見出し画像

ママだって怒りたくない! ~だいすきな子どもにだけ、かっとなってしまう理由~

こんばんは。
今日は午前中ゆっくりして、午後すこしフルートを吹きました。
明日レッスンなので、今日はこのあと早めに寝なくちゃな。
と思いつつ、すこしだけ気持ちを書きとめます。

今日妹は学童の日でした。
お迎えに行くついでに、学童の次年度申し込みを済ませてきました。
不備もなく、すぐに確認が済んだのでよかったです。

17:30頃に帰宅したので、まずは宿題と明日の準備の確認をして、妹には先に夕食を食べてもらいました。

といいますのも、今日は姉が19時までミニバスの日でした。
お迎えに行くタイミングが、いつものお風呂とごはんの時間だったので、食べるのがすこぶる遅く、すぐに疲れて眠くなってしまう妹には先に食べ終わっていてほしかったのです。

ここまでは、わたしの計画通り。
完璧でした。

その後、姉を迎えに行って帰宅したら、姉に夕食を出している間に、わたしと妹はすぐにお風呂に入る。
はずだったのですが、そのタイミングが計画していたようにはいきませんでした。

結果、ばたばたして子どもたちを寝かせるのがいつもより30分以上も遅くなってしまって、今ちょっと後悔しながらこれを書いています。

ただ、これを書きながら、ふと思ったのです。
これって、今までだったら余裕がなくて怒鳴ってしまっていたところだったかも。
でも、今日のわたしは心穏やかに対応していたな、と。


わたしは、周りから見たら全然怒らないひと、みたいです。
わりと仲の良い友人たちにも、怒っている姿があまり想像できないといわれます。
保育園で長年付き合いのあるママさんたちにも。

たしかに、他人にたいして怒りの感情がわいてくることは、ほぼありません。
嘘じゃなくて、ほんとうなんです。
でもこれはきっとある意味では不健全なのでしょうね。
そしてその理由は、自分の中では一応わかっているつもりなんです。

わたしは、物心ついたときから、
怒りの感情 < 悲しみの感情
という図式の感情の感じ方をしてきたように思います。

怒るよりも、それならばむしろ悲しい。
実際に、怒りの感情を感じるであろうときに、それを悲しみに置き換えていたような気がする、とでも言ったらよいのでしょうか。

この考え方の原点としてあるのは、父との関わりかな、と思っています。

小さなころから、我が家の父はとても偏屈な性格でした。
父の言動で、理不尽な気もちになったり、自分の気もちをないがしろにされた、と思うことが多かったんです。

怒ってわめいてもどうしようもなく、むしろそういう気もちが湧き出てきたとしても、父には何をしても決して受け入れてくれなかったため、次第に、怒っても仕方ないんだな、悲しいな。と思うようになっていきました。

これについては、父がわたしを虐待していたとか、そういうことでは全くありません。
父は、自分のやりかたを大事にするタイプなだけで、他の意見を受け入れることが難しい性格なのです。
そして、それだけに世間との付き合いがとても下手でした。

事実、そういった色々なことが原因でのちのちうつ病になり、何年も苦しむことになります。
じつは、いまもまだうつ病が治っていません。

だから仕方ないですよね。
父もがんばっていたのですから。

でも、こういうふうに考えられるようになったのも、きっとわたしがおとなになったからなのだと思っています。

特に自分が働き始めて以降は、父と母には惜しみなく愛されていたなと自信をもって思っています。ただ父のやり方が、一般的なお父さん像とはかけ離れていただけで。


さて、話がそれてしまいましたが。

どうして怒りの感情が湧き出ないわたしが、子どもたちにはすぐにかっとなってしまうのでしょう、という話にもどります。

これについては、姉の幼少期からかなり頭を悩まされていました。

わたしは内弁慶なところがあると思います。
唯一、夫と父母の前では素の状態だと思うのですが。
わたしが子どもたちに対して怒鳴ったり怒ったりするのを、彼らはたびたび目にしており、それについて何度か指摘されてきました。

怒りたくないのに、怒りがぶわっとでてきてしまうのはなぜだろう。
だいすきなのに。

こんなときは、いつものように本に頼り、色々読んでみました。

子どもにだけ怒鳴ってしまうなんて、わたしはおかしいんじゃないか。
他人には怒りの感情がでないのに、どうして大事な子どもたちにだけ、ここまで怒りの沸点がひくいのか。

アンガーマネジメントの本を数冊読んで学んだことは、わたしは子どもに対してこのように思っていたのだということ。

①子どもを、知らないうちに(潜在的に?)自分のものだと思っていた
→自分のものなので、自分の思い通りにいかないことで、怒りの気もちが湧き出てくる

②すべき、やるべき、やらねばならないという気もちが強くあった
→計画通りにいかないことで、怒りの気もちが湧き出てくる

子どもだから、できなくて当たり前だったのに。

ほんとうにわたしは、いつも先のことばかり考えて、どっかーん、ぷっつーん。
やってほしいのに何も進まないよ~、どっかーん、ぷっつーん。
となることがとても多かったなと思います。

アンガーマネジメントとはこういうことなのか。
こうしたら怒りの気もちがおさまるはずなのか。
たしかに、そうだろうな。
と、理解することはできたのですが、結局子どもたちにたいしてぶわっとくる怒りを抑えられないことは、今でもありますね。

でもそれは特に、自分に余裕がないときに起こりやすかったということに、今、気づいたんです。


今日は、感情的にぶわっと怒らなくて済んでほんとうによかったな。

時間とこころの余裕があれば、わたしだって
「こんな日もある。仕方ないな。明日がんばろう。」
と思えるのだな。

とても些細なことだけれど、これはわたしにとってはすごく大事な気づきでした。
休職して、ほんとうによかった。

さてさて、明日も早起きしておいしい朝ごはんを準備しようっと。

#振り返りnote #最近の学び  #子どもの成長記録 #休職 #適応障害


この記事が参加している募集

子どもの成長記録

振り返りnote

ありがとうございます(^^♪