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【207の創業からのハイライト】入社エントリー書きました

はじめまして!2018年1月に207株式会社にジョインしました西田 力(ニシダ チカラ)と申します!

207にジョインするまではその日暮らしみたいな生活をしていました。入社エントリーということでこれまでの207と私について書いてみたいと思います。よければお付き合いください。

西田について

西田は、代表の高柳とは新卒時代の同期です!新卒で入社した会社を退職後(僕は1ヶ月でクビになったんですが)、2人で5.5畳のワンルームに住み込みで訪問販売の事業を立ち上げました。その後高柳は上京し働くことに。僕は幼少期から続けていたバスケットボールでやり残したことがあったので地元に戻り、社会人リーグで勝つために練習に明け暮れていました。仕事はコールセンターでバイトしたり、金物屋さんで働いたりとスタートアップ業界から1番遠いところにいたと思います。

そんな僕が上京したきっかけは高柳が「そろそろ東京来たら?」と言ったからでした。東京に来てからはプログラミングに挑戦したもののすぐ挫折して、SESの営業をやったりバスケットボールスクールでバスケットボールを教えたりしていました。

ジョインしたきっかけ

207にジョインしたきっかけは、代表の高柳が本気で事業をやると言ったからです。事業分野は「物流のラストワンマイル」とだけ聞いていましたが何をやるかはあまり気にしていませんでした。
今振り返ってみると当時の僕は、特にやりたいこともなく空っぽだったので何か目標が欲しかったんだと思います。高柳の人柄や意志の強さには強く惹かれていたので彼の夢を応援することにしました!

創業期

とりあえず物流の事業をやろうってことで既存の配送時間枠ではなかなかなかなか荷物を受け取れない方向けに「夜間配達サービスTODOCU」の提供を開始しました。各々の仕事が終わったら集まって1日500枚くらいポスティングをしていました。

最初に夜間配達サービス「TODOCU」に注力した理由はこちら↓
・システムを作り込む必要が無くスピーディーにローンチできる
・どうしても受け取れない人の課題を確実に解決できる
・夜間配達にチャレンジしているプレーヤーが少ない
・物流関連会社として認知してもらいたい

*高柳のnoteから抜粋

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ポスティングの様子

サービスは全く使われなかったんですが、ユーザー様からは多くの問い合わせをいただいていていました!オフィス移転が決定する2019年まで細々と運営していました。ただしかーし、設定がうまくいっておらずずっとタダで提供していたことはここだけの秘密にしておきますw

 その後、ユーザーの位置情報を利用して再配達を無くす「TODOCU」の開発に着手し始めます。自宅の住所をTODOCUに登録することで、在宅・不在の情報が自動で配達員さんに伝わり、受け取りを効率化することができるサービスです。プロダクトの開発は、高柳とエンジニアが担当し、僕はオフィスの近辺で事前登録を集めました!仮説としては「人口の約半分が事前登録をしてくれたら大手4社も導入してくれるのではないか?」だったと記憶しています。朝から晩まで道行く人に声をかけて、1日あたり7~8人に事前登録していただいていました。
なかなか事前登録数は伸びずにいましたが、いざ投資家の皆様に話にいくと、配送員はどのくらい効率的になるのか?と言った質問がよくありました。

配達業務効率化アプリ「TODOCUサポーター」の開発

受け取りユーザー向けのサービスから攻めるか、配達員向けのサービスから攻めるか考えた末、配達員向けのサービスからつくる選択を取りました。いざ配送現場に足を運んでみるとアナログで属人化されていました。
また、配達員の7割が個人事業主で配達完了した荷物のみ報酬が発生する成果報酬制だったので物流会社は配達の効率化に積極的に投資をしてこなかったという背景がありました。

TODOCUやTODOCUサポーターの開発を進めるには開発資金が必要です。僕は開発資金を稼ぐためにやったこともないディレクターを名乗って制作会社にSESで出向し、受託開発を回す毎日を送っていました。TOODCUサポーターの機能が一通りできてからは実際に配送をしながら機能を改善していきました!ここまでが2018年1月から2019年12月の話です。

※結局は現CTOの福富がpdmに就任するまではユーザー数全く増えなかったんですけどね。

新しい仲間ジョイン

2019年の忘年会に現CTOの福富と現在は業務委託で関わっていただいている若月さんがきてくれました。とにかく盛り上げて口説きまくりジョインしていただくことが決まりました。詳しくは福富のエントリーをご覧ください。

2019年の忘年会

スキマ便事業の立ち上げ

TODOCUとTODOCUサポーターで取得した配送効率化情報を利用した配送ネットワークの構築は以前から着想していました。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)影響を受け、消費者は⾃宅で過ごす時間が急増しフードデリバリーの需要が急増したタイミングで「スキマ便」事業の立ち上げを行うことにしました。2019年4月ごろに立ち上げを開始しました。スキマ便事業を離れる2020年12月までは朝から晩までフードデリバリーの注文と荷物の配送を配達員に指示していました!すごくカオスだったんですが、物流の基礎知識はこの当時に学んだと思います。詳しくはスキマ便事業を引き継いだ小林さんのエントリースキマ便事業について語っている会をご覧ください。

痩せてる時代の私

夏合宿

2020年の夏に当時のフルコミットメンバー5人で熱海合宿を行いMVVを作成しました。ポストイットに行動指針を各書いていき、その後グルーピングしていく一般的なスタイル。5人全員が似たようなことを書いていたのが強く印象に残っています!
現在Valuesについては再定義中ですがカルチャーガイドを一度見ていただけたら嬉しいです。透明性があって自律駆動がある組織になっています。一方で課題はまだまだ山積みです。このあたりについては高柳のnoteで詳しく語られているのでよかったら見ていただけると嬉しいです。

熱海の絶景

ピッチコンテストの優勝

1度目の資金調達が完了してまもく、TechCrunch Startup Battle Online 2020 と IVS LAUNCHPAD 2021 で優勝します。世の中から必要とされている、期待されていると感じたと同時に当時は実績が伴っていなかったのでとても焦りました…

新プロダクトチームの体制

2021年の2月から西田はQAを担当することになります。当時はQAという言葉も知りませんでした。プロダクトマネージャーも福富さんになりPMFへ向けて爆速で開発を続けていました。QA1年目についてはハテナブログにまとめているのでよかったら読んでください。

そしてこれから

今後、私はコーポレートを担当します。(またポジションを変更しますw)
2度目の資金調達が完了し、メンバーも増えてきました。プロダクト開発や事業は進捗していく一方でコーポレートに課題を感じることが増えてきました。カルチャー醸成はもちろん、フルリモートにベットするためのツールの定義やコミュニケーションポリシーの設計などなどやることは山積みです。
会社の成長は今後の僕にかかっていると思っています。脳がちぎれるほど考えて「誰よりも考える」ことにはコミットしていきたいと思います。

高柳より依頼を受けたコーポレートの上流イメージ
いつでもどこでも働ける次世代組織の仕組みを作ろう
前例を常に疑い本質的な仕組みを実装しよう
各施策に意思を持ち、その意志を言語化し視える化しよう
性善説で設計しよう

これまでと変わらず誰よりも社内のメンバーの近くに居る存在でありたいと思っています。言語化が得意ではない私ですが、必ず結果残しますので207
の皆様、よろしくお願いします。

We're Hiring

207株式会社では、一緒にレガシーな物流業界の変革に挑む仲間を大絶賛募集中です!もし少しでもご興味がありましたら、以下のnotionをご覧ください!

www.notion.so

少しでもこの記事が琴線に触れた方はぜひお気軽にお声掛けいただけると嬉しいです。一緒に「いつでもどこでもモノがトドク」をつくりましょう。


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