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繋がる本棚 ~読書、寄り道、新しいもの好きなわたしと本の出会い~

こんにちは。本日は、休職4日目です。
毎日いいお天気が続いており、日当たりの良いリビングでは暑いくらい。
今日は朝散歩に出なかったので、ちょっと広めのバルコニーで、パジャマでラジオ体操やりました。笑
すこしでもからだを動かさないと。

今日は小1妹が学校から帰ってきたら、宿題に付き合って、そのあと公園へいくお約束をしています。
『がっこうがおわったら、がくどうじゃなくてすぐおうちにもどるね。
2じはんにおわるから、2じ45ふんくらいだよ。かぎもってないから、ちゃんとおうちにいてね。ぴんぽんするよ』
学校が終わった後、すぐ自宅に戻るのが初めての小1妹。それを楽しみにしてくれているようで、わたしも心おどります。
学童で楽しいことが出来るというのはわかっているけれど(行ったら行ったで充実しているようだし)こうやっておうちで笑顔で出迎えてあげられることは、わたしにとっても喜びあふれることなのだな、と感じます。
小4姉も、わたしが家にいることが嬉しいみたい。
子どもたちに寄り添える態勢をとれることは、子どもたち以上にわたしにとって必要なことなのかもしれない、と今すこし思っています。
うん、ということは、やはり働き方を変えないと。

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さて、今日書きたいのは、読書好き、新しい物好きのわたしがこの本に出会って読むまでの物語(と読後の感想)です。

わたしは、仕事と家庭とその他いろいろなことに忙殺された結果、余白の一切がなくなってしまいました。
仕事が好きだけど、たとえ時短だったとしても、今の会社で週5出勤して勤務するのは無理」という結論を導き出しました。

これは、たしか11/3のことで、この日は取締役のひとと勤務について話し合いました。
この話し合いのあと、わたしは本当につかれてしまって。呼吸が浅くなり、動悸をかなり強く激しく感じ、今思えばけっこう尋常ではない状態でした。
そのため、すこし早く会社を上がり、自転車で自宅方面まで向かいました。意識朦朧としながら。

会社は御徒町にあるので、会社から両国の自宅に戻るまで、蔵前の街を通過しています。蔵前って今けっこう注目されていますよね。(わたしのお気に入りのカフェや場所がいくつかあるので、今度紹介したいな)

わたしは、街をよりみちしながら探索したり、新しいもの見つけるのが趣味であり気晴らしの一つなので、その日、朦朧としながらいつもと違う路地を曲がって自宅方面に向かってみたんです。
気分最悪。よれよれだし。のんびり違う道をとおって、気分を変えて帰ろう。そうしないと笑顔で学童にお迎えに行けそうもない。
という気分でした。
こんな最悪な状態のときに通りかかったのがこちらのお店。

なんだか、温かみのある、雰囲気の良いお店があるなぁと思いました。
夕暮れ時、お店のオレンジいろの電球の温かさに思わず立ち止まり、気の向くまま自転車を横に止めてお店に足を踏み入れてみました。

入ってみると、お店の方がなんともほっこりあたたかく、「はじめてですか?」と、お店のことを説明してくださいました。
そして、そのお店の過ごし方の一つに『繋がる本棚』がありました。

過去に誰かが置いていってくださったものや、おすすめの書籍です。
多くの本にはその本を置いていってくださった方から、次読む方へのお手紙が認められて、挟まっています。持っていきたい本を見つけたら、ご自身の本と交換か、もしくはその場であなたのおすすめの本を教えて頂き、その本のお代を、繋がる本棚利用料と合わせて、頂戴致します。
交換していく際にはぜひ次読む方へのお手紙も書いていっていただけると嬉しいです。

読書好きのわたしには刺さるものがあり、早速本棚を拝見しました。
そのとき目に飛び込んできたのが上述の本『もしあと1年で人生が終わるとしたら?』でした。
初見だったので、せっかくなら手持ちの本を持ってきてから繋がる本棚を利用したいなと思い、このときは、また近いうちに会社帰りに寄ろう、と勝手に決意してお店をあとにしました。
(次はここで、一年後の自分へ手紙を書いてみたいな。)

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時同じころ、noteを眺める時間が増えるようになっていました。
いろいろな方の文章に触れて、うつや適応障害、HSPのことなどを発信している方がとても多いことを知り、noteを読むことで、なんだか仲間がいるような、励まされるような気持ちになりました。
読んでいくうちに、私も心の苦しさを解放したい。とにかく文章にして整理してすっきり楽になりたい。気持ちの整理をnoteでやってみたいかも。そういった気持ちが芽生えてきていました。でも、良い文章は書けそうにないし、なにから書いたらいいかわからない。そのときに目に入ってきたのがnoteのお題。ひとまずこれなら、気軽に書けそうな気がする。
こういった流れで、わたしはnoteを書き始めました。
はじめて挑戦したお題は  #私のベストコスメ  ちょっとだけこのときの自分の気持ちをのせて書きました。

ほかのお題にも挑戦したいと思ったとき、 #読書の秋2021 が目に留まりました。もともと読書がすきだし、読んだことある本ならすぐに感想書けるかも、と気軽な気持ちで課題図書リストをひらくと。

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あれ。これって自由丁の繋がる本棚で、一番最初にわたしの目に飛び込んできたあの本!すごい偶然!運命!

このような偶然があり、後日いそいそと自由丁のお店を尋ねました。
ありますように。ありますように。
お店に入りすぐに本棚に向かうと、まだこの本はあのときのまま本棚におさまっていました。よかった~。
わたしはというと、引っ越したばかりだったので、かなりの本を図書館に寄贈してしまって手持ちの本がほとんどなく、直近に読んだ小説を持っていきました。(しかも、友達からもらったもの。。汗)

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そして、運命的に出会ったこちらの本、早々に拝読いたしました。
思った通り、今のわたしのようなひとが読むのにぴったりの本でしたので、気になる方はお手に取ってみてください。

著者の方が仰っていらしたことの中で特に気に入ったのはこの言葉たちです。

生きる上で最も大事なことはどんなときも自分の気持ちに誠実に正直に生きること。
・たとえ無力でも存在し続けることが大切。何もできなくても、存在するだけで必ず誰かの支えになっている。命は、役に立つから価値があるのではない。存在するだけで価値を持っている

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わたしは、あの時、会社から求められていたと思います。
一生懸命頑張っていたし、会社から必要とされるのは嬉しいことでした。
でも当初予定のボーナスがコロナ不況で出なくなってしまいました。
こういうことってもちろんあると思うのですが。
わたしとしては時短勤務をする上で最低ラインの年収について、自分の中での目標がありました。そして、そこにまったく到達しなかったことで、モチベーションが一気に下がってしまったのです。この先すぐに年収が上がる見込みがないのに、家庭が一番混乱している今この瞬間にここまで頑張りきることに意味があるのか?という気持ちがふくらんできました。
正直、この給料ならもっと楽な仕事がいくらでもあるだろうと思いました。今の自分には負担が多すぎるのです。
ずっと正社員にこだわり続け、新卒(2007年度)からノンストップで頑張ってきましたが、今限界を迎えたのだとはっきりわかりました。

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先ほどの著者の方の言葉を借りて正直に言いますと。
自分の頑張りに対して、会社の提示してくださる対価では頑張り続けることはできませんでした。

今、わたしが大事にしたいのは
自分を楽にしてあげること。
家族が笑顔で暮らせること。
ちょっと心配な収入については、数カ月傷病手当をいただきながら、どうやって今の幸せを維持しながら働くか、ということについて、じっくり考えていきたいです。
だって、働くことがすきなので。
この先働くことをあきらめたくはありません。
でもそれは、家庭やこどもたちとのあれこれが落ち着いてからではないと。

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もしあと1年で人生が終わるとしたら

仕事を辞めていろいろなところをのんびり旅したいなぁ。
海のそばでゆったり本を読むこともしたい。
家族との時間をたっぷりとりたい。

月並みだけれど、子どもたちはいずれ巣立つので、それまでの時間を大事にしていこうと改めて決意しました。

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