

ただ、岐阜は「喫茶代の消費額が1位」だそうです!
カフェ利用率が高いという事ですね。
コロナ下に潰れてしまったお店がたくさんありましたが、逆にリニューアルしたお店もたくさんあります!

これからも岐阜のカフェ文化に大注目です。

(2)野菜がおいしい

意外に思われるかもしれませんが、岐阜県の野菜っておいしいんです。

なぜかといいますと、岐阜は年間の気温差が激しいという特徴があります。
毎年夏には岐阜の多治見や揖斐の名前をニュースで「最高気温が観測されました。」と聞くのが定番になっています。
冬には、地方にもよりますが山の中はもちろん、平地も山からおりてきた風で気温がかなり低下します。
その気温差に鍛えられた野菜は栄養が育ち、とてもおいしくなるのです。

正直、決して1位のおいしさだったり、生産量だったりするわけではありません。
名産品も飛騨トマト、飛騨ほうれん草、富有柿、濃姫あたりは広く知られているかもしれませんが、下仁田ネギ、夕張メロンなどに出てこられたら名前の聞こえは負けてしまうかなといったところです。
しかし、日常で食べる地産地消の野菜がおいしい、というのは、その地域に住んでいる人間にとって、無意識のところで喜びになっているものです。

日々の小さな幸せだからこそ「いいところ」といえるのではないかと思い、理由に挙げた次第です。

(3)山も都会も近い

最も「どういうこと?」と思われるかもしれませんが、これは筆者が大学時代、関東から地元に帰って就職しようかどうか迷っていた際、やっぱり地元である岐阜に戻ろうと決心した、一番の決め手です。

筆者が過ごしてきた岐阜市周辺の地域は、30分も車に乗れば山の中に行けたり、逆に山から町に出れたりします。
東農地方も、高山市もこういったところが多いのではないかと思います。
電車で考えても、中心部の岐阜駅からは30分で名古屋へ行けますし「服など買い物は名古屋でする」という若い人は多いです。

これは個人の感性が過ぎるかもしれませんが、あまりに都会すぎるとたまに自然に触れてリフレッシュしたくなることがあります。逆に、山の中すぎると不便を感じて町に出たくなることもあります。

そんな人間にちょうどいいのがこの、山の近くに町がある岐阜なのかな、と思います。

山が近いために、少し足をのばせば天然温泉があったり、ジビエが食べられるカフェがあったりします。
また、山に囲まれた地域だからこそ川がたくさんあり、花火大会が各所で行われる点も、岐阜のいいところです。

最後に

岐阜のいいところを思いつくままに書き連ねましたが、いかがでしょうか。
カフェが多く、野菜がおいしく、山も都会も近い岐阜県。
海はないし、派手なテーマパークがあるわけでもありません。
しかし、自然の恵みと、日常の中でちょっと特別な時間を過ごすことができる「いいところ」だと感じています。

今回は住む目線でしたが、観光目線だとまた少し変わってくると思います。
そちらは、また他の機会に書けたらと思っています。

ここまで読んで下さってありがとうございました。

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