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メタバースのビジネス活用が進む中、我社はどうする?

メタバースという言葉をよく聞くようになりました。今日、多くの企業がメタバースの発展を注視しています。今年の新入社員の入社式や新入社員歓迎会をメタ空間で実施したという話もありました。これは、会社としてのメタバースが自社のブランドをアピールし、製品やサービスを販売する新しい機会を提供すると考えているからです。
今日、メタバースにはいくつかのビジネス・アプリケーションが登場しています。数十億人の利用者が見込まれるメタバースのサービスは、現在のソーシャルメディアプラットフォームを利用するのとは全く異なる方法で、新しい顧客とつながる機会を企業に提供するようになるはずです。

今回は、メタバースのビジネス応用として最も可能性の高いものを紹介します。このテーマをずっと温めていましたが、発表の機会を逃すと古い情報になってしまいます。この世界は本当に、陳腐化のスピードが速いです。

メタバース環境がもたらすビジネスチャンス


現在、いくつかの個別のメタバースが提供されていますが、それらはすべて異なる機能を持っています。
今後、メタバースの標準が定義されることはないでしょう。
もしそうなると、メタバースは現在試行されているのと同様、ブロックチェーンプラットフォーム上で運用される可能性が高いです。
メタバースのビジョンは、高度にインタラクティブで、ユーザー間のコラボレーションを促進する永続的な環境を提供することです。これにより、企業は、既存のデジタルマーケティング活動に加えて、メタバースに特化したマーケティング戦略を立てることができるようになります。

メタバースユーザーは買い物をしたくなる


メタバースは、ユーザーが買い物をする機会が多い場所になるというのが、多くの専門家の意見です。
そのため、小売業をはじめとする大企業からも注目されています。ブランドは、メタバースユーザーに没入感のあるショッピング体験を提供することで、より多くの商品を販売することができるようになるはずです。

現在、オンラインショッピングのプラットフォームは、顧客を引き付けるために、販売する商品の高画質な画像を提供しています。メタバースでは、買い物客はより没入感のある体験をすることができます。

アバターが現実世界と同じようにお店で商品を見ることができると想像してください。例えば、洋服を試着して、どのように見えるかを確認することができます。
メタバースのもう一つの利点は、買い物客から商品に関するフィードバックを即座に得られることです。これにより、既存商品の改善や新商品のアイディアが生まれます。

メタバースにおける新しいデジタル製品


メタバースでは、NFTという形で新しいデジタル製品を販売することができるようになります。
メタバースユーザーはそれぞれ自分のアバターを持っており、ユニークで目立つように購入したいと思うようになるはずです。
メタバースでは、デジタル販売の可能性は事実上無限大になります。メタバースでは、ほとんどどんなデジタル製品も売れる可能性がある。メタバースユーザーは、いくつかの所有物を手に入れたいと思うでしょうし、それらがユニークであればあるほど、より良いのです。

特別なイベントの宣伝ができる


これまでにも、個々のメタバースにおいて、特別なイベントが開催された例があります。コロナの影響でコンントロール下にあっても盛況でした。なぜなら人が集まることに制約を受けない、バーチャルの環境だったからです。
当然ですね。
しかもこのようなイベントは、参加人数に制限がありません。これを利用して、企業もイベントを開催することができる。
NFTという形でイベントの入場券を販売することもできる。アーティストや有名人とのコラボレーションも可能なのです。

メタバースは新しいソーシャル・メディア


現在、企業はFacebookやInstagramなどのソーシャルメディアプラットフォームで潜在顧客とつながるために何百万ドルも費やされています(米国での調査)。多くの人は、メタバースが新しいソーシャルメディアになると考えています。
2Dのチャットやビデオ通話よりも、はるかに没入感のある体験ができるようになるでしょう。
これは、企業がより多くのリードと売上を生み出すための新たな機会を提供することになる、といわれています。

いかがでしょうか。
今回は、メタバースのビジネス活用というテーマで次のようなテーマに分けお話ししました。
・メタバース環境がもたらすビジネスチャンス
・メタバースユーザーは買い物をしたくなる
・メタバースにおける新しいデジタル製品
・特別なイベントの宣伝ができる
・メタバースは新しいソーシャル・メディア

企業にとっては魅力的だと思います。
あなたの会社にとって、どこが役立つかどうかは、入口の外で議論するより、一歩踏み込んでやってみないとわかりませんよね。

関連note:
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 メタバースをリードするNFTプロジェクトの数々

表紙画像は、     さんにお借りしました。


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