視神経脊髄炎の説明で正しいものを2つ選べ。
a. 抗AQP4抗体陰性
b. インターフェロンγが奏功
c. アストロサイトの脱落
d. オリゴクローナルバンド陽性
e. 3椎体以上の横断性脊髄炎
【解説】Cf C35-2015
視神経脊髄炎(neuromyelitis optica:NMO)
http://www.ms.med.tohoku.ac.jp/ms.html
AQP4を強く発現したアストロサイトが強く障害される=GFAPが発現低下
ミエリン塩基性蛋白の上昇 はk
Goel法で使われている固定方法はどれか 2つ選べ
A. Pedicle screw
B. Odontoid screw
C. Lateral mass screw
D. Intralaminar screw
E. Transarticular screw
解説)参考URL:https://www.nakayamashoten.jp/sample/pdf/978-4-521-73256-5.pdf
Goel法 Tan法 両者は C1 lateral mass screw+C
脊髄の海綿状血管腫の説明で正しいものを選べ
A. 大脳の海綿状血管腫に比べ、腫瘍内出血をきたし易い
B. 腰髄に多い
C. 男性に多い
D. 血管撮影で血管集簇を認める
E. 疼痛での発症は稀
解説)B31-2013(公開問題・改題)
頻度:脊髄髄内腫瘍の 4-5%、中枢神経海綿状血管腫の 3-5%。
特徴:大脳の海綿状血管腫に比べ、腫瘍内出血をきたし易い。Ans.a
男女比:1:2.3 で女性が多い。
好発年齢:31-40 歳が多く、次いで 41-50 歳。
好発部位:胸
Hemangioblastomaに関しての説明で正しいものを2つ選べ
a) Von Hippel-Lindau(VHL)病は指定難病である
b) VHL病で合併した腎血管筋脂肪腫に対してエベロリムスが承認されている
c) Stromal cellはbrachyury陽性である
d) 定位放射線治療での腫瘍制御は5年で90%程度、10年で80%程度である
e) VHL病は1/4000の頻度で発生する
解説)財団スライド+SANS 2016+脳腫瘍問題集 Q.20
a) ×V
感染性心内膜炎に伴う脳動静脈に関して誤っているものを1つ選べ
a. 黄色ブドウ球菌や連鎖球菌が多い
b. 感染性心内膜炎に細菌性脳動脈瘤を合併する率は約10%未満である
c. 頭蓋内出血病変を認めた場合、脳動脈瘤は約20%程度合併する
d. 破裂時の致死率が高いため、予防的に手術が推奨される
e. 好発部位は後大脳動脈末梢である
解説)SANS 2019 Q.29改
a. 黄色ブドウ球菌や連鎖球菌が多い どちらが多いかはデータまちまち
b. 感染性心内膜炎に細菌性脳動脈瘤
過重労働による脳血管障害と認定される条件を2つ選べ
a. 発症前1か月間に約60時間を超える時間外労働
b. 発症前1か月間に約80時間を超える時間外労働
c. 発症前1か月間に約100時間を超える時間外労働
d. 発症前2か月間~6か月間にわたって、1か月当たり約60時間を超える時間外労働
e. 発症前2か月間~6か月間にわたって、1か月当たり約80時間を超える時間外労働
解説)卒中専門医試験11-4抜粋
HP:https://www.mhlw.go.jp/ho
Q1. UCAS Japanについて誤っているものを選べ.
a. 20歳以上、直径5mm以上の未破裂脳動脈瘤を対象としている
b. 年間破裂リスク0.95%であった
c. 破裂例の35%が死亡
d. 破裂危険因子に形状(bleb)であり相対リスク1.63であった
e. 中大脳動脈を破裂リスク1としたときの前交通動脈瘤のリスクは2.02であった
解説)UCAS Japanより
・20歳以上、直径3mm以上の未破裂脳動脈瘤を対象としている
・年間平均出血率は約1%
・3割治る