人からの頼みごとが断れない
飲み会の誘われたけど行きたくないな
仕事にあふれて自分の時間がない
頼み事や人からの誘いを断れず悩んでいる方が多いと思います。今回は相手に不快感を与えない断り方、自己主張の仕方を記事にしました。これを理解できれば、あなたのための時間が増えます。それでは解説していきます。
相手に不快感を与えない主張の仕方
不快感を与えない主張の仕方は「主張的反応(アサーション)」が最も良いです。
主張の仕方には3つのパターンがあります。
主張的反応(アサーション、アサーティブ)
非主張的反応(ノンアサーション、パッシブ)
攻撃的主張(アグレッシブ)
それぞれ説明していきます。
1. 主張的反応(アサーション、アサーティブ)
これは自分のことも相手のことも配慮する方法です。以下の手順で行います。
方法
誠心誠意をもって謝罪
断る合理的な理由を説明(自分の意欲や能力によらない理由)
代案を提示
自分の主張をする
例
仕事の場合
Aの仕事が終わっていないのにBの仕事を頼まれた場合:
「すいません」
「Aの仕事を〇時までに提出しなければならないので」
「〇時以降でよろしければ」
「Bの仕事ができます」
友人からの誘いの場合
「ごめんなさい」
「今日は〇〇の予定があって時間がとれないの」
「〇〇日以降なら予定が空くから」
「予定が空いたら私から連絡してもいい?」
断れない場合はありのままの報告しつつ、相談する形で自己主張しましょう。
例
書類の件を頼まれた時: 「わかりました。ただ、〇時に〇〇との商談があるのでそのあとでもよろしいでしょうか?」
4つの前提
誠実であること:正直に心の込めた態度で接する。
率直であること:回りくどい言い方やおどおどした言い方は避け、はっきりとしたシンプルな言葉で気持ちや状況を伝える。
対等であること:立場や年齢に関係なく、相手に敬意を持って接する。
自己責任をもつこと:自分の言葉や判断は自分のものです。相手の言いなりになるのは避ける。
2. 非主張的反応(ノンアサーション、パッシブ)
まったく自分の主張をせずにただ了承してしまうことです。限界を超えて仕事を受け続けることでストレスからうつ病になりやすいです。常に相手を優先し、自分を押し殺す表現です。
3. 攻撃的主張(アグレッシブ)
自分が正しいと信じ、頭ごなしに主張するような表現です。これにより人間関係が崩れやすくなります。
行動パターン
主張的反応
正直に気持ちを表現する
自己主張しつつ相手も尊重
苦手な人には柔軟に対応できる
自分の責任で行動
非主張的反応
引っ込み思案
他人本位
相手の意見に対して黙る
弁解がましい
攻撃的主張
強がる
自分本位に他人の欠点を指摘する
一方的に主張する
責任転嫁する
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