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鳥取大学 2021 医学部

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(2)では、マイナスや1未満の指数関数の扱いに要注意です。言葉足らずでこんがらがるよりか、解答のように徹底的に議論しておく方が無難です。それくらい、指数関数は扱いに要注意です。対数関数の方が実はシンプルだったりしますね。

地方医学部の数学問題で私が注目しているのは、鳥取大学と宮崎大学です。この二つは良問あるいは時々うまいな〜と思う問題を出してきます。
秋田大、香川大、福井大は似たようなスタンダードさ。島根はやや煩雑さ。大分は激ムズが出てくることがある旧医科の名残。山口大がイマイチ。佐賀大・高知大はもともと問題解決型入試問題である意味AO入試をそのままセンター試験後の二次試験に導入していた黒歴史時代があり、結局一般の記述入試にここ数年前に戻った経緯があります。なので共通問題で出題されるため難易度がうんと下がりました。上記に挙げました大学は秋田大以外はもともと昭和後期の単科医科大学時代の名残もあり医学部専用問題らしい難解さだけが独り歩きしている大学(大分)もあれば、他学部の問題と大体同化してしまい難易度自体が暴落した医学部(高知や佐賀)、医学部単独なのでささやかに難易度を上げている大学(香川や福井)そして医学部問題の難解さと他学部問題のスタンダードさがミックスされた絶妙に良いハーモニーの問題を出す宮崎・鳥取大学の2つはそういう意味で評価できます。山口大は問題のセンスが無いというか、見た目がよろしくない問題というか・・・

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