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相手からの印象が良くなる聞き方

姿勢に表れる精神状態 その場の気持ちは言葉にしなくても姿勢に現れます。 オープンポジション(開く姿勢) リラックスしている状態 両手を広げ、足を開き、軽く胸を張る 全身が開いたような姿勢で説得しやすい クローズドポジション(閉じる姿勢) 緊張や悲観、嫌悪感を抱いている状態 腕や足を組み、全身をすくめるような姿勢 会話中にこの姿勢だと、相手に不快感や不信感を与える可能性がある 基本姿勢としてオープンポジションで聞き手に回ることで、印象をよくする第一歩となりま

    • 人からの頼みごとが断れない

      飲み会の誘われたけど行きたくないな 仕事にあふれて自分の時間がない 頼み事や人からの誘いを断れず悩んでいる方が多いと思います。今回は相手に不快感を与えない断り方、自己主張の仕方を記事にしました。これを理解できれば、あなたのための時間が増えます。それでは解説していきます。 相手に不快感を与えない主張の仕方不快感を与えない主張の仕方は「主張的反応(アサーション)」が最も良いです。 主張の仕方には3つのパターンがあります。 主張的反応(アサーション、アサーティブ) 非主

      • 聞き方で印象が変わる!?(パートナー編)

        読者の悩み 相手の話を聞いているのに「聞いて」と言われる 話をしている時に機嫌が悪くなる 会話が盛り上がらない、続かない 本記事の内容 こんな悩みを解決できる内容になっています。この記事の「聞き方」を理解できればすぐに実践できます。それでは紹介しますね。 相手からの印象が良くなる聞き方1. オープンポジションで聞く その場の気持ちは言葉にしなくても姿勢に現れます。リラックスした姿勢は両手を広げ、足を開き、軽く胸を張っている、全身が開いたような姿勢(オープンポジシ

        • 高齢の家族との関わり方:作業療法士が教えるポイント

          読者の悩み おじいちゃん、おばあちゃんが少しずつ体を動かせなくなってきた。 家にひきこもるようになってきてどう関わればいいかわからない。 本記事の内容 高齢者の身体的な代表的な変化 10選 精神的な変化 5選 コミュニケーションのコツを教えます。 私は作業療法士として5年ほど病院で勤務しています。患者さんはほとんどが高齢者で、様々な理由で入院しています。そこで学んだことや気づいたことを、ノウハウとして発信していきます。 1. 高齢者の身体的な代表的な変化 10

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          スピリチュアルカウンセラーとは?

           スピリチュアルカウンセラーは、霊的な視点からクライアントの悩みを解決に導く専門家です。彼らはタロットカードや占星術を使うこともあり、クライアントに対して深い共感と理解を示します。スピリチュアルカウンセリングは、通常の心理カウンセリングと異なり、宇宙や天使など超越的な存在の導きを重視します。 目次 スピリチュアルカウンセラーとは スピリチュアルの語源・由来 スピリチュアルカウンセリングの技法 クライアントからのスピリチュアル スピリチュアルカウンセラーが目指すもの

          スピリチュアルカウンセラーとは?

          作業療法士の仕事を教えます!

           今回は私の職業について解説します。そもそも、作業療法士という仕事を聞いたことがありますか?理学療法士や柔道整復師はよく知られていますが、作業療法士は国家資格にもかかわらず、あまり知名度が高くありません。その理由については後ほど説明しますので、まずは作業療法士の仕事内容から紹介します。 作業療法士とは? 作業療法士は、Occupational Therapist(OT)とも呼ばれます。これは「理学療法士及び作業療法士法」に基づく国家資格で、厚生労働大臣の免許を受けて医師の

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          手術後が成功しても人が変わってしまう!?~せん妄を理解し温かみへ~

           今回はせん妄について解説していこうと思います。 みなさん「せん妄」という言葉をご存知でしょうか。一般の方は聞きなれない方がほとんどでしょう。医療従事者であれば一度は聞いたことがあるかと思います。「せん妄」は「認知症」と誤解されることも多く判別しにくい病態です。しかし、発症してから早期に適切な処置や対応をとらないと2次障害に陥り、生命予後に関わることもあります。  ご自身の家族が病院から退院して「以前と何か違う」「変わってしまった」と感じている方は解説の中から少しでも改善の糸

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          セラピストが覚えた方がいい筋肉の略語集~上肢帯編~

           今回は臨床でセラピストが覚えた方がいい筋の略語集を作成してみました。  病院やクリニックでは医師のカルテは英語の略語表記が多く新人セラピストは初見でわからないことも多いでしょう。  診療、手術記録からすぐにカルテを読み解けるようにするため事前に略語を理解しておく必要があると思います。  しかしながら、医療略語は辞書になるほど量が膨大であるためその都度調べるには骨が折れるかと思います。  臨床場面で使用されやすい筋肉を抜粋し一目みてわかるようにまとめていますので是非、活用して

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